2014329 木曽御嶽山 登頂

日付 2014/3/29(土) 天候 晴れ→曇り 参加 武藤(CL)、塚越、高橋、宮崎、佐々木、阿久津(投稿)

Photo https://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums/5996364453978025025?banner=pwa



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おんたけ2240(7:30)到着→ゴンドラ乗車(8:25)→三笠の森駅(8:40)→王滝山頂(10:50)→剣ヶ峰(11:20)山頂で昼食 剣ヶ峰(12:00)→王滝山頂(12:10)→三笠の森駅(13:20)

当初、3/29、3/30の二日間で『木曽御嶽山』 『西穂高岳』へ行く計画をしていましたが、天気がもちそうなのは3/29(土)だけだったので、『木曽御嶽山』のみ登頂してきました。
恵まれた天気の中、出発地の「おんたけ2240スキー場」に到着。各自、登頂準備を整えてゴンドラに乗車、15分程乗車して三笠の森駅(標高2245m)へ到着、ここから登山を開始します。

登山開始して早速ハプニングが発生!!なんと、塚越さんが持って来たスキー板が破損・・・下山で使用する前に使えなくなる。鳥居を通って登頂開始、最初は平坦な森林参道が40分ぐらいつづきます。森林を超えると王滝山頂までの夏道ルートと積雪期に登れる斜面がでてきます。今回の山行では、皆で積雪期に登れる斜面で登頂しました。今日の天気は暑かったため雪質はザラメ状態でしたが、王滝山頂付近は標高もあり雪はある程度締まっていました。


登頂中は中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、富士山を見ながら贅沢な山行、しかし春なので霞みかかっていてクリアには見ることができませんでした。



王滝山頂から剣ヶ峰へは約30分程で到着。山頂からは乗鞍岳、北アルプス、白山を見ることができました。天候も終日穏やかで風も弱く、山頂でのランチも快適でした。
下山は緩んだザラメの雪を楽しんで下山しました。スキーで下山の高橋さんはあっというまに下山。塚越さんは補修したスキー板でretry!しかし、板は耐えきることが出来ず破損!結局、板を担いでの下山でした。



三笠の森駅からはゴンドラに乗車して快適に下山です。参加いただいた皆様、お疲れ様でした。
終日運転の高橋さん運転お疲れ様でした。




2014321-22 八ヶ岳天狗尾根ルート赤岳登頂

日付 2014/3/21(金)~3/22(土) 天候 21日(晴れ→曇り→雪)22日(快晴) 参加 水島(伊)(CL)、高橋(SL)、武藤、重盛、宮崎、簑島、大野、大手、阿久津(投稿) 計9名  Photohttps://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums/5993671372244719057

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                     美しの森駐車場にて集合写真

3月21日(金) 
美しの森駐車場(7:50)→出合い小屋(10:30)→赤岳沢天狗尾根取付き(10:48)→幕営地(13:28)→幕営完了(14:40) 宴会開始(15:00)→就寝(20:30)

3月22日(土)
起床3:30→出発(6:15)→岩稜帯(7:40)→大天狗核心(11:00)→稜線(12:10)→赤岳山頂(12:40)→真教寺尾根から下山開始(12:50)→牛首山山頂(16:20)→美しの森駐車場(19:00)


今回の3連休は当初、北アルプス鹿島槍ケ岳東尾根ルートを登頂する計画を建てていましたが、当日になって天気には勝てず3月21日(金)降雪による雪崩の危険があるため、急遽、中央道諏訪湖SAにて作戦会議を実施して天気の心配が無い八ヶ岳『天狗尾根ルート』へ変更になりました。

3月21日(金)
晴れ時々曇りの天候の中、出発地点の美しの森駐車場に到着する。各自、登頂準備を整え7時50分に駐車場を出発、長い林道道を歩きながら(トレースは多かった)約1時間30分程で地獄谷へ到着、そこから更に1時間程進んで出合い小屋に到着する。
長い林道を歩く



小屋の前で休憩中


小屋から天狗尾根取付きまで赤岳沢を登って行く。いざ取付きに到着して一気に傾斜を駆け上がっていきます。高橋さんと武藤さんが先頭でトレースを付けて行くが、直ぐ後方にいる僕(阿久津)が重さでラッセルをひたすら破壊していく始末・・・、後方から登ってこられた方達に迷惑をかける。大変申し訳ありませんでした<(_ _)>



また、オマケに今年は積雪量が多いらしく木の枝が低い位置にあるため、歩行するのに一苦労する。木の枝が邪魔する急斜面を一気に駆け上がって行き、標高2200m地点にて本日の幕営地を決める。

                   到着、そうそうに幕営準備をする

なんと、今回の山行から『ESPACE 7人用テント』がデビューとのこと、ただサイズがかなり大きく割と傾斜がある場所を選んだため結構な整地作業を実施する。


15時、整地&テント設営完了後、直ぐに宴会スタート。山岳会に入会する前までの僕は単独だったので、大人数での宴会はかなり新鮮で楽しく、山岳会先輩達のカラミがかなり楽しく幸せの時間でした。宴会を開始して気づくと20時過ぎで寝る時間になり20時30分に消灯。

                  おニュウのテントで楽しく一杯?(笑)

3月22日(土)
3時30分起床、無風、快晴の天気。色々準備をして6時15分にスタート。
樹林帯を抜けていくが昨日と変わらず木の枝が歩行を邪魔してくる。樹林帯を1時間30分程登り切ったら、岩稜体でる。これから、天狗尾根ルート名物『小天狗』『大天狗』の取付きがスタートする。

人生初めての冬山バリエイションルート登頂は凄く刺激を受ける。一歩一歩が楽しく新鮮である。
山岳会の先輩達のサポートを受けながらルートをクリアして行く、気づくと大天狗の核心部へ到着しており、高橋さんのサポートを受けながら核心部をクリアする。核心部をクリアすると今度は稜線まで続く雪庇歩きが待っている。しっかり、アイゼンの食込みを確認しながら登っていく。






大天狗の核心部から1時間少しすると稜線へ出てくる。そこからは、赤岳山頂まで残り少し、この時点で既に充実しておりバリエイションルートの楽しさを再認識する事ができました。



稜線から30分程登ると赤岳山頂に到着。人生で初めての冬山バリエイションを無事に登頂する事ができました。\(^o^)/登頂出来た余韻つかるのも束の間、滞在時間5分程で下山開始。


下山ルートの真教寺尾根はアプローチが長いならしく下山時間がかなり心配される。下山時に大野さんが昨日からの体調不良が響きペースダウン、それでも皆で力を合わせて無事に下山する事ができました。下山時にヘッドランプが必要ない時間に下山したいと話していたが、最終的にヘッドランプを出す事になる(+o+)



人生初めての冬山バリエイションルートを登頂する事ができました。本当に参加して頂いた全員の方達に感謝感謝です。ありがとうございました。あと、ラッセル破壊して皆様に迷惑を掛けてすみませんでしたm(__)m

2014031 八ヶ岳 硫黄岳登頂

参加者:CL武藤 宮崎 伊三雄 阿久津 報告:佐々木
アルバム:https://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums/5992104986136862993?banner=pwa




16日(日)の夜中に武藤さんが迎えに来てくださり、八ヶ岳に向けて出発。最初が私で2番目が今回入会後初の山になる阿久津さんだったのですが、電話をかけてもつながらず。寝ているのかも、ということで先に伊三雄さんちに向かいました。そこからも再度、阿久津さんに電話をかけるも、やはりつながらず。「今回は残念だけど…」といって、宮崎さんのうちに向けて走り始めました。しばらくしたら、プルルルル。阿久津さんからの電話。「何度かかけたけどつながらなかったよ。」「えっ?着信なかったです。」「ありゃ、電話番号違ったのね。これから向かいます(^-^;」
というわけで、無事5人で八ヶ岳に向かうこととなりました。
6:30に駐車場を出発。12月に来たときよりも雪がかなり増えていました。でも、積もった雪が踏み固められ割りと歩きやすかったです。
9:00前に赤岳鉱泉到着。いくつものテントが張られ、アイスクライマーでにぎわっていました。ここで寒さ対策のオーバーパンツをはき、サングラスをかけました。天気がとてもよく、太陽の光が眩しかったです。

そこから先の登りが私はとても大変でした。少し進んでは息を整え、次第に強くなる風にフラッとなりながらも後ろから武藤さんが温かく励ましてくださり、なんとか稜線まで出ることができました。稜線での風はまさに風速20メートル以上!ピッケルを積雪にさしながらゆっくり登っていきました。目の前に硫黄岳の頂が見え、左右には美しい山々の姿を見たとき、かなり一人で感動していました
。(やっとここまで来たー!)
11:00前に硫黄岳山頂到着。ゴーゴーという風の中を伊三雄さん、宮崎さん、私はザイルでつながれ安全確保。しかし、あまりの強風に立ち止まる、進む、よろけるを繰り返し、15分ほど進んだところで、引き返すことに。赤岳への縦走が叶いませんでしたが、あの強風の中行くことはかなり厳しかったと思います。


13:00赤岳鉱泉到着。あったかいラーメンがめちゃおいしかったです。40分くらいお店の中でくつろぎ出発。なぜか小走りで下りました。(いくつものパーティを追い越しながら笑)
15:20無事に駐車場着。


念願の雪山2500メートル越え登頂にほんとに大満足の山行でした。みなさんに励ましていただき登頂することができました。泣きそうでした。感謝感謝です。ありがとうございました\(^-^)/


佐々木佳奈

西上州 荒船山艫岩 昇天の氷柱(アイスクライミング)

日付 2014/03/15(土)

天候 快晴

参加 塚越、高橋(投稿)

時間 内山峠(9:00) - (9:50)一本水(10:10) - 取付(10:30) - (13:30)終了点(14:30) - (15:30)内山峠

写真

投稿 
今シーズン、自分はアイスクライミングで西上州エリアに足を踏み入れ、裏谷急沢、犬殺しの氷柱、相沢奥壁氷柱、神津牧場(インディアンサマー広場)と登ってきて、もう一つ気になってたところが、今回訪れた荒船山 艫岩 昇天の氷柱!

先週JECCのAさんが登ったという情報があったものの、週半ばの高い気温と雨があったため、「駄目かも・・・」と思いつつ、「やっぱり行きたい!」ってことで、半ば強引に塚越さんを誘ってやってきた。


朝は冷え込んでたので、期待は膨らませて内山峠の荒船山登山口から出発!

約1時間の一般登山道歩きで、一本水に到着。

ここで準備を済ませ、北面に出て、艫岩をトラバースしていき、目当ての「昇天の氷柱」基部へ。
丸1月以上、アイスクライミングをやってないことを気にせず、1P目のリードを頂く!

登りだすと、上手く体と頭が働かず、すぐに腕とふくらはぎがパンパンに・・・オマケにバイルが抜けなくなる始末・・・悪戦苦闘の末、なんとかビレイ点へ。

同じく1P目でふくらはぎをやられた(笑)塚越さんが、2P目へ!
普段なら、敢えてギリギリのところを攻めるところだが、今回は突破が第一!ってことにして、傾斜の緩いルートで登っていく。


2P目を登ると、写真で見たことのある狭い3P目(これでも発達してる方らしい)が現れる。

傾斜はそんな強くないので、躊躇なく突っ込む・・・そして苦しむ(笑)!
狭いので、体勢が自由にできず、ちょっとアンバランスな状態で登っていく感じ。


とは言っても、登れない程じゃなく、苦労しながらも突破し、塚越さんをビレイ!

そして最終の4P目・・・これが更に狭い(笑)!


ツルベなんで、ここは塚越さんにリードしてもらうが、なかなか厳しそう・・・って、フォローで登ってみたら納得。
狭さと、被った笠が、3P目迄に浪費した自分の腕とふくらはぎにキタ!

それでも、テンションなんぞ掛ける訳にはイカンと、最後まで踏ん張って、なんとか突破!

これで、今シーズンのアイスを無事に終えられる・・・ってことで、祝杯!

塚越さん、今シーズン落としたかったランキングTOP3の昇天の氷柱に付き合ってくれて有難うございました。


今シーズンのアイスは少しハードルを上げてたので、まずまずの成果あり!
でも、目標のルートに行くには、更なるレベルアップが必要なんで、来シーズンはもっと頑張ります!

(また、今シーズンも、あと1、2回は計画してますが・・・)

20140309 不老山ハイキング(春の市民ハイキング下見兼)

日付:2014、3、9
天気:曇り
参加:水島伊、佐々木、早川(投稿)

新松田駅集合―向河原バス停―不老山登山道入口―番ヶ平―不老山
(8:10)(8:25〜9:10)       (10:30)(11:40)

不老山―県境尾根分岐―送電線鉄塔―富士見橋―駿河小山駅
(13:00)                 (15:15)

アルバム:https://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums/5989158748530674737?banner=pwa




 例年になく先月の大雪の影響が心配される中 市民ハイキングの下見
を兼ねて不老山に登って来ました。急にもかかわらず 伊三雄さんと、
佐々木が参加してくれました。
以前、世附キャンプ場からは、登った事がありましたが、平成22年の
集中豪雨で通行止めとの情報があり、今回は 古市場から登りました。

バス停から河内川にかかる吊り橋を渡り、梅林を抜けるとすぐに登山道
となります。急な細い上りもありますが 歩きやすい道で無理なくハイキングを
楽しめました。番ヶ平手前から雪が残り、標高があがるにつれて2、30cm
の積雪があり、ちょっとテンションが・・・・
当日のハイキングペースで登ったので、さほど疲れもなく頂上につきました。
思ったほど、ハイカーが少なくて、静かな山頂に 金時山でも迎えてくれた 
可愛い金太郎像がありました。、思わず写真を撮りたくなりますよ。
この日は、あまり天気が良くなかったのですが、晴れれば 富士山も望めます。

情報通り、世附キャンプ場方面は通行止めで、頂上で知り合った方から林道経由の登山道も
荒れた箇所があるとのことで、県境尾根コースで下山する事にしました。

下山は、距離がありましたが、不老山をこよなく愛する物知り古老!?の道標がいくつかあり、
必見です。

林道コースの分岐からすぐのところと、最後堰堤に下りるところは、要注意!!
そこまで下りれば 後は 駅までもう一息。
3月のハイキングとはいえ、まだまだ真冬の気温でしたが 楽しい一日でした。

下見をして・・・
松田駅は、トイレの数が少なく、当日混雑が予想されるので、トイレの心配のない山北駅からバスで
行こうと 思います。

感想:伊三雄
谷川岳一ノ倉沢の左方ルンゼを計画したが、今年の寒気は全く異常で、今年は谷川岳での雪壁登攀は、無理かな?
僕が市民ハイキングの担当の時には、いつも下見に付き合ってくれた早川さんが今回は、リーダなので最優先でこの山行に参加させてもらいました。
残雪が多く、楽しいハイキングができました。

雪崩講習会 受講報告

日付 2014/3/9(土)  天候 晴れ
主催:神奈川県山岳連盟
場所:谷川岳
受講者:宮崎・岡田
受講コース:ビーコンを初めて使う人対象のコース
講習概要
【午前】
・ピットの作成
   断面観察 結晶観察
・弱層テスト
   バープテスト スコデップコンコンプレッション 
・プロビング
 
   突いた時の人間と石等の感覚の違いを確認
・埋没体験
【午後】
・ビーコンの使い方
・リサーチの練習
   十字・渦巻き
・ビーコン不携帯者の捜索方法
   組織的ブローブ捜索
・埋没者の救出
   V字法・埋没者の掘り出した後の保護と搬出
   『V字法』-ブロブで埋没者の深さを確認したらその1.4~1.5倍の距離の所から水平に掘り出す。掘った雪を掻き出す為、幅広く(V字に)掘り始める。
・シュミレーションのデモストレーション


感想
 「雪崩に会ったらどうするかではなく、いかに雪崩に合わない様にするかを学んで欲しい。」とのお話が印象的でした。
また、雪崩に於いて、ビーコンがいかに有効かという事も理解できました。
(電波が3方向に飛ぶ物が圧倒的に捜索の時間が短かったです。)
場面 場面に合わせ必要な道具を揃え,道具を使いこなせる様に練習しておく事が必要だと思いました。(岡田)
 


 

2014_03_09 海金剛 スーパーレイン クライミング

日付 2014/03/09(日) 天候 晴れ 参加 高橋(CL)、塚越、武藤、重盛(投稿)

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Commnent:
この日は西伊豆、海金剛のスーパーレインを登ってきました。
前日の城が先でのクライミングの後、雲見温泉に宿泊している皆さんに合流すべく、朝4時前に茅ヶ崎を出発。雲見温泉は思ったよりも遠かったけど、早朝で空いている海岸線をドライブするのはなかなか気持ちが良かったです♪
雲見温泉からの景色。富士山が雲から顔を出していました。

朝8時前には皆さんと合流し、武藤さん号に乗り換えて雲見オートキャンプ場に駐車。
 
ここから来た道を少し戻ると海岸方面への明瞭な踏み跡があるのでそこをたどって30分程で取りつきまでたどり着きました。
海岸線への下降は岩がもろくて結構悪く、先行パーティーが残置してあったロープをお借りして懸垂下降。ぼろぼろのトラロープもありましたが、しょっぱなにごぼうで降りた高橋君がひっぱったらちぎれたそう^^;
 
今回は先行高橋&重盛ペア、後発に塚越&武藤ペアで行くことに決定。事前にルート図をみて途中10aのピッチが3ピッチ続いていたので、外岩では10aのルートを2本しかフラッシュ&RPできたことのない私にはちょっと来るのが早いかなと心配していました。なのでかなり緊張…。
 
1ピッチ目はトポで言うところの1ピッチ目(5.7)、2ピッチ目(5.8)をつなげてフェースの基部まで。前半は灌木も多く楽しく登れました。最後のトラバースがちょっと怖いけど、高橋君が向こう側でビレイしてくれていたのと、後ろには塚越さんが登って来ていたので心強く、意外とすんなり通過できて良かった。

1ピッチ目の出だし部分
1ピッチ目最後のトラバース
 
2ピッチ目(5.9)はクラックに沿って左上したあと、フィンガークラックに沿って右上。この後は難しいピッチが続くのでここでリードする?と言われてちょっと迷いましたが、弱気モードの本日はフォローに徹することに。すいません…。
 
2ピッチ目の出だし
 
私は写真に写っているちょこっと乗っこすところがなかなか通過できず、後ろにいた塚越さんのA0しちゃえという言葉に導かれ!?カムを使って通過。その後の右上する所が意外と悪かったと皆さん言っていましたが、私はここはなぜかすんなり登れました。身長の違いのせいかな?武藤さんはロープを掴んで登ったらしいです(笑)
 
3ピッチ目(10a)は逆くの字クラック。前半の右上するところはワイドクラックでかなり恐かったです。相当苦労した後レイバックで耐えつつなんとか気合で突破。リードは相当怖いんだろうなぁ…。
ワイドクラックを右上するところをリードする高橋君
3ピッチ目の後半のクラックをフォローで登っているところ。眼下には素晴らしい景色が広がっているけど観る余裕なし(笑)登り終えた武藤さんの精根果てた表情ともう能力の限界だ!という言葉にみんな大笑い。
 
4ピッチ目(10a)は仙人クラック。核心部以外はそんなに難しくなかったですが1っ箇所カムがなかなか回収できずに苦労して、結局後発部隊の塚越さんに回収していただきました。後から回収する時のコツを教えてもらいましたが、注射器のように押すのではなく引っかけた人差し指と中指をひくようにするとのこと。職業柄ついついね…^^;笑 核心部はフレークっぽくなっていて、手は結構バッチリ効いたので、登り方さえわかればという感じですが、その楽な登り方をみつけるのが難しい…。でもそこが面白いところでもありますよね。
仙人クラックの核心部を通過中の高橋君
仙人クラックを登り終えた塚越さん
 
5ピッチ目(10a)は出だしのところがバランスが取りづらく核心部。実際登ってみるとほんと難しくて何回もフォールしちゃいました。そして気持ち的に負けてしまった私は結局カムを掴んでA0。A0ってくせになっちゃいますね。情けないけどこれが今の私の実力なんだろうなぁとへこみつつ、次回こそはと心に誓うのでした…。出だしの部分以外はガバばかりで簡単と言われましたが、かぶっているところが苦手な私はここでも苦戦。後ろにいた塚越さん&武藤さん、お待たせしてスミマセン。そしてビレイしてくれた高橋君、パワーを使わせてスミマセン^^;
5ピッチ目の出だしの部分~乗っこす部分
なんとか乗っこす部分を通過して一安心
 
そして最終ピッチの6ピッチ目(5.9)。もう難しいところはないと一安心していましたが、何気出だしで離陸するのが難しい。すぐ上にみえているガバが取れれば、あとは簡単なカンテを登るだけでしたが、5ピッチ目で苦戦しすっかり弱気になった私は、登れる気がしません~と弱音吐きまくりでした^^;
6ピッチ目の出だし。左上するクラック沿いに登ります。足をしっかり決めれば意外とスムーズに登れたとの武藤さんの言葉に自分は手をきめることに必死になっていたかもと後から反省。
 
なかなか登れない私にしびれを切らした塚越さん、しょうがねえから自分の肩を使いなと。そんなの恐れ多くって…という私に『ショルダー』って言ってそういう登り方もあるんだよと武藤さん。終了点を目の前にしてここで敗退するわけにもいかず、後ろめたさ満載で塚越さんの肩を踏んづけて登りました^^;更にはそれでもガバに手が届かず、もういいから頭も使っちゃえという塚越さんのお言葉に、ヘルメットを踏んづけてなんとか突破。人の頭を踏むなんて人としてどうなんだ!?という複雑な気持ちにさいなまれつつも終了点に到着しました~笑
 
頂上に到着!
素晴らしい景色を眺めながらしばし休憩 
 頼りになる会のベテラン勢。一緒に登ってくださりありがとうございます♪
 
下りはシングルロープ2本での懸垂下降。シングル2本だとさすがにロープの流れが悪くて大変でしたが、心配していたロープの回収は特に問題なく、取りつきまで下ることができました。
登ってきたルートを下から見上げるのは格別な気分です^^
 
最後に車を停めた駐車場で記念撮影をして終了!
 
今回は皆さんにお世話になりっぱなしでしたが、素晴らしい景色を眺めながら和気合々と登ることができてとても楽しかったです。今回オールリードで登ってくれた高橋君も、3年前にはじめて塚越さんと来た時は厳しかったとのこと。私も次回来る時にはせめて数ピッチでもリードで登る&A0はしないことを目標に頑張って練習しようと思います。
 
一緒に行って下さった皆さん、本当にどうもありがとうございました♪