2020/02/22-23 御在所3ルンゼ/前尾根

日付 2020/02/22-23(土日) 天候曇後雨、小雪  参加 はる(CL)、つか(投稿)
22日:ゲート07:15-藤内小屋08:00-ロープウェイ終点12:20-藤内小屋13:30
23日:藤内小屋08:45-前尾根P2手前のコル16:00-藤内小屋17:30

昨年から茅ヶ崎の恒例行事?となっている御在所ツアーに参加した。


初参加となる我々は初日、記録的な大暖冬の中、先週記録が上がってたという3ルンゼへ。ちなみに当方昨年来の膝の故障からようやく復活し 今シーズン初アイゼン、どうなることやら、、、

藤内沢出合で中尾根大チムニーに向かった3人と別れ、本格的に雪が現れたのはしばらくしてから


氷が駄目なら引き返そうと考えていたが、それなりに凍っており稜線まで抜けられそうな塩梅。俄然元気が出てきた。


氷が少な目なので慎重にロープは3ピッ出した。





3ルンゼの氷瀑からはわずかな詰めで、稜線上に抜けるがその頃には生憎のガスの中、ロープウェイの観光客からは、そのいで立ちを奇異の目で見られながら下山した。


小屋に着いた頃から本降りの雨となったが、大チムニーの3人が全身ずぶ濡れで帰ってきたのは3時を過ぎてから、、、


居心地の良い小屋でしっかり呑んで翌朝は9時前の出発となった。
真冬でも飲み物は敢えてキンキンが嬉しい!


P7下部取付で準備していると67人のパーティと2人組のパーティが来た。
先頭で取付く、P7下部はバイルを使わず登れたが、上部の5.9のクラックには恐れをなし、割愛。


歩きを経てP6はがきんちょの番、リッジルートに取付くも大苦戦。
何度もフォールしながらも最後は素手になり半泣きで完登。



ビレイしながら後から来た2人組が横でクラックルートを登りはじめ、トルキングや足の置き方を見て学んだ。


フォローで登ってみると足を置きたいと思う要所にアイゼンの爪痕がある。
皆同じムーブで登るのだなと感心する。


P5,P4は3級から4級-程度で問題無くクリア。



P3に着くと中尾根パーティが頑張ってるのが良く見えた。
すっきりしたルートを貸切で登っており、正直羨ましかった。




P3で同宿だったT岳連9人パーティに追いついたが、ここで時間切れ。
P2ヤグラ、P1は割愛し前壁ルンゼへと下降した。



悪い下降と聞いていたが雪氷少なかったせいか、アイゼン無しで降りれた。


小屋に戻り中尾根パーティが戻るのを待ってから下山。
初めての御在所だったが花崗岩のトラッドルート、雪、氷、クライマー御用達の小屋、ついつい三つ峠と比較してしまう、無いものねだりだが、、、

2020/2/16石尊稜

日付 2019/2/16(SUN) 天候 雨 参加 のぶ(CL)、はる(投稿) アルバム :
コースタイム:
美濃と630→赤岳鉱泉740→取り付き900→稜線1300→行者小屋1430→美濃と1600

のぶリーダーは私を見縊っていた!

谷川が中止になり意気消沈していると思われていた私
行ってみないとわからないじゃない!
てことで代替案で考えていた石尊稜のプランを発動してもらった


雨はお昼頃からという予報は裏切られ
美濃戸を出るときにはもう降り出していた

これぞアルパニズム!

風がなければ5℃くらいに感じる空気で
シェルは暑く脱いだり着たり
でも雨に濡れるか汗に濡れるか結局同じだった

赤岳鉱泉でギアやらの準備をしていると誰かに良い勢いで背中を叩かれる

"うっす!!!"

ドクターだ!
止められないうちに出発しよう!


石尊稜の取り付きまではトレースがあり行きやすかったが
雨で気分はどんより気味
ゴオオという大風の音も響き出した

でもだんだんと近づく岩を目の当たりにするとうずうずしてくる
なんだか突破できる気がしてきた!


リーダーとは1P目登って無理そうなら降りてこようと話しとりあえず行ってみるが‥

1P目私
岩に雪はほとんど付いていない
見た目にはホールドが豊富そうだったが私にはバイルじゃないとだめで緊張した
木のところでピッチを切る

 

2P目リーダー
雪がシャバシャバしてきた
ほとんど(草付き?)の雪稜だったか


3P目コンテ
石尊稜の名物
リッジと雪稜!

この長い雪稜は本来なら23Pに切って行くところであるが
スピードを重視したためピッチは切らずに上部岩壁まで抜けた
この間ロープをずっと持ってくれたリーダーは大変だったと思う

お天気良かったら最高だろうなー!

  

4P目リーダー
快適な岩登り


 5P目私
目の前の岩を左に巻きその先は雪稜を歩く
これがちょうど風の吹き抜けるところでもうなかなか前進できなかった

雪稜の途中,左岩壁近くの岩に支点がありたぶんこれが終了点
邪魔なロープをしまい稜線へ出る


 手袋も靴もびしょびしょ,沢登り状態
これで耐えられたのも気温が高かったからだね

のぶリーダーとの山行で明るいうちに帰れたのはあっぱれである
今日もアルパニズムをやっつけ大満足で帰路についた
のぶ地蔵ありがとう

2020/1/18-19 乗鞍岳と善五郎の滝

日付: 2020/1/18-19 天気:晴れのち曇り 参加者:渡邉、安波(投稿)

三本滝


 また冬がやってきました。恒例となりつつある「アイスクライミング付き温泉旅行」。今年は乗鞍方面へ。ツアーコンダクター渡邉に言われるままプランを聞く。悔しいかな、すごいいい感じの温泉と宿を調べてプランを勧めてくる。とりあえず乗っかって温泉旅行へ!

【1日目】曇り 無風 *1日目はハイキングと三本滝の見学
神奈川→Mt.乗鞍スノーリゾート(駐車)→リフト×2→位ヶ原あたり→三本滝レストハウス→三本滝→駐車場→温泉宿「山栄荘」泊

二人とも寝坊でのんびり出発。リフトを乗り継ぎゲレンデトップまで。相変わらずリフトは苦手だ・・・
 リフトを降りるとすぐそこはスキー場の管理外。ただ、写真の通りゲレンデの様に見えた。バックカントリーのツアーコースと言うらしい。踏み跡&スキーの跡がたくさんあった。
 少し日は差したが、乗鞍岳どこ?という感じ。踏み跡はしっかりしていて、ノー^アイゼン・ノーわかんでOK。
 今日は山頂まで行かず森林限界まで。そろそろ終了かな。それにしてもパウダースノー気持ちいい!スキーもよかったかな。
 雪原へでたのでご飯を食べて下山方向で。風がなかったので登山日和だったかなぁ。風があったらとてもじゃないけどご飯なんて食べられないような、だだっ広い雪原だった。鈴木先生の言う通り、ガスったら道迷いしそう。テントを張っているパーティーもいて、天気が良ければそれもいいなぁと思った。
 下りはリフトに乗れないので、ゲレンデ遭難と交通事故に注意しながら下山。中上級者コースを降りるのは怖かった。。。
時間はあるので三本滝の見学へ。なかなか迫力があって見ごたえのある滝だった。かなりの水量がザーザー流れていて、近づくと飛沫がかかるくらい。この滝、ほんとに登れる年あるの?という感じ。

ハイキングと滝見学の後は本日のハイライト、のりくら高原温泉!夕ご飯は豪華で美味しいし、温泉も濃くて最高でした!!!

【2日目】晴れ→曇り
山栄荘→Mt.乗鞍スノーリゾート(駐車)→善五郎の滝→温泉→神奈川
 宿の朝。やっと乗鞍岳がみえた。あースキー日より。温泉に名残惜しく朝から2回も入り、今日ものんびり出発。

 昨日と同じスキー場に車を止めてアプローチ。約15分で善五郎の滝がみえる。下りの遊歩道はツルンツルンであたしは途中でアイゼンをつけた。
完全に観光地。写真を撮りたい観光客にはクライマーがさぞかし邪魔だろう。本当に登っていいのか?と思うようなロケーションだが、長野県警も訓練に使っていたしOKかな?
昨日の三本滝同様よく水が流れている。この水量でよく凍るものだ。今日はラインは1本しか取れないが、全面が凍れば何本か取れそう。スケールは高さ25m弱Ⅳ級くらい。
右横の小滝はⅣ-15mくらいか。小滝を登って上からトップロープを仕掛けることができる。
昼前からは貸し切りでした。お互い存分に登ってまた温泉へ!
露天風呂・・・ではなく善五郎の少し下流の写真。硫黄泉が湧いて温かそうにみえた。(そんなわけはなく、薄く凍って白濁して見えただけ。)
スキーとアイス、温泉セットなんてのもいいですね!車もとても頑張りました!スキー場にミニはちょっと浮いてたかな。
次はどこの温泉行こうかな!