2017.3.29 乗鞍岳 バックカントリー

日付 2017/3/29水) 天候 晴れ 参加 相原  リフトトップ 10時 山頂13時30分 駐車場 14時30分
今シーズン滑りに行けてないので体力トレーニングがてら乗鞍岳にいってきました。
写真は剣ヶ峰山頂。
乗鞍スキー場より、リフト3本乗り継ぎ、ゲレンデトップへ
前日数センチの積雪、先行に3パーティーは富士見岳より滑走との事。
乗鞍岳は自分のみであった。
左が高天原、右のピークが乗鞍岳
位ヶ原につくと風がしだいに強くなる。正面は摩利支天。
穂高連邦がとても美しい。斜度がある程度きつくなってスノーシューからアイゼンへ履き替えひたすら山頂へ黙々とあるいていく。
山頂で酒。これが茅ヶ崎スタイル



山頂から右の斜面を落としていく。所々クラストはあったが、この時期にしては
中々のコンディションだった。

下山後は、乗鞍温泉湯けむりの里の日帰り温泉に入って、松本インター近くの榑木野でそばを食らい帰路へついた。


2017.3.16 丹沢 キューハ沢 沢登り 

日付 2017/3/16(木) 天候晴れのち雪 参加  相原
今シーズン、とても早いが沢始めにいってきた。沢に行きたいというよりは、日本軍?アメリカ軍?の戦闘機の残骸を見たいという思いでキューハ沢に行ってきました。塩水橋から入渓。写真はF1
入渓地点にある飛行機のエンジンは有名。
水は冷たく入る気には全くならず。
核心の7m滝。全ての滝はフリーで抜け、沢全体はぱっとしなかった。上部は雪が積もっており、沢登りとはいいがたいが、気温が上がるとヒルの巣窟になるし、戦闘機の残骸探しの為、我慢する。
沢を詰めあげ1200m付近の支尾根を散策。戦闘機のプロペラを発見。
プロペラ以外にもいくつかの戦闘機の部品や残骸が落ちているみたいであり、奥深い。
不思議な沢始めになりました。

2017年3月25日 唐沢岳幕岩左方ルンゼ

日付 2017/3/25(土) 天候 晴れ 参加 宮崎(CL)、渡邉、早川、穴井、相原、瀬沼(投稿) アルバム : https://photos.google.com/share/AF1QipNjAOoGCETcFIhSuShD1SYzrNGcoOomfh-jlDrO-Hk41QWKxMQd2ekYMPeMz8nONA?key=a3oxRXZHMFUtbnBXWVlBNmZmcEpZc0x3am9HN3Fn


 

コースタイム: 葛温泉駐車場4:30ー高瀬ダム6:00 ー左方ルンゼ出合8:50ー左方ルンゼ終了      
         13:30-左方ルンぜ出合14:30-高瀬ダム16:40ー葛温泉駐車場18:00


今週末、鹿島槍北壁組の相原、穴井ペアが日曜日の天候が悪いという事で、唐沢岳幕岩左方ルンゼ組に参戦! 6人のパーティーで左方ルンゼへ。今回は日帰りなのでスピード重視。相原、瀬沼、穴井ペア、宮崎、渡邉、早川ペアの2パーティーでの登攀、全員が左方ルンゼ初。先週の鹿島東尾根から結構雪が降ったが、取り付きまでトレースはバッチリ!所々、渡渉があり慎重に通過、 取り付きに先行パーティーが一組「ここまでラッセルが大変だった」有難うございます。


この季節としては結構冷え込んでいる中、出発。


高瀬ダムに到着。自分以外はアプローチシューズでここまで!舗装道が長いのでアプローチシューズの方が良い。


ダムの横に氷瀑が・・・・。


沢に落ちない様に慎重に通過。






デブリの中をを登って行く。




左方ルンゼ出合から上部を眺める、中央の氷瀑がF2。


F1はフリーで! 



F1終了点。ここから登攀開始。



F2、穴井リード。いきなりの核心、さすが安定した登りで難なくクリア。




F2出口、ここが氷が薄くフォローでも結構怖い。氷を落とさない様に慎重にアックスを刺す。



F3、相原リード。突っ込み男、プロテクションを取らずにぐいぐい登って行く。




F4、瀬沼リード。ここから傾斜も緩く快適に登って行く。




終了点からの眺め。風もなく最高の天気の中でクライミングが出来ました。




下降は同ルートを懸垂。下を見て右側の壁沿いを下りる。支点は立木、50mロープだと途中でクライムダウンが必要。コンデションによってはかなり悪いかも!60mロープであれば問題なし。
6ピッチ。 



下降中に宮崎、渡邉、早川ペアが登ってくる。F5辺りかな?

 
 
今回は、天気も良く最高のクライミング日和で楽しめました。下山途中で唐沢岳幕岩を見ながら、今度はここを登りたいな~と思いながら帰路につきました。
皆さんお疲れ様でした、有難うございます。
 

北海道アイスクライミング2日目 層雲峡

日付 2017/3/4(土) 天候 風雪参加 渡邉(CL)、吉野、宮崎(投稿)

1日目夕方、JR旭川駅からバスで移動約2時間。層雲温泉街に着きました。
車内から出た途端に、ものすごい風雪、体感マイナス30度くらい、道路もツルツルに凍っていて、ホテルまで着くのも大変でした。この温泉街は、大雪山系の麓にあるので、山が寒波の影響受けている時など吹きおろしがすごいようです。

翌日も、天気は崩れる予報だったので、朝5時にホテルにタクシーを呼び出発。
本日は、マルチビッチの雲居の滝の予定で、銀河の滝のあるのエリアに向かいました。
このエリアは、メインの銀河の滝については、冬でも観光客が気軽に見物に来れるようで、駐車場は除雪されており、売店も整備されています。(売店のトイレは24時間解放されているみたいでした。)

銀河の滝に関しては、タクシー降りてすぐそこに見えて、川を渡る必要があるのですが、恐らく30分もかからないで取り付きまでアプローチできるのではないでしょうか。
雲居の滝は、駐車場から除雪のされていない歩道を、30分ほど歩くと見えてきます。(各滝には看板があるのですぐ解る。)
私たちが行ったときは、雪は締まってましたが、ワカンやスノーシューはあった方がいいと思いました。

歩道を外れて凍った石狩川を渡り、滝の取りつきまでは更に30分くらい。
渡渉があるかと思い長靴を用意していきましたが、今回は必要ありませんでした。






 ところで、この日も、黒岳から吹き降ろす強風と、徐々に強まる雪。
冬の八ヶ岳の稜線よりも寒くて、いつものアイスクライミングの格好+ホカロン5個+冬用ダウンという格好して歩いていても寒いというのに、行く気満々のリーダー&吉野さんの2人の様子に、正直、行くのかー。と内心思ってました。

滝まで着くと、下部は水は流れてましたが、上部は凍っていて、大丈夫そうということで登ることに。ただ、1ピッチ目を抜けたところも、風が強くて寒そうでビレイは大変そうです。1ピッチ目が核心なのですが、あまりの寒さに誰も一番手をやりたがらず、じゃんけんして勝ったリーダーが登ることに。

弱点を突くと、それほど難しくなさそうに見えましたが、前週が暖かかったためか、氷の状態があまり良くなくて、バイルで刺した氷が崩れてフォール。幸いスクリューが効いてて、特にケガもなかったですが、みんなのモチベーションも下がってしまい、降雪も強くなってきたし、移動しようということになり、リーダーにスクリューを回収してもらい、駐車場にタクシーを呼んでエリアを移動しました。
帰り途中、ガスっている中、銀河の滝を登ってるパーティがいましたが、他にこのエリアでアイスをしているパーティは見かけませんでした。

タクシーのおじさんに行先を告げると、「また登るの?」と言われ、「あそこね。」とな勝手知った様子で取りつきまで教えてもらえました。不思議なことに、タクシーでトンネルを抜け一山超えると、風も弱まり、雪も降っていません。

トンネル向こうのエリアは、手前からNAKA滝、初心者向けの雄滝、登りごたえのありそうなパラグーフォールの、3滝が、タクシー降りて数分のアプローチに並んでいます。
本州でこんな手頃なアイスエリアがあったら、人がいっぱいだろうに、今日は天気はよくないといえ、このエリアには2パーティがいるのみでした。アイスやらドライやらを極めたい人には、北海道は最高な環境なんだろうなぁと思いました。リーダーは北海道なら転勤したいとしきりに言ってました。
パラグーフォールには地元のパーティ。雄滝には、はるばる香港から来た2人組が取りついていたので、私たちは、手前のNAKA滝を登ることに。





今年の層雲峡はいいとネットの情報で聞いていましたが、このNAKA滝も、アイスクライミング本の写真で見るよりも太くてよく発達していました。
氷結も、朝の雲居の滝よりもしっかりと凍ってました。

ボコボコしてて登りやすそうだったので、みんなでリードして一本づつ登ることに。
まず、私が一本目。見た目通り、ボコボコしてて登り易かったです。
次、渡辺さんは、裏から回ってドライパートからのスタート。滝の裏にボルトが打ってあって、ドライから滝に乗り移ることができるのです。乗り移ることろが楽しそう。今年導入した、アイゼン一体型のフルートブーツは大活躍で、特にドライパートには有効みたいですね。
最後に吉野さんがサクッと登り、雪も降って来たので撤収しました。

夜は、せっかくなので…。ということで、再び風雪の強い層雲峡戻り、氷瀑祭り見学し、地元のジビエ料理を食しました。エゾシカが美味しかった。


3/5

5:30ホテル前。風雪が止んでいたら行ける所までで銀河の滝という選択もあったがやはり風雪注意報。今日は帰京の日なのでパラグーフォールにかけてみることに。

またまたお馴染みハイヤー(タクシーね)でトンネル先まで行き迎えの時間を告げお金を払おうとすると「いいよ、帰りにまとめてで。」と言われる(笑) 感謝です。

 

アップに昨日は登れなかった尾滝を渡邊さんリードでTRにしてもらい吉野、宮崎さんで登る。

 


昨日よりは晴れて日も差し氷の硬さも柔らいでいるように思えた。

 

続いてパラグーフォール。写真より立派に成長しるみたい。ともに貸切で後続者も居なかった。

 


トポだと40mとあるが支点が遠いと50mロープだと微妙なのでピッチをきる。

 

1ピッチ目、吉野リード、2ピッチ目、渡邉さんリード。垂壁もミックスもこなした渡邉さんは殆どレスト出来ない上部を安定のリードでした。

 


懸垂1回で降りられたので50mロープで大丈夫ということでした。

 

その後各自23本登り終了としました。

 

大函エリアはまだまだ氷瀑が沢山ありアプローチも良く帰るのは残念でした。


銀河の滝、雲井の滝はまたリベンジしたいです。

このトンネルを境に天候が違うのは地形のせいでしょうか、
日本海側の天候に影響があるようです。
ちなみに
 3月に入って気温が10℃前後上昇しまた冬型に戻り風雪強まり3/5は旭川の積雪は10cmだそうでした 
                         投稿 吉野





2017/3/11-12 マチガ沢雪上訓練&西黒尾根

日付 2017/3/11-12(土日) 天候 雪・快晴  参加 宮崎(投稿)、塚越、竹沢、相原、久野、阿久津、穴井、河野、瀬沼、山口(絵)、越野、久米

 初日は、マチガ沢で雪洞作りのトレーニング。
天気が悪く、降雪と強風。マチガ沢は風が抜きぬけてとっても寒かったです。
最初は、雪洞を作るチームと、滑落停止&スタンディングの訓練チームに別れトレーニングし、
午後からは、スノーバー、土嚢袋、スノーボラードで支点を作る練習と、雪崩で埋まってしまった状態を再現する埋没体験を行いました。
雪洞は、みんなが頑張ってくれて、かなり快適な大きさのものができました!(雪洞泊でもよかったかなぁ。)










 支点作りの練習は毎年しているので、段々要点が掴め慣れてきた気がします。スノーバーでも土嚢袋でも、横にしたり、中に雪をしっかり詰めたり、スリングで長く伸ばしそこ掘り込むことで、それなりにしっかりとした支点になるんだなぁと。





 埋没体験は、自分は一度講習会で経験があって、怖かったのでやらなかったですが。
雪崩で埋まると怖いということがよく理解できて、やってよかったと思います。

 今年は、雪山で進退の判断を迷うこともあり、進退の判断のためにも、来年は、雪崩に対する知識をもっと身に着けたいと思うのですが・・・。 








 2日目は西黒尾根から谷川PHしてきました。
天気よく快晴だったので、山頂付近からは続々と人が登ってくるのが見えました。

なかなか充実した2日間でした!参加の皆様、ありがとうございました。