富士山 双子山(雪上訓練)

日付 2011325
天気 晴れ
参加 伊三雄さん 塚越さん 谷口さん 高橋さん 橋本さん 渡邉さん 岡田

500茅ヶ崎出発 ⇒ 730富士御殿場口 ⇒ 930双子山 ⇒ 1400下山

訓練内容
1、雪上歩行
2、耐風姿勢
3、滑落停止訓練
4、スタンディングアックスビレイ
5、コンティニアス(大阪方式)

 雪上訓練って何をするのかしら? みなさんに迷惑をかけないかしら? 
ワクワクとガチガチの緊張で当日の朝を迎えました。

430分にピックアップして頂き、7時過ぎに御殿場口着。 すでに沢山の車が止まっていましたが、なんとかスペースを見つけ駐車。
準備を始めるとスパッツのチャックが壊れていました。渡邊さんにテープを頂き伊三雄さんに応急処置をして頂きました。ハッキリ言ってそうとう格好悪いです!!見た目の悪さと準備の悪さに凹みながらのスタートです。(渡邊さん伊三雄さんありがとうございました。)
 

双子山までの途中『キックステップ』を教わりました。こんな大変な歩き方していたら双子山まで歩けない!と思い、控えめの蹴りで歩いていると「もっと強く蹴り込もう!!」と伊三雄さん。・・・はい、頑張ります。
双子山中腹に着いた時はヘロヘロで緊張なんて忘れていました。里を見ると黒い煙がモクモクと上がっています。野焼きでした。炎の線がゆっくりゆっくり動いて行く様は不思議な光景でした。

ここでいよいよ訓練開始です!まず『雪上歩行』と『耐風姿勢』を教わり、次に『滑落停止訓練』です。腹這いになった時に膝を曲げるのを忘れたり 手を引き付けるのが足りなかったりとかなり難しいです。みんなは基本姿勢から応用に移っても全然出来る気がしません。・・・悔しいなぁ。
休憩の後は『スタンディングアックスビレイ』と『コンティニアス(大阪方式)』を教わりました。目的の止める事よりお尻で雪を滑るのを楽しんでいたような・・・?

 訓練が終わり 双子山の山頂へ空荷で向かいました。訓練の途中から雲が切れて富士山の山頂が見える様になっていました。歩き始めは「時間が有れば富士山の山頂まで行けそう!?」と錯覚したのに、バテ気味で双子山の山頂に到着。せっかく登ったのに即下山の時間です。下りは楽々♪などと思っていたのは束の間。下りもけっこう必死でした。]
 
 富士山も雪上訓練もめちゃくちゃ楽しくて 少し辛かったです。分からない事 出来ない事ばかりでみなさんにかなり迷惑をおかけした事と思います。丁寧に根気良く面倒をみて頂き、本当にありがとうございました。

 追記 後日3日間は全く手が挙がらないほどの筋肉痛でした。滑落停止訓練が効いちゃったみたいです。(-_-;)

藤沢J-Wall

日付 2012/03/17(土)
天気 雨
参加 塚越さん、岡田さん、高橋(投稿)

写真 <
https://picasaweb.google.com/110771324764284100517/_20120317_Jwall>


Comment
雨で外岩に行けないならジムだ!!という塚越さんの提案に、岡田さんと高橋が乗って3人でJ-Wallへ。
着いてみると、最後の駐車スペ-スになんとか車を停められるほどの盛況っぷりで、ジムにも沢山のクライマ-が登っていた。
みんな久々(自分に至っては生涯度目)のジムで、まともに登れるのかなぁ・・・?という心境で準備をする。

とりあえず、この前の湯河原でフリ-クライミングデビュ-した岡田さんへのロ-プ講習から。

その岡田さん、最初のスラブをいとも簡単にクリア!

(後で聞いたけど、2ヶ月間の集中的にジム通いをしていたそうな。)

ヤバ!自分よりも全然上手いかも?と少し負けん気が出たので、岡田さんより(少しだけ)難しい課題にチャレンジし、なんとか登る。

さすがの塚越さんは自分より難しい課題をなんなくクリア。


疲れてきたけど、頑張る岡田さん

自分も折角だからと、積極的に登るが、4時間ぐらい遊んだら、腕がパンパン・・・。
みんなも疲れてきたとのことなので、本日は16:00で終了~!

全然上手く登れなかったけど、雨の日を有効活用できたので、満足できました。

八ヶ岳 石尊稜

2012年3月3日(土) 快晴 日帰り
メンバー: 蓑島  高橋  伊三雄(記)

茅ヶ崎(4:00出発)⇒相模湖IC⇒南諏訪IC⇒美濃戸口(8:00)~(10:30)赤岳鉱泉(10;40)~(11:40)石尊稜取付き直下:登攀準備(12:00)~石尊稜登坂~(15:00)縦走路(15:10)~地蔵尾根分岐(15:30)~行者小屋~南沢~美濃戸山荘~(18:30)美濃戸口⇒下山



八ヶ岳は、冬期登攀の入門ルートであり、20代の頃は、先輩に連れられ阿弥陀岳南稜や赤岳主稜などを経験し、小同心や大同心、中山尾根や阿弥陀岳北西稜その後は、裏同心ルンゼを詰めて大同心を登攀したり、美しの森方面の天狗尾根、旭岳東稜と権現岳東尾根を登り、ここから谷川岳や鹿島槍ヶ岳北壁、滝谷へとステップアップしたことを思い出す。

昨年は、高橋と十数年ぶりに中山尾根を登攀し、今年は高橋、蓑島の2名と初めて石尊稜を登ることになった。
昨年は、高橋がまだ経験不足もあり、僕がオールリードで登攀したが、今回は、ここまでのトレーニングの成果を見るため、高橋、蓑島の両氏にリードをお願いし、僕は景色を楽しみながら登るつもりで参加した。

当初の計画では、3/3-4の2日間で登る計画であったが、3/4は天気が崩れるとの予報から急遽3/3の日帰り登攀となった。

天気は快晴で、3月にも関わらず、八ヶ岳は真白い衣をまとい、登攀意欲を掻き立てた。
岩も気候もコンディションがよく、何もかもが我々を歓迎してくれているかのようである。
赤岳鉱泉から三叉峰ルンゼ入口まで順調にすすむ。
途中から2名の先行パーティと合流する。(長野県松本市のパーティ)

彼らは、用事があり石尊稜取付きまでラッセル訓練を行い、その後引き返すとのことで、登山道を外れた沢筋から石尊稜取付きまでの膝上(ところにより腰上)のラッセルを石尊稜取付きまでやってくれた。このパーティのおかげで1時間近く行動時間を短縮出来たと思う。感謝である。

石尊稜下部岩壁の取付きは、3ルートある内の真ん中のルートを選択する。
出足が悪く、ちょっといい気になってフリーソロで登ってみたが結構悪い、最初のランニングビレーまでの距離もあり、高橋と蓑島では、厳しいと判断し、最初のビレーピンまで登りヌンチャクとシュリンゲで途中まで下降し高橋のザイルを受け取り、そこで高橋のビレーを行い、高橋の登攀開始、僕を追い越し、ザイルを伸ばす。
岸壁はすべて薄氷に覆われ、ピッケルもなかなか利かない。
思った以上に難しい登攀となる。

アイスクライミングの練習がよかったのか、高橋は順調にザイルを伸ばす。
雪の影響もあり、ランニングピンが見つからず途中の木を利用してビレーを取る。

約45mで第1岩峰の登攀終了。
2番目を蓑島くんが登る。
前日に400CCの献血を行い、今ひとつ調子が上がらない彼だが、登攀は順調であった。

壁にぶら下がりビレーしてたせいもあり腰が痛い。
高橋のOKの合図で登攀開始。
見た目よりかなり悪い、高橋は練習不足のわりによく登ったなと感心する。

ここから先は、時々現れる雪壁と尾根歩きを繰り返し、最後に急峻な壁を縦走路目指してトラバースで終了する。第1岩峰終了点からザイルを出すことはなかったが、雪の状態によっては、ザイルが必要な場所もあると思う。

今回は高橋がほとんどリードをしてくれたため、予定通り、景色を楽しみながら登攀できたことがよかった。

でも日帰り山行は、50歳を超えると思っていた以上に厳しいものだ。
来年度は、会の後輩と小同心クラックを久々に登ってみたい。

八ヶ岳 南沢小滝、大滝アイスクライミング

日付 2012/03/10-11(土日)
天気 10日:小雪のち曇、11日:晴れ
参加 塚越さん、橋元さん、渡邉さん、高橋(投稿)

写真 <https://picasaweb.google.com/110771324764284100517/2012031011_>


Comment
今回の計画は歩行距離が短いため、比較的遅めの出発・・・に予想外のチェ-ン規制渋滞が加わり、12時に美濃戸口から歩き出し始めることに・・・。

こんな中途半端な時間にも関わらず、同じ境遇の数パ-ティが登っていた。

南沢大滝下のテン場に到着した時、事情により内容は公表できない事件が塚越さんに・・・(次回集会の酒のツマミに)。

気を取り直し、テントを張ったら、すぐに小滝で明日の大滝に向けての慣らし!
小滝はかなり発達してて色々とルートが選べたので、塚越さん、高橋が左右に分かれてリード、橋元さん、渡邉さんが後に続く。

自分と組んだ橋元さんの1本目の登りが上手くて驚いた。
2本目も!と思ったら、急に調子が・・・仕事が忙しく、暫くぶりだったのですぐに腕がパンプとのこと。
お疲れ様です。

自分は楽しくて薄暗くなっても登ってたら、慣らしどころか疲れ果ててテントに戻る。
本当に美味しかった渡邉さんの手作り豚汁をいただき、酒をちびちび(?)飲んで、21時ぐらいには就寝・・・。

起きたら快晴!谷で日は当たらないが、無風のため、寒くもないので意気揚々と大滝へ!
まだ誰も取り付いておらず、貸切の大滝(の易しいルート)を自分がリードするも、氷の硬さと高度感に苦戦して、命さながら支点まで辿り着く。

次は、渡邉さんがアイスクライミング初リードにチャレンジ!

暫くすると、下からぞくぞくとパ-ティが上がってきて、あっという間に、大滝に5~6本のロ-プが垂れ下がる。
そんな中、ど真ん中のルートを塚越さんがかっこ良く登る!

登りきったら堪能できる最高の景色も味わえたが、手がパンプしてて上手く撮れず・・・。

今季のアイスクライミングの締めくくりとして、思いっきり遊べ、また、来季の行先を妄想しながら、本当に楽しい山行となった。


参加してくれた会のみんな、絡まったロ-プを解いてくれたパ-ティ、笑いを提供してくれた夫婦、有難うございました。