2016年7月 白毛門沢

日付 2016/07/31(日) 天候 晴れ 参加 穴井、富沢、ムトウ(投稿)
アルバム:https://goo.gl/photos/4Lcy5BdCz84VPbjFA

8月11日~13日の夏合宿の南アルプス 野呂川の支流 扇沢~北岳登頂に備えて、上越の
沢登りをM宮さんと計画したが、M宮さんは前日のハードな山行により意気消沈となり、上記の3人で行く事になった。
午後から天気が崩れるとの予報が出ていたが、早朝は快晴を感じさせる、青空が広がっていた。
白毛門登山口の駐車場には10台を超える車が既に駐車してあり、混雑の予感が。。。
昨年に比べ、水量が少ないと思われる、沢を遡上する。
ハナゲの滝も直登が出来そうな位の水量でした。

本沢最大の15mの滝は高巻く
快適にグングンと高度を上げる
危ういところは少なく、快適に登る
水流が無くなり、30分程で、白毛門頂上に到着。
蒸し暑く、太陽がギラギラと照り付ける中、1.5時間の下山で、汗だくになり、オッチャンとお嬢は
思わず水流に飛び込み、快適快適!暑さも吹き飛びました。
お疲れ様でした。













谷川岳一ノ倉烏帽子奥壁中央カンテ~国境稜線


日付2016/7/30 天候 朝曇りから少雨、のち曇り時々晴れ 参加 水島伊(CL)、宮崎、齋藤、竹沢(投稿)

一ノ倉の名クラッシクルートを登り、一ノ倉まで抜けるコースを取りました。出だし雨で思いの外苦戦しましたが、概ね快適なクライミングを楽しめました。ヘトヘトながらも、何とか帰りのロープウェーにも間に合い、大満足な一日でした。


4:30谷川ロープウェー駅駐車場―5:30一ノ倉沢出合―7:20中央カンテ取り付き―13:00終了点―14:40一ノ倉山頂―15:40肩の小屋―16:45天神平ロープウェー駅



テールリッジ通過中、雨が降り始め、岩がしっかり濡れてしまった・・・。









齋藤―宮崎、水島―竹沢 ペアで登攀開始


P目、バンドをトラバース後直上だが、本来直上するカンテが濡れて滑って登れず(写真)、バンド上部をトラバースして濡れている部分をカット。









2P目、Ⅲ級のなんてことないスラブのはずがヌメル。こんなはずは・・・。









4P目、時折晴れ間も出てきて、急速に岩が乾き始め、しっかりとフリクションが効くようになる。快適、こうこなくっちゃ!













5P目、齋藤さんリード、5-6m程のチムニーで壁の両面を使い立体的に登る。ホールド・スタンスが細かく、少々悪い。また、ピンは上部までない。リードだったら嫌そうだ。







7P目、変チと合流して本日のハイライト、薄かぶりV級。齋藤さんは、スリングを使わずに登ったようだ。ホールドはあるのだが、スタンス細かく、体が上がらず私は迷わずA0









10P目は烏帽子岩基部を抜け、草付きでヌルヌルのルンゼだった(写真なし)。いやらしさは本日一番のピッチで、かなり時間を費やしてしまった。




笹薮の踏み跡を、国境稜線まで1.5時間程度登る、暑い!。途中の岩場で、1ピッチだけロープを出した。



















一ノ倉岳山頂。













ロープウェイの最終1700にあと2時間チョイ、間に合わない気もしたが、全員大急ぎで天神平を目指す。私は普段のトレーニング不足で一人遅れる。皆さんの体力には感服しました。


















肩の小屋で、集合写真。この後、もう一時間飛ばして、何とかロープウェーに間に合った。本当にしんどかった。








久しぶりに、アルパインクライミングが出来て、とても楽しい1日でした。個人的には、体力が課題ですね。


7/29 乾徳山 中央稜・第一岩稜

日付 2016/7/29(金) 天候 晴れ 参加 重盛(CL)、重盛友人、ガンマー(投稿)
アルバム:https://goo.gl/photos/dbVfMrgYRiUbw37E8

歳の近い女子が来ると言うことで急遽仕事を休み、重盛さん&友人(女子)のマルチに急遽参加させていただく。


地面が濡れており岩の濡れが気になる。シャモニーの快適なアプローチに慣れてしまった重盛さんと私は暑さも加わり多めの休憩を入れながら進む。
こんな日は沢に入りたい。




ヌレヌレでグチョグチョな懸垂下降で、重盛さんの大切な おニューのザックが汚れる。
沢で使うのも時間の問題。ゼロポイントのきたねーザックは焚火へどうぞ。

踏み跡はまずますあったので迷うことなく取り付きに着く。


中央稜 取り付き
平日ということもあり貸し切り状態。のんびりお話しをしながら準備をする。
よかった、岩は濡れていない。



1ピッチ目
ハングの右を行くとのことだが・・・Ⅳ級?
Ⅳ級ってもっと難しくなかったっけ?

慣れるまで足が滑りそうにも感じたが徐々にフリクションの効きがよくなる(感じる)。
ガバガバすぎて、もっとガバガバなところがないか探してしまいヘタに時間がかかる。

3ピッチの予定だが、どこでピッチを切るかよく分からない。

ハングを越えた先のリッジでピッチを切る。


2ピッチ目は噂通り残置が無くなる。
2~3か所、カムとスリングで支点をとる。
浮き石や高度感はあるがサクサク登れて快適。

 

3ピッチ目

終了点手前は離れたところから見ると難しそうだが近づいてみるとなんてことはない。


お元気


第一岩稜

せっかく来たし、中央稜だけでは消化不良だったので急遽第一岩稜も。
山頂直下に出る第一岩稜は乾徳山に来たからには外せない。
鎖場手前のトラバースは分かりやすく迷わないと思う。

このまま右にいってしまったら消化不良を増長させてしまいそうだったのでトラバースし左へ。
グレードや本来のルートは分からない。どこかはⅣ級のはず。

Ⅳ級・・・Ⅳ級・・・Ⅳ級・・・・・・・と探しているうちに山頂に着いてしまった。

 山頂にて
婚活?クライミングらしく、IだのOだの爽やかなトークで盛り上がりました。
 下山
開けていると実に爽やか
30代の妄想トーク中。


私の前でも「デート用のアプローチシューズ」を履いていただきたい。

下山後は重盛さんおすすめの「はやぶさの湯」
つるつるになり、新鮮野菜を大量買いして帰りました。
茅ヶ崎のおしゃれ女子 重盛さんの感想では乾徳山はおデートクライミングにオススメとのこと。
簡単で短いルートだけど、彼が全部リードして、あたしはセカンド的な。
ただし!アプローチで汗ビッチョになるので、女子はそこが気になるので注意なのだと。

で、あるからして男性は重森さんといちゃいちゃするのは温泉に入ってからにしていただきたい。

2016年07月24-26日 荒川岳、赤石岳 縦走

日付 2016/07/24(晴れ/曇り), 25(晴れ→雨), 26(雨) 参加 山口美(投稿)、友人

南アルプスは学生時代の夏合宿で縦走した経験があり、大変想いで深い場所です。

その時は北岳〜赤石岳までのコースだったのですが、辛すぎて記憶がほとんどありません!懐かしさもまじえて、今回登って来ました。

07/24(日)

畑薙ダム7:30発のバスに乗る予定でしたが、到着時間が遅れて09:00のバスに乗ることに。
10時頃に登山スタートです。


可愛らしい、手書きの登山口看板

出だしは昨年、会で遡行された赤石沢沿いに歩きます。巨石がごろごろしており、スケールの大きさに「ここを遡行したのか〜。」と思ってしまいます。
沢沿いにトラバースする道は一般道のわりには、ちょっと悪いような。。。荷物があるからでしょうか?

初日は約1,500mアップの日程。コースタイムだと6時間半くらいです。
道はところどころ、急坂になったり、緩くなったりとします。


清水平、水が汲めます! たいへん美味しい水で歴代No.5に入ります。

久々に重さのある荷物をが苦しく、なかなかしんどいです。
この日のヤマテンの予報では18時から雨。なんとか、雨が降る前に小屋に着きたい。。

空をちらちら見ながら、歩きます。夕方になるに連れて、ガスが出て来ますが、幸い、雨は振りませんでした。17時に千枚小屋へ到着し、早出早着の鉄則を初日から破ることに汗


千枚小屋にやっと到着。

07/25(月)

天気予報だと昨日の夜は雨の予想でしたが、雨は降りませんでした。ラッキー♪
この日の予報は晴れのち霧。


千枚小屋のテン場からは日の出が見えます!


小屋の後ろ手はマルバダケブキの見事なお花畑。

ダケカンバの並木道を超えて、岩稜帯ゾーンに入ります。
ライチョウにも遭遇し、アルプスらしさがぐっと増しました。


親ライチョウ

子ライチョウ(良く見ないとわかりずらいです。。)


千枚岳頂上


千枚岳直下のお花畑

千枚岳直下のまる危マークの箇所は昨年行った、ジャンダルムを思い起こさせるようなルートでした。
特に、一箇所、垂直状に切れ落ちている所がありました。下りだったのと、荷物があるのでバランスが取り辛く、結構怖かったです。


悪沢岳頂上付近 この頃から、お天気が。。


悪沢岳の下部のお花畑①


お花畑② お天気のせいで、素晴らしさが伝わりにくい!


荒川小屋に到着。と同時に雨が強く降って来ました。
この日はせめて赤石避難小屋まで行きたかったのですが、友人の体調が不良ということもあって、荒川小屋に泊まることに。


夕飯はカレー食べ放題!カレー、スパイスが効いていて美味しいです!
荒川小屋は中もキレイで、この周辺の小屋で一番オススメです。

07/26(火)

目が覚めると雨音が...。この日は終日雨の予報でしたが、見事に当たりました。
椹島発の最終バスが14時なので、間に合わせるべく04:30に出発しました。


下界の雲海

小屋を出発してしばらく降ってましたが、赤石岳に近づくに連れて、雨→ガスに変わりました。風がちょっと強いです。


赤石岳の登山道はザレ&石の道


赤石岳頂上 立派な標識


一瞬、ガスが晴れて富士山が!

よっしゃ、あとは下るだけだ!と思いましたが、椹島までは標高差が2000m。そんなに下るの!?と思いました。


赤石岳のお花畑。雰囲気が北岳に似てます。

雨が降っているせいか、赤石小屋までの沢沿いトラバース道で足が滑らないか不安になりました。なんだか、年々トラバース道に弱くなっている気が。。


赤石小屋 週末は大盛況だったとか。

赤石小屋付近から、雨の具合が下界モードに突入しました。普通に降っています。
「椹島ロッジまであと90分」という看板を過ぎたくらいから、もう足が無理です、状態になってしまいました。スピードが出せません。

バスの時間が〜!となんとか歩いて、ギリギリ間に合いました。
椹島ロッジに13:40着。


車道に出る最後の階段

今回のルートの一部は一度、通ったことのあるルートでしたが、ほぼ記憶にありませんでした笑
前回は登山を初めて間もないということもあり、とにかく歩くだけで精一杯でした。
今回は記憶を保つ余裕はあったので、昔に比べてちょっとは成長したかな、と思いました。

今度は今回行けなかった、聖岳に行きます!