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10/6 晴れ/曇り/霙
10月初旬の3連休は、紅葉目当ての登山客も多く、10月6日朝方に到着したにもかかわらず、沢渡の駐車場はどこも満車と渋滞といった有様。
僕たちも車を止めれるところがないかアチコチ移動して、なんとか適当なところを見つけ準備開始。
タクシーを拾い上高地へと出発。
上高地のレストランで朝食を取り、登山届を提出して7:30出発。
想像以上に人が多く、明日以降の山行が少し心配になる。
今回は、テント、寝具一式をかついでの北尾根を超えての穂高登頂であるため、荷物がかなり重い。
徳沢園から少しゆくと新村橋、橋を渡りゆっくりと中畑新道を目指す。
中畑新道の登りは、いつ来てもキツい。
周りの景色が少しづつ黄色や赤の葉に変わり、奥叉白の池が近づいてくる。
中畑新道を左にトラバースすると視界が開け奥叉白の池と紅葉が僕たちを歓迎してくれた。
僕たちの他に5-6張りのテントがあった。
紅葉を楽しみながら、お茶を飲み、お酒を飲み、食事を取り、就寝準備。
天気が少しずつ悪くなり、かなり寒い。
夜になり、霙となる。
明日の登山に影響のないことを祈りつつ、就寝。
10/7 晴れ/曇り
4:00起床、食事を取り6:30出発。
奥叉白の池周辺は、霙の影響は無いが、前穂高岳や北尾根の側壁は白く雪化粧している。
昨日登って来た道を少し戻り、北尾根の5.6のコルを目指して登る。
途中のガレ場は、岩雪崩を起こさないように気を使いながらトラバースする。
ガレ場を越えて道を見失い、結局4.5のコルから北尾根に取り付く。
先行パーティーが数パーティ入っている。
北尾根核心部、三峰の順番待ちが気にかかる。
四峰の頭に出たとき、北尾根三峰には、数パーティが取り付いており、順番待ちをしているパーティーも5パーティもいた。
3.4のコル到着10:00、登攀準備と体を冷やさないように着込んで順番待ち体制に入る。
結局、4時間またされ14:00登攀開始。
テラスごとに順番待ちをしながら、16:30前穂高岳山頂を踏む事ができた。
当初の予定では、奥穂高岳山荘でテントを張る予定でいたが、時間オーバーと下山の混雑を考え、岳沢にコースを変更した。
岳沢の下りは、ヘッドランプを点けての長くキツい下りだった。
10/8 快晴
岳沢の朝は、かなり冷え込んだ。
テントのフライは、我々の寝汗が氷ついてバリバリになっていた。
温かいお茶を飲み、朝食を取らずに、6:00出発。
写真を取りながらゆっくりと上高地を目指す。
上高地に到着し、あずさ川のほとりで穂高岳を眺めながらレストランで朝食を食べた。
やはり穂高は、いつ来ても良いところだ。