立場川本谷~阿弥陀岳

日付 2015/07/20(月祝)  天候 :晴れ   
参加  伊三雄(CL)、斉藤、荻野(投稿)  Photo Commnent:沢登

本日参加三名ともに初めて訪れる沢だとのこと、予測以上に美しい流れと、様々なシチュエ-ションに参加者みな大満足。充実した八ヶ岳 日帰り沢登りとなりました。

周囲もすっかり明るくなり、「船山十字路」駐車場に車を止め、準備を済ませ、5時50分 いざ出発です。
5分ほど歩くと、水場があり、カツを入れます。
更に10分ほど進むと 広河原沢に出会い、沢を石飛びし渡り つづく立場川も飛び越えます、そこから少し進むと鎖でできた小さなゲ-トを確認。 
ゲ-トを超えて川沿いに20分ほど歩くと、川の向こう側に朝日小屋がありました。 朝日小屋前の広場にて、入沢装備の準備をして

いざ出発、6時45分です。
 
澄んだ水色に輝く沢はこの地方でしか味わえない美しさがあります。
木漏れ日から漏れる光に照らし出され輝く 苔むした雑木林も、自然エネルギ-に満ちているように感じ、大自然からパワ-をいただける様でした。
 
一つ目の堰堤7時10分に通過 堰堤の右を行きます。
初めの難所 「ここは根性だ!」と叫ばれ だけどザイルで引き揚げられた私は
 巨大な堰堤を前にしていました。こちらの堰堤は 確か左を巻きました。8時20分ごろ通過です。

流れ輝く中、更に 河原を進むと 

また堰堤があります。ここは8時50分通過。左を巻き、堰堤の上を懸垂下降し沢に戻る手段をとりました。
更に気温が上がり、草木から朝露が上がる場面も。

振りかぶった岩の下を行くことも

水しぶきに揉まれながら大岩を超えることも

そんな場所が次々と現れます。
 
9時10分付近で、位置確認と休憩を入れ、エネルギ-補給です。行動食を頬張るとすぐさま出発!

こんな岩の通過
中はこんなです。岩の天井穴から光が差し込みます。岩に絡んだ材木の間から水がすさまじく下っていきます。ものすごい音。
 その隙間のもう一つの空穴にハ-ケンが留置されているところがあり、それを使わせていただき 突破を目指すが足場手場乏しく なかなか登れない様子。伊三雄さんの肩を借りて 何とか突破する。8m 突破に20分 9時45分突破。
突破後に出迎えてくれていたのは黄色の花。
 
地図をみて場所確認、ここはガマ滝沢分岐か10時25分通過。

ししヶ岩と思われる岩が出てきました。「上りたくなるなあ」と叫んでいる。10時50分
対足の岩穴の奥には美しい縞模様の入った氷が蝶々型に残っていました。
最期の難所?
滝の中にややしっかりした右足場はあるが、水流が強く
流されそう。なかなか他の足がなく上がれない。
確保無に斉藤さんを押し上げたあとの伊三雄さん「窒息しそうになった」とそしてかなり寒がっていました。
そんなこんなを突破してきた。ナメ様の滝も楽しめました。
 穏やかな沢に戻り、少し行く。

P3ルンゼの分岐か。右の沢へ針路をとる。12時1分通過。
P4ルンゼへの分岐か12時18分ごろ

12時34分 私の限界のため一服休憩。
伊三雄さんの視線の先は
朝日だけかツルネらしい。その山の向こうに権現岳がある。

一時、場所位置関係に心が揺らぐが、向かうは本谷左俣から中岳と阿弥陀岳の間の尾根 現在は予定通りの左俣にいることを地図と方位磁針で確認し再び進む。

ついに、水が枯れました。13時4分
枯れ沢を進み、途中から這松の藪漕ぎとなる。獣道、カモシカと思われる糞の跡が多い。
弾力のある這松は樹丈も中途半端で踏みつぶしても跳ね返り、くぐろうとしてもザックに引っ掛かる。とても苦労したが、もうヘトヘト
13時50分お尾根に無事到着。尾根寸前、アザミの葉のトゲに刺さる。
阿弥陀岳登頂に向けて出発
頂上が近くなるにつれて岩場となり4つ足で走行する。
もう、足が上がりません。登頂!! 14時15分
14時30分下山開始。御小屋尾根を行きます。
頂上付近の下山路は石ころが多く、よく足を取られ脚力を奪われました。落石を作ってしまわないように慎重に足を運びます。
そのうちに足場はよくなり、苔むす林の中を進む場面もありました。
15時50分御小屋山
16時15分虎姫神社分岐
 

16時40分 船山十字路ゲ-ト到着です。
 

沢山の美しい花にも出会いました。
 
お疲れさまでした。充実沢登り、大満足し無事に帰って来れましたありがとうございました。
あとは、伊三雄さんの直話をお楽しみください☆
 

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