2016年07月24-26日 荒川岳、赤石岳 縦走

日付 2016/07/24(晴れ/曇り), 25(晴れ→雨), 26(雨) 参加 山口美(投稿)、友人

南アルプスは学生時代の夏合宿で縦走した経験があり、大変想いで深い場所です。

その時は北岳〜赤石岳までのコースだったのですが、辛すぎて記憶がほとんどありません!懐かしさもまじえて、今回登って来ました。

07/24(日)

畑薙ダム7:30発のバスに乗る予定でしたが、到着時間が遅れて09:00のバスに乗ることに。
10時頃に登山スタートです。


可愛らしい、手書きの登山口看板

出だしは昨年、会で遡行された赤石沢沿いに歩きます。巨石がごろごろしており、スケールの大きさに「ここを遡行したのか〜。」と思ってしまいます。
沢沿いにトラバースする道は一般道のわりには、ちょっと悪いような。。。荷物があるからでしょうか?

初日は約1,500mアップの日程。コースタイムだと6時間半くらいです。
道はところどころ、急坂になったり、緩くなったりとします。


清水平、水が汲めます! たいへん美味しい水で歴代No.5に入ります。

久々に重さのある荷物をが苦しく、なかなかしんどいです。
この日のヤマテンの予報では18時から雨。なんとか、雨が降る前に小屋に着きたい。。

空をちらちら見ながら、歩きます。夕方になるに連れて、ガスが出て来ますが、幸い、雨は振りませんでした。17時に千枚小屋へ到着し、早出早着の鉄則を初日から破ることに汗


千枚小屋にやっと到着。

07/25(月)

天気予報だと昨日の夜は雨の予想でしたが、雨は降りませんでした。ラッキー♪
この日の予報は晴れのち霧。


千枚小屋のテン場からは日の出が見えます!


小屋の後ろ手はマルバダケブキの見事なお花畑。

ダケカンバの並木道を超えて、岩稜帯ゾーンに入ります。
ライチョウにも遭遇し、アルプスらしさがぐっと増しました。


親ライチョウ

子ライチョウ(良く見ないとわかりずらいです。。)


千枚岳頂上


千枚岳直下のお花畑

千枚岳直下のまる危マークの箇所は昨年行った、ジャンダルムを思い起こさせるようなルートでした。
特に、一箇所、垂直状に切れ落ちている所がありました。下りだったのと、荷物があるのでバランスが取り辛く、結構怖かったです。


悪沢岳頂上付近 この頃から、お天気が。。


悪沢岳の下部のお花畑①


お花畑② お天気のせいで、素晴らしさが伝わりにくい!


荒川小屋に到着。と同時に雨が強く降って来ました。
この日はせめて赤石避難小屋まで行きたかったのですが、友人の体調が不良ということもあって、荒川小屋に泊まることに。


夕飯はカレー食べ放題!カレー、スパイスが効いていて美味しいです!
荒川小屋は中もキレイで、この周辺の小屋で一番オススメです。

07/26(火)

目が覚めると雨音が...。この日は終日雨の予報でしたが、見事に当たりました。
椹島発の最終バスが14時なので、間に合わせるべく04:30に出発しました。


下界の雲海

小屋を出発してしばらく降ってましたが、赤石岳に近づくに連れて、雨→ガスに変わりました。風がちょっと強いです。


赤石岳の登山道はザレ&石の道


赤石岳頂上 立派な標識


一瞬、ガスが晴れて富士山が!

よっしゃ、あとは下るだけだ!と思いましたが、椹島までは標高差が2000m。そんなに下るの!?と思いました。


赤石岳のお花畑。雰囲気が北岳に似てます。

雨が降っているせいか、赤石小屋までの沢沿いトラバース道で足が滑らないか不安になりました。なんだか、年々トラバース道に弱くなっている気が。。


赤石小屋 週末は大盛況だったとか。

赤石小屋付近から、雨の具合が下界モードに突入しました。普通に降っています。
「椹島ロッジまであと90分」という看板を過ぎたくらいから、もう足が無理です、状態になってしまいました。スピードが出せません。

バスの時間が〜!となんとか歩いて、ギリギリ間に合いました。
椹島ロッジに13:40着。


車道に出る最後の階段

今回のルートの一部は一度、通ったことのあるルートでしたが、ほぼ記憶にありませんでした笑
前回は登山を初めて間もないということもあり、とにかく歩くだけで精一杯でした。
今回は記憶を保つ余裕はあったので、昔に比べてちょっとは成長したかな、と思いました。

今度は今回行けなかった、聖岳に行きます!

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