20161229~31 南アルプス・塩見岳

日付 2016/12/29(木)~31(土) 天候 晴れ  参加 塚越(CL)、渡邊、宮崎、竹沢、久米、重盛(投稿) アルバム : https://photos.google.com/share/AF1QipO84B-TeAwPE03VQmALXsSLpJyFILqOoRdvvYjlbSE-z6U9aujbiWZqgWfe0lzK-g?key=M2prWVhPdEo3d08tTGlmSGNVREtydUJKVUpMcFBB

2016年の登り納めはメンバー全員がお初の南アルプスの塩見岳に行ってきました。

鳥倉林道の冬期ゲート前に車を停めて雪がちらつく中出発!ここから延々と2時間くらい林道歩きが続きます。おしゃべりしながら丁度良いウォーミングアップかも。
  
鳥倉登山口からはひたすら登りが続きます。これまでのんびりペースだったのに登りになったとたんに先頭の塚越Lがペースアップ。けして早すぎるわけではないのでしょうが、10月頭の下の廊下以来久しぶりの会山行の私はついていくのに必死。林道で抜かされたグループを次々とごぼう抜きして、コースタイムより早い時間今晩の幕営地三伏峠に到着しました。登山道は所々アイスバーンになっていましたが、直前に降った雪のお蔭でスリップすることなく歩けてトレースもばっちりでした。
 

 
塩見岳の展望ばっちりのテント場に早めに着いたので、テントを設営してから景色を眺めるのもそこそこに延々と宴会が続くのでした…。夜はちゃんと満点の星空を青空ならぬ星空トイレから満喫♪
 
次の日は朝4時に起床し、明るくなるのを待ってから出発。お天気は良いけどかなり寒くてお日様がでるのが待ち遠しかったです。


少しずつ空が明らんできた頃本谷山に到着。ここからはひたすらアップダウンを繰り返す樹林帯の中のトラバースが続きます。
樹林帯がようやく終わりに近づき塩見岳の全貌がみえてきた頃アイゼンを装着。ストックをバイルに持ち替えて最終アタックに備えます。最近寒さに弱くなった私は、いままで絵的にいけていないため使用を控えていたスマートウールの目出帽も15年ぶりくらいに装着してフル装備で臨みます。格好悪いけど暖かい…。目出帽Loveかも。
 雪に埋もれた塩見小屋。ようやく山頂が近づいてきました!


 お天気が良くて周りの展望はばっちり。登っている最中はあんまり見る余裕なかったですが^^;
 山頂に近づくと岩稜も出てきてちょっぴり楽しくなってくる。
 
 ようやく登頂!トレースばっちりで夏より歩きやすかったためかコースタイムより早く到着することができました。明るいうちにテントまで戻れそうで一安心。山頂からの展望は素晴らしくて、以前みんなで登った聖や光岳も見渡せてちょっと感動。しかし風が強いため早々に撤退。




今まで絵的に避けてきたテムレスもいつか使う日が来るのだろうか…。
 
帰路は所々休憩しながら景色を楽しみつつ下山。徐々に風も強まってきたので早めに登頂できて良かったです。
 




 先ほど登ってきた塩見岳をバックに。
 
 
テント場には15時前に戻ってきてまたまた長い宴会が続くのでした…。今回の山行は竹沢シェフが食当を担当してくださり、もつ鍋、年越しそば、ハヤシライス(和牛たっぷりですごーく美味しかったです♪)などなどいつもと違ったメニューで楽しめました。どうもありがとうございました。
 
最終日は明るくなったら早々に下山。地元の温泉に向かいましたが、まさかの休館日だったため、諏訪湖SA温泉で汗を流して明るいうちに帰宅できました。最後にまさかのトラブルがありましたが…(笑)
 
ご一緒してくださった皆様どうもありがとうございました! 
 

2016.12.25 ジョーゴ沢(大滝&乙女の滝)

日付 2016/12/25(日) 天候 晴れ
参加 吉野(CL)、永田、ガンマー(投稿)


赤岳鉱泉の寒い夜が明けた・・・


いや、格段寒い訳ではない。ただ防寒着を忘れただけだ。
酔っぱらってシェラフカバーをするのを忘れただけだ。
インナーを忘れただけだ。


2週前よりも氷が溶けていたので寒いはずはない。


乙女の滝は先行パーティーが多く断念。永田さんはその下を笑顔で登っている。
わざわざ・・・好きだなぁ(^_^;)


ジョーゴ沢のナイヤガラの滝に行くつもりが混み混みで大滝へ。
※大滝も結局激混み


抜けるので先に行かせて欲しいとお願いされたので譲ったが、リードは遅いしビレーが邪魔、セカンド以降は全員がテンションかけながら「休みまーす」と、だらだらと登っている。よく先に・・・と言えたもんだ。待たされ寒かったがエリちゃんのダウンに包まれ抱かれて最高のクリスマスとなりました。エリちゃんメリクリ、チュッチュ♡

右は難しい様だが、左はカウンターが出来ればなんてことはない。
でも楽しいラインでした(^^)

大滝後は貸し切りの乙女の滝
やはりリードは怖いが達成感はたまんない!信頼出来る(愛する)吉野さんにビレーを任せクライムオン!落ちることはなかったが計画的テンション2回しながらトップアウト。 右から登ったが左へのトラバースが何とも怖い(+_+)


長時間待たせてしまったのか、永田さんは登らず早々に・・・テントに戻っていた。




 吉野さんガンバ❤

ガンバ❤ガンバ❤


良い特訓が出来、良い週末となりました。
雪がなく、美濃戸まではまだまだFFのスタッドレスで十分に行けました(^v^)

2016.12.24 アイスキャンディー

日付 2016/12/24(土)   参加 吉野(CL)、山口(絵)、永田、ガンマー(投稿)




クリスマスイブこそ暇な4人(?)が集まりました。
てか去年一緒にイブを過ごした永田さんは今年もメリクリ・・・。運命の相手ってこういうことか??


ジョーゴ沢を計画していたが寒さに負けて(小屋で雪崩のリスクが非常に高いとの情報を見て)アイスキャンディーで足慣らし。


やはり自然の中で登るほうが楽しいが、トップロープの安心の中でムーブの練習をするのも良い(^^♪
 



































































































































































































































































































































2016.12.18 富士吉田(佐藤小屋)~富士山登頂

富士山吉田ルート

日付 2016/12/17~18

天候 快晴

久米単独


12/17
会の吉田大沢下部での雪上訓練終了後、本隊から離れ佐藤小屋テン場で幕営、速やかに就寝。

12/18
起床(01:30)~出発(03:00)~七合目(05:00)~本八合(09:30)~吉田口山頂久須志神社(11:00)~佐藤小屋(14:30)~馬返し(17:00)

出発時佐藤小屋前で気温-5℃。
樹林帯を進み擁壁の道をジグザグに登っていく。
七合目花小屋付近から雪が増えてくる。
北西の風、偏西風が山体を巻いて吉田口登山中は右から風が吹いてくる。
風速は5㍍位か。アイゼンは良く効き、条件は良く登頂の可能性は高い。
しかし小屋群を進むうち雪が深くなってきて軽いラッセルになる。これは意外な展開でトレースも無い。熔岩の岩場はいつもは半分以上露出してるが今回は頭が少し出てる状態。

時おりモナカになったり新雪だったり登りづらく時間がかかる。
そのうち後ろから3人の若いパーティがやって来たので追い越してもらう。
本八合を過ぎてから平均斜度は30度、硬い氷雪になる。
風速は15㍍位。
頂上から雪を巻き込んで風が波のように押し寄せてくるのが面白い。左右からも突風がくるので翻弄される。
滑落すれば十中八九は助からないので非常に緊張する。
しかしついに狛犬に迎えられ久須志神社に到着。
私の後ろから単独のかたも到着しお互いに登頂を祝う。


ここから最高点の剣ヶ峰へ向かうが頂稜部に出た途端爆風のような風に吹き飛ばされる(大袈裟ではなく本当)。

風速30㍍位で歩行困難なので剣ヶ峰は諦め下山開始。
下山時は疲労と緊張のなかでも集中力を維持しなければならない。
小屋の陰で強風をしのぎ無事の旨を連絡し佐藤小屋まで下山。

今回比較的条件に恵まれ恙無く登らせていただきました。
雪上訓練の成果有りです。

冬の富士山は美しく魅了されます。

2016.12.21 南沢大滝 アイストレ

日付 2016/12/21(水) 天候 晴れ    参加 相原、ガンマー(投稿)






年末の岳沢のトレーニングに南沢大滝。
リーダーからは「要5級リード」の課題が出された。


私は体力や馬力があるわけではない。
アイスがバッチオッケーなわけではない。


岳沢に行くには何か取り柄が欲しいところだが、某ボッカさんによれば私には下ネタやセクハラがあるじゃないかと。いや・・某ボッカさんにはかなわない・・・アイスも体力も頑張らねば(-_-;)


以前来た時は下部が埋まってしまっていたが、こんなに大きいとは。さすが大滝。
圧倒されながらもしっかり氷結していて安心。なおかつバイルの刺さり具合もGOOD!!
頑張ってバイルの刃を磨いたからかもしれないが。



小滝には1パーティーいたが平日なので大滝は貸し切りでした。


緊張したが課題はクリア(計画的テンションは1度したが)。
トップロープ(技術面)では華麗なムーブも、リード(精神面)では泥臭いムーブになってしまうのが情けない。


あとは本番でどう臨機応変に・・・スピーディーかつ安全に登れるかだ(^^)v





2016.12.17 富士山雪上訓練

当初この雪上訓練の計画は、遭難対策委員の重盛さんが進め、多数の参加者を取りまとめてくれました。体調不良で参加できなかったのが残念でしたが大変な作業をまとめていただきありがたく思っています。
【行動】
馬返し9:00出発~11:20佐藤小屋付近~12:00富士吉田口駐車場方面斜面~12:20雪上訓練開始~15:00雪上訓練終了~下山

【参加者】
講師、投稿:伊三雄 塚越 武藤 斎藤  山口(美) 吉野 阿久津 相原 早川 穴井 渡邉 瀬沼 竹沢 宮崎 安波 冨澤 久米 海保 和田

【訓練内容】
1、キックステップでの直登と下降
2、アイゼンなしでのトラバース歩行(登りと下降)と旋回の練習
3、滑落停止訓練(各自それぞれの訓練を3回以上練習)
  ①滑落時の基本的な態勢の説明と練習
  ②頭から落ちた場合の基本的態勢に戻ってからの滑落停止
  ③後ろ向きに落ちた場合の態勢の修正と滑落停止
4、スタンディングアックスビレイの説明と練習(各自3回以上練習)
5、大阪方式によるコンテニアスの説明
6、久米さんは、翌日富士山登頂

 
 風が強く寒い1日でした。



 各自3回以上の反復練習




 スタンディングアックスビレイの練習(各自3回以上)