小川山クライミング修行!!

日付 2013/06/22,23(土日) 天候 晴、雨 参加 柴田(CL)、高橋、重盛、塚越(投稿) Photo https://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums/5892651617191990433?banner=pwa
天気予報二転三転の後、土曜日も登れそうとのことで、柴ちゃんと
二人で小川山に向かう。

この日世界遺産に決まった富士山

この日高橋、重盛さんはモロクボ沢を登ってから、夜から参戦予定。
ナナーズで宴会食材買出し。クーラーBOXは生物と酒で一杯。

本日は屋根岩2峰のチキチキバンバン11bとかぶとむし12a狙い。まずは
アップで小暮大サーカス。昼食中に雲行き怪しくなりあっという間に大雨
。山荘前の東屋に退避するとあちこちから、撤収パーティ。顔の広い
柴ちゃんはあちこちでご挨拶。

梅雨時の廻り目平はガラガラでした。
小降りになったところで薪拾い。唯一の労働が終われば後は呑むしか
ない。雨が止んだところで焚火に火を入れ、二人を待ちようやく九時前
には合流。その後夜中二時くらいまで、呑んでたらしい。(記憶曖昧)

翌朝は晴れ、マラ岩へ向かい、高橋、重盛のクラック修行。
午前中一杯かかりもしたが、竜の子太郎(5.8、5.7)なんとかクリア。

竜の子太郎2ピッチ目をひーこら登る高橋

柴ちゃんは昨日の痛飲が効いたのか、熱中症状態でこの日のクライ
ミングは諦めた。当方は数年振りのイレギュラー10d、前に登ってた方
のムーブを見てたせいもあり、1落ちでクリア。

午後はカサブランカ10aが開いていたので、トップロープを掛け再び
高橋、重盛のクラック修行。高橋はノーテンだったが、リードは甘くない
と思うよー。

カサブランカを登る重盛さん、クラック登りが様になってます。

最後にマラ岩の川上小唄5.7を重盛さんと高橋でリード&フォロー。
記念写真を撮っておしまい。

重盛リード&高橋フォロー
マラ岩を征服して本日は終了!!


20130622 西丹沢 モロクボ沢

日付 2013/6/22  天候 :晴れのちチョット雨 
 参加  伊三雄 渡邉 高橋 重盛 宮崎 佐々木 斎藤

写真:https://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums/5892646633985304113?banner=pwa




報告:斎藤
622日モロクボ沢

ちょうど一年位前、茅ヶ崎山岳会のみなさんと初めて御一緒させてもらったのがモロクボ沢で、自分にとって一周年になるので記念にまた参加させて頂いた。昨年はF1を巻いたが、今年は直登するというので楽しみだった。F1に到着したところ、水量が多く断念した。F2からF5まで大きな釜を持つ小滝が連続し、みんな泳いだりしてとても楽しかった。その後、水晶沢に迷い込んだが、高橋さんの機転でモロクボ沢に戻ることが出来た。さらに、途中にボルダリング紛いの小滝があり、何度もトライしたが、抜けられなかったが、水量の多い正面から突っ込んだところ、コンタクトレンズが外れるトラブルが発生、足の集中力は発揮できなかったが、指の集中力が発揮でき、一発で予備のコンタクトレンズが入った。その後、山頂に到着し、恒例の記念撮影後下山。楽しい山行だった。一緒に参加してくれた方々、ありがとうございました。



報告:重盛

本日は以前から西丹沢にしては水量が多くて泳げる!という噂をきいていたモロクボ沢の山行に参加させていただきました。沢登りに行くのは5年以上ぶりだったのでとても楽しみ。
入渓点へは駐車場から30分も歩かないくらいで到着。お手軽で素晴らしいです。沢を少し登ると、今回のメインイベント!!(になるはずだった)F1大滝に到着。降雨の後のためもありかなりの水量で水圧もすごそう…。


リーダー伊三雄さんを筆頭に何人かが滝の直下まで偵察に。ハーケンのうってある場所は水流よりもかなり左よりの壁。ここを登っても滝を登ったとは言えないかも!?アブミの数も足りないし、残念ながら今回は巻くことになりました。

その後はロープを出さずに楽しく登れる小滝の連続。首くらいまでつかる深さの窯もあって泳ぎの苦手な私にはちょっと怖いところもありましたが、みんな水につかって楽しそう♪
 


 
 
ある地点まで進んだ時点で、どうやら水晶沢に入り込んでしまっていることにメンバーが気づく。私も真ん中を歩いていたので、あまり考えずに先頭グループについていったのと、後方から延々と聞こえてくる伊三雄さんと高橋君の痴話げんかに気を取られて(笑)ルートを良くみていなかった。自分でもちゃんとルート図をこまめにチェックしないといけないなと反省。あとは遡行図だけだと距離感がつかめないので、やはり地形図も必要だなとあらためて実感しました。
 


 無事にモロクボ沢に戻った後は、気持ちのよいナメや新緑に癒されながらのんびり歩きます。


最後の詰めでは土の急斜面を登り、藪こぎをしたところで畦ヶ丸への登山道に合流!沢に来ると詰めが一番大変なことが多いけど、今回はそんなに歩かずに稜線に出れました。個人的には藪こぎなんかも冒険心をかきたてられて好きだったりしますが(笑)

 
畦ヶ丸の山頂でみんなで記念撮影をしたあとは一路下山へ。人も少なく静かで陽気もさわやかだったので気持ちよく歩けましたが、白沢峠までの稜線歩きがアップダウンの繰り返しで長かった。今回の核心は下山道でした(笑)
最後駐車場にて片づけをしている時に蛭を発見!西丹沢での沢登りが楽しめなくなるのも時間の問題かもしれないなぁ…。今のうちにたくさん行っておかないとですね。次回はぜひ水晶沢も遡行してみたいです。
 
ご一緒してくださった皆さんどうもありがとうございました!




 

 

源次郎沢

日付 2013/06/16(*) 天候 雨-曇り-晴れ 参加 簑島(CL)、塚越(SL)、佐々木(投稿) 、早川、宮崎、大野
photos: https://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums?banner=pwa&gpsrc=pwrd1#photos/110771324764284100517/albums/5890193336088502273


源次郎沢に行く日は朝から本降りの雨。前夜からすごく天気予報が気になり何度も携帯電話でチェックしていて微妙だなあと思っていたのですが、久しぶりの激しい雨足に(こりゃないか…)と思っていたところ、早川さんと簑島さんから中止のメールをいただき、この雨なら仕方ない、と納得。
ところが、数十分後塚越さんから2時間遅らせば小降りになるから行きませんか、という提案のメールが届き、満場一致(だと思います笑)で催行復活!まだ雨の降りしきる中丹沢の源次郎沢に6人で向かいました。



    蛭対策としてヒルファイターやハッカ油などを全身に振りかけ沢のなかに入っていきました。水はそれほど冷たくはなかったですが雨の影響から水量が増していて滝の勢いもなかなかありました。所々で簑島さんと塚越さんがロープを用意してくださり楽しく沢を登っていくことができました。私は今回が沢登り初挑戦だったので、みなさんが前を譲ってくださり、安心感を持って登れたことも感謝しております。


    道中はいろいろなハプニングもありましたが1日笑って過ごせたのもみなさんのおかげでした。12時頃からはお日様も出てきてランチタイム!沢の岩場でお日様に当たりながらワインも飲めて幸せな一時でした。

F5辺りから天敵である蛭が靴のなかに入ってきたり手に吸い付いてきたりと心が折れかかったのですが、皆さんで励ましあいながらなんとかF10までクリアすることができました。
    登山道に出て山小屋で蛭チェック。私は計7匹ほどが足やジャケットやリュックに張り付いていました。宮崎さんはメットの中に巨大ヒルを発見しびっくりしてメットを投げつけていました。丸々太ったヒルの体内からは大量の血が出てきました…ってヒルネタはここらでもうおしまいにします(笑)

    下山は1時間ほどで全員無事車の場所まで帰ってくることができました。

お日様が出た時のキラキラ光った水面や木漏れ日差し込む新緑がとても眩しかったです。沢登りはまた是非行きたいと思いました。


    参加された皆様、今日は本当にありがとうございました。お世話になりました! by K.S


先週に引き続き沢にはまった4人組はさらに水量を求め、雨空を睨みながら源次郎沢登りを決行しました。 しかし、沢登り初のS氏のことを考え、この先好きになるも嫌いになるもこの沢次第。少々の不安もありましたが。。。。
水量は先週のマスキ嵐沢とは比べ物にならないくらいで気持ちも踊る踊る。年長のH氏の頭から滝に突っ込む意気込みを見せつけられ、若い衆はおおおー、と言いながらも回避。 どうぞ次回、もう少し暖かくなったら是非挑戦してみてください。
全体的な感想としては、この沢は初級とされていますが、それはちょっと疑わしいです。各々の滝の姿も素敵で、そこを登っていくのは気持ちのいいものです。木漏れ日を受けてキラキラしている滝も、木々の間から見える町並みの景色も綺麗です。今回のメンバーもおもろく、一緒に学び合いながら楽しい沢登りができました。濡れて重いロープを担ぎビレーをしていただきましたリーダーの方々に感謝しています。 次回はヒルのいない所でキャンプですか? 楽しみにしています。  by Y.O

J-wall(クライミング)

日付: 2013/06/16(日)
天候: 雨のち晴
参加: 柴田、斎藤、高橋(投稿)
写真: <https://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums/5890125072014360881>

Commnent
本当は小川山辺りに行くはずが、予報より天気の回復が遅れ、結局、J-wallで特訓することに・・・。
仕事に行き詰まったという斎藤くんも加わって、3人で腕がパンパンになるまで!
最近、会で一番頻繁にクライミングに行ってる斎藤くん!
やはり、数段違う柴田さん!
もっともっと修行して、いつかは・・・。
来週は良い天気になりますように!!!!!!!

小川山 烏帽子岩左稜線

日付 : 2012/6/8(日曜日)
天候 : 晴れ時々曇り
参加 : 塚越(CL)、武藤、柴田、高橋、岡田、鈴木(投稿)
Photo 
今回の精鋭5人+酔っ払い1人

 
今回は岡田さんのマルチピッチ第二弾として塚越さんが小川山_烏帽子岩左稜線を計画。
それに今回も便乗させて頂きました。
GWの小川山でのフォールで痛めた足の捻挫が完治せず、当初はマスキ嵐に行く予定でしたが
集会の時に塚越さんから「簡単だから大丈夫だろー」と言われ行く気モードにスイッチが入りました。
足の捻挫も静かにしていれば良いのに、剣や谷川に行っていたら治るものも治りませんね。

登攀報告の前に小川山_烏帽子岩左稜線について少し説明します。
元は「日本登山体系」の奥秩父の章に「位牌岩~左稜線~上部リッジ」というルートが紹介されており、
そのルートを適切なラインで再整備したものです。(新ルート含む)
岩稜歩きや懸垂下降を含めれば全20ピッチ登行距離は500メートルとなります。(山と渓谷の記事によると)
技術的にはやさしいですが、その内容はフェイス・クラック・チムニー・リッジと変化に富んでいます。
フリーにおける難易度によるおもしろさを考える以前に、その小川山離れしたスケールと圧倒的なロケーションという魅力があります。
気持ちの良いスカイラインもありますよー。


今回は塚越さん&岡田さん、武藤さん&柴田さん、高橋さん&鈴木で登りました。




1P 20m 5.6
溝状を登ります。
他のブログには濡れている場合が多いと書かれていました。その場合はよく滑るらしいです。
フォールした記録もあります。












 








1P終了点での今回初めてザイルを組んだ柴田さんと武藤さん










2P 20m 5.7
クラックとスラブです。途中から悪くなります。
塚越隊長に指示を受ける岡田さん。
この後、隊長のビレイにテンションが掛かる。

そして「落ちました~」との声が・・・











3P 40m 5.8 
ダブルクラックを登り、松の木を右に行きます。
中間のスラブの核心をリードする高橋さん。

中間ちょい上が少し悪いんです。
















 

5P 40m 5.4
暫くは快適な岩稜とブッシュの登りが続きます。

ほっと安心出来る所ですが、ヘロヘロの私には恐く感じました。












5P終了点?
今回のメンバーなら?と思う所でも基本に忠実な処置をしていた高橋さん。

遭難対策として大変勉強させて頂きました。









7P 35m 5.7
右からリッジに上がります。
見た目よりもガバガバなんですが高度感はあります。















柴田さんとマルチなんて日が来るとは考えてもいませんでした。
ハイキングか散歩の様な感じなんだろうなぁ。

ここでも真似出来ない柴田ムーブ炸裂!











7P 終了点より
この高度感と景色は素晴らしいの一言に。

中間左上の白い岩が多分”マラ岩”です。
















8P 20m 5.6
”一番恐いトラバース”とルート集には書いてありますが
聞く所によると三つ峠の”八寸トラバース”の方が恐いらしいですよ。


トラバース前の塚越隊長と岡田さん











一番恐いトラバースはこんな感じです。


















9Pに突如現れた変な・・・















9P 終了点からの一枚かと。

<-あんな所での上のポーズを・・・







 

9P 終了点でのランチタイム その①

手に持つのは・・・















その②
昼に食べたのはりんごのドライフルーツ一つだけでした。












10P 30m 5.5
やさしいリッジを超えてクラックの基部へ向かいます。
基部は広く平らでした。
















11P 15m 5.7
10mの美しいハンドクラック

決めポーズをする余裕の塚越さん














クラックリード中の高橋さん


この後は私が登りましたが最後のカムを回収してからが怖かった~。










クラックリード中の武藤さん

この前か後に叫び声が~・・・











こんなロケーションでのビレイなんですよ。


気持ち良いですよね、武藤さん。









この後12P 30m 5.5の歩き




13P 20m 懸垂

ここは振られそうになります。

油断したら振られました。









14P 25m 5.5
正面のチムニーを登ります。
















14P 終了点からの一枚でしょうか。



















15P 10m懸垂+20m歩き


















16P 35m 5.7
ワイドクラック

この上のクラックはフェイス登り可能でした。
このワイドクラックの上で、きるグループも居ますが
我々は繋げました。

ワイドクラック基部からエスケープが可能になります。
踏み後らしきものもあり。












17P 15m 5.8
チムニー
一段上がったらザックをぶら下げての登攀。
結構重く感じました。

三つ峠”権平チムニー”よりもしょっぱいとの話も出ました。
最後の振り返りが恐怖倍増かも。(振り向かないと終わりません。)









チムニー終了間際の武藤さん

片手離してますが、高度感バッチリです。

なんてたって登ったら今回の烏帽子岩の頂上?ですから。

このチムニーの隣に柴田さんがフェイスのラインを・・・
何て話を下でしてました。











まず、今回参加出来なかった方々(特に伊三雄さん)、すみません素晴らしいルートでした。
高橋さんが★★★と書いているのは本当です。

このルートは殆どがナチュラル・プロテクションでの登攀となります。
残置ハーケンは数える位しかありませんし、余り頼りにはならないと思います。
また、クイック・ドロー(ぬんちゃく)よりもスリングをある程度、長さにバリエーションを持って用意した方が良いと思われます。
立木や岩にランニング・ビレイをする箇所が何度か出てくるからです。
クラックはハンドがガッツリ決まり、心地良い登りが出来ますが高度感はかなりの物があります。
チムニー取り付き前のテラスからの眺望もいいです。
取り付きも直ぐですし下降も踏み跡をたどれば1時間掛かりません。
詳しく書くと面白く無くなるので止めておきますが、また登りたくなるルートです。

私としては前日入りして飲み過ぎか酒に弱くなったのかヘロヘロでした。
これはかなり反省してます。バランス感覚が無く簡単な岩稜もドキドキでした。
その為、高橋さんには大変迷惑を掛けました。「本当にすみません。そして有難うございました。」
以後、気を付けます。

皆さん、秋に再度行きましょう。その時はオール・ナチュプロ(?)で