谷川岳ヒツゴー沢


日付 2016/6/26(日) 天候 晴れのち雨 参加 水島伊(CL)、斉藤、重盛、瀬沼(投稿) アルバム :https://goo.gl/photos/1GfRCz5hr3NyyNix6

今回は、晴れれば烏帽子沢奥壁中央カンテ、雨ならヒツゴー沢という事で出発。前日の天気予報では晴れ※新潟県は雨(北西の風)。自分としては晴れた中央カンテを登るつもりで来たのだが・・・・・
谷川岳登山指導センターに着くと、やはり稜線は厚い雲の中、雨も降ってきた。という事でヒツゴー沢を登る事に!水島リーダー曰く、本来この時期は雪が多くまだ登れないが、今年は異常に雪が少ない為、行けると判断。しかし自分は沢登りは初めて、しかも沢の道具は一切なし。不安を抱ながら出発。
ヒツゴー沢トポによると、次々現れる瀞とナメ滝の美しさ、それらを楽しみながら登れるという、沢登りの楽しい要素を沢山持ち合わせた名渓である、初心者にも十分楽しめると書いてある。(2級)



     6:00 谷川温泉奥の駐車場(15台ぐらい駐車可)を出発。



谷川本谷沿いの登山道をたどり、ヒツゴー沢分岐を目指します。登山道入口にはヒル対策の塩水の霧吹きが置いてあります。梅雨時いかにもヒルが出そうな感じですが、案の定大変な事に!気が付くと足に数匹のヒルが・・・・・。


ヒルを気にしながら二俣を目指します。特に迷いそうな所なし、綺麗な沢です。


7:30 ヒツゴー沢分岐に到着。ここでギアを装着。


F2 約15mぐらい、ここでロープを出す、斉藤リードで突破して行く。出だしから3mぐらい所にハーケンがあるが、その後はプロテクションが取れずランナウト。ホールドは多く難しくないが慎重に登る。


立ち木でロープを固定し、タイブロックで確保し登って行く。


F3 いきなりのシャワークライミング、水流の中を直登。ここも斉藤リード、重盛さん、自分と続く。みんなスムーズにのぼるが自分はなかなか厳しい、なんといっても靴がアプローチシューズというよりただのスニーカー、まるで氷のように滑る、これから先が大変だ!水はそんなに冷たくないが動かないと寒い。



こんなところも。



F10ぐらい、かなり高さはあるがホールドも多くロープは出さず余裕で登って行く。

滑る靴にも慣れてきた、ぐいぐい登るが油断は禁物。

水島リーダーも快調に登って行く。

2016.6.11-12 三ツ峠岩登り技術講習会





6月11日(土) 天気:晴れ
参加者:塚越、重盛、永田、斎藤、穴井、山口(美)、久野、河野、瀬沼、越野、伊三雄(投稿)
アルバム:https://picasaweb.google.com/110771324764284100517/6295877417054755681
全員で!(13名)

1、自己脱出(確保中のトラブルから自分の身をフリーにする)
 (1)自己脱出の前の準備(ロープの結び方と反復練習)
 ①プルージック ②バッチマン ③スネーク結び


 (2)確保してんの作り方
 ①ジッヘルは、メインロープとデイジーチェーンで2か所以上取る。
 ②支点は2か所以上使用し、流動分散で確保支点を作る。


 (3)ATC固定方法の練習(ATCを固定し両手を自由にする)
    

 (4)自己脱出
   ①確保中のトラブルで身動きが取れなくなる。
   ②ATCを固定し、両手を自由にする。
   ③バッチマンやプルージックをメインロープにセットし確保支点にセットする。
     ※バッチマンやプルージックが滑っても止まるように目止めする。
   ④ATCの固定を解き、慎重にゆっくりとロープを緩める。
     ※バッチマンまたはプルージックでセットしたメインロープに過重が移る。
   ⑤ATCからメインロープを外し、体が自由になる。
     事故者を救助に向かう。

 2、各種ロープの結び方
  (1)インクノット
   ①リード終了点でのカラビナにセットする方法
   ②立木にインクノットをセットしジッヘルと確保支点を作る。

  (2)ハンマスト結び
   ①ハンマストでの確保
   ②ハンマストでの懸垂下降

  (3)バタフライ結び
   ※コンテニュアスでの中間結び

  (4)テント結び


3、ハングからの脱出(登り返し)

4、アブミの練習

6月11日はベテラン、中堅、新人全員で1日しっかり反復練習をしました。
夜は、富士山と夜景を楽しみながら反省会で乾杯です。




6月12日(日)
安波ちゃんと高橋さんが合流。
午前中は、安波ちゃんには自己脱出を教え、高橋さんはクライミングの基礎技術を教えました。
その他のメンバーは、各班に分散しそれぞれの目標ルートを通しで3本以上登り、三ツ峠の頂上も踏みました。充実した2日間でした。

イェーイ

初めての中央カンテ、ツルベで登りました!

頂上へ向かいます

三ツ峠山頂で!




三ッ峠クライミング(トレーニング)

日付 2016/06/04(土) 天候 晴れ 参加 水島伊、宮崎、斉藤、冨澤(投稿)


駐車場からほぼ上り一辺倒の道を歩き40分クライミングポイントへ。

今日は午前中それぞれのトレーニング、午後は何本か登るスケジュール。

午前:宮崎さん、斉藤さんはアブミトレーニング
    その傍らで冨澤はインクノット・マンマストを伊三雄さんに教えてもらい、懸垂下降の練習。
    その後、中央カンテ~一般ルートを登攀し、懸垂で下降
午後:宮崎さん、斉藤さんは一般ルート~クーロワール~紅葉おろし~山頂
    伊三雄さん、冨澤は草溝ルート~一般ルート~山頂

午前は景色が一望でき陽気で過ごしやすかったが、午後は次第に風が強くなり動かないと寒くなる。
朝から日が暮れるまで、それぞれが目的を持ってトレーニングが出来て充実した時間を過ごせた。



初アブミの宮崎さん

アブミのコツがつかめてきた斉藤さん

外岩2回目の冨澤は、とにかズンズン登るのみ
初の懸垂は怖さなく下降

山に来たからには山頂を踏めることは嬉しい!


十石峠クライミング

日付 2016/6/5(日) 天候 晴れ 参加 柴田、武藤、宮崎(投稿)

甲府幕岩が雨で登れなかったので、初めての岩場、十石峠に行ってきました。
いつものテン場から車で1時間30分以上かかり、アプローチまでの道のりも長く・・・。
あまり人も入らないためか、アプローチの急登も悪く・・・。(フィックスロープがあって助かりました。)
ビレイ中の足場も悪く・・・。
でも、シーズンでもないからか、岩場には誰もおらず貸し切りでした。
 
はじめにかえる岩の「ちゅー(5.9)」をみんなでアップで登りました。
あまり登られてないのか、土々で脆々でした。
次に「アンバランス(5.10b)」を登る。
武藤さんOS、私は核心ではまり、4便かけてRP。見た目は簡単そうに見えたのですが・・・。
最後に、「レインボーダンス(5.10d)」を武藤さん2撃で登り、私はトップアウトならずで、次回の宿題です。
私的にはあまり成果の無い一日でしたが、十石峠は、石灰の薄被りの岩場で、カバが多くて面白い岩場だったので、
今度は是非何本かあるイレブンを狙いに!
(遠いですが・・・)また行ってみたいです。よろしくお願いします。

過去には登れたメインの岩場があったそうですが
(柴田さんの昔のルート図には小林由佳の写真付きで載ってて、スケールが長くて楽しそうだった)、
今では登攀禁止になってしまっているそうで、とても残念です。