11/23 前夜2230竹芝桟橋---0500三池桟橋
富ヶ浜エリア
11/24 午前 未明から朝までの雨により島内一周
午後 PO壁エリア(中央)
11/25 午前 PO壁エリア(滝の右、右)
1345錆ヶ浜港---1950竹芝桟橋
東海汽船「橘丸」で出発。
港には各宿からお迎えが来てます。
クライマー御用達の宿「薄木荘」20匹近い猫がお出迎え。
部屋で仮眠の後、歩いて20分強の「富ヶ浜エリア」へ
昨晩からの冬の到来により海が荒れていたが、影響受けにくい富ヶ浜は城ケ崎のような賑わいに。
まずは「磯ひよどり5.9」から。出だしが悪く、アップには隣の「ジャムの学校5.9」の方がお勧め。
「磯ひよどり5.9」
次はルート図をどう読み違えたのか「ビードロ模様5.10b/c」を「コージーコーナー5.10a」
と思い込み、濡れ濡れの中ギリギリでトップアウト。
その後出だしのハングが印象的な「御前5.10b」を登って午前中は終了。
「ビードロ模様5.10b/c」
「ジャムの学校5.9」
御蔵島に圧倒されながらの帰り道
スーパーへ「遠~い寄り道」して島の焼酎「雄山一」缶ビール多数、つまみ、買出し後、宿の美味しい手料理を頂く。
食事中猫達は外で大人しくしてます。
翌朝、未明からの雨のため午前中はスクーターで島内一周。
ザキミヤは人生初のスクーター運転!!
レンタルバイク屋さんが丁寧に指導してくれましたが、、、
最高速度20Kの自転車並みのスピードで島内一周スタート。
空には三宅島空港から離陸したばかりの調布行きの飛行機
30m断崖のサタドー岬に行くと宿の車があり、同宿の高校生が宿のおじいちゃんと釣りに来ていました。(高校生とはフェリーでも隣り、また前夜夕食では釣果の刺身も、、、ご馳走さまでした!)
釣り師2人の話では、さききほどまで断崖上でドラマ撮影が行われてたとか。
ひょうたん山では昨日富ヶ浜に一緒に登ってたパーティとも会いました。
岩が乾くまではやはり観光です。
1983年の噴火の際に溶岩で埋まってしまった阿古小中学校。
今は火山体験遊歩道となっています。
昼過ぎに宿に戻り午後からはメインエリアとも言えるPO(Pacific Ocean)壁へ。
PO(Pacific Ocean)壁全景
下の写真中央が「MIYAKE INTRODUCTION5.9」訳あって写真左の「カラスマンバトル5.10a」から手をつけたが、シオシオであったことも有りグレード以上に悪く感じた。
気を取り直して「MIYAKE INTRODUCTION5.9」を登る。
スケール、内容とも素晴らしいルートでした。
この日は明日の最終日に登るルートを観察して早めに終了。
「見返り御蔵5.10c」で苦労している別パーティ
三段ハングの「喜島三宅5.10c」
宿に戻ると親父さんが車を貸してくださり、同宿の釣りの高校生を連れて3人で温泉施設へ向い癒され、今日も美味しい手料理を頂いた。
これは翌朝の朝食、、、
最終日は流石に身体も慣れてきたのか精力的に登れた。
PO壁入口の「飛沫の中5.9」でアップ、
PO壁中央部に移り、昨日から観察しておいた「ネックウォーマ5.10b」オンサイト!!
スケールがあるので終了点からの眺めが素晴らしい。
トップロープで隣の「見返り御蔵5.10c」もやってみるもののトポのコメントどおり、甘いハンドジャムが難しくどうにもならなかった。
「ネックウォーマ5.10b」無事オンサイト
「喜島三宅5.10c」を登る予定だったが、3段ハングがあり回収不能の恐怖にビビり
「積み木くずし5.10a」を登った。
ルートは屈曲しており途中に不安定そうな巨大チョックストーンもあり、非常にワイルドだったがこちらも無事オンサイトできた。これはこれで面白かった。
「積み木くずし5.10a」滝右から撮ってもらった。
宿に戻り港に送ってもらうまで、同宿の6人パーティと猫達と遊ぶ。
そして出港と言えばやはりこれ、、、
さかなクンのように魚に詳しい、例の高校生が鯨が潮を吹いているのを教えてくれた。
(ちなみに彼の家には300Lというバスタブより大きい水槽があるとのこと!!)
初めての三宅島ツアーであったが、クライミング以外でも、宿のおじさん、おばさんはじめ、猫達、同宿の6人連れ、釣りの高校生と楽しいひと時を過ごせました。ありがとうございました!!