入渓からしばらくして魚止ノ滝12m。右側から登る。
ボルトはしっかりしたものがいくつかあり。楽しい滝であった。
水流が多いためどの滝も楽しめる。
途中より奥ノ飯盛沢の滝が入る登攀すれば5級+らしい、いつか登ってみたい。
今回一番の核心?逆くの字の滝、右側をへつり最後は上部の残置スリングをA0で登る。
2名上部から滑り落ち上部にてロープをだす。
しばらくナメ滝が続く。
一ノ沢手前より左岸を大きく高巻きをし二ノ沢手前で沢に下降。巻きもザレている
三ノ沢からはナメ滝が詰めまで楽しめた。上部にいくにつれヌメっており登るにも注意が必要
最後の詰めは草付き班とスラブの枯滝班に分かれる。スラブの枯滝はボロボロで落石も多く
とても大変だった。草付きの方に行けばよかったと感じる。
6時出発から稜線まで12時前には到着。登山道は赤テープがちらほらあったがとても悪かった。
第3岩峰は迂回路があり、懸垂はしなかった。岩稜帯にはしっかりとした鎖があり。
15時には駐車場に到着。帰りは近くの斉藤さんおすすめの笛吹の湯によりました。
全体的に滝も多く綺麗であり、高巻き、ヤブ漕ぎありでとても楽しい一日でした。
鶏冠谷左俣三ノ沢
メンバー 宮崎(CL),宮崎友人, 相原, 早川(浩), 齋藤(投稿)
7月4日(土) 曇後雨
5:20西沢渓谷駐車場~6:00鶏冠谷出会~8:20右俣・左俣出会~9:50三ノ沢出会~11:20鶏冠尾根~12:30鶏冠山~14:30鶏冠谷出会~15:20西沢渓谷駐車場
前日、首都圏では大雨となり中止も危ぶまれたが、予定通り西沢渓谷駐車場を出発した。鶏冠谷出会いでは、既に他のパーティーが出発準備をしており、沢も渡れない程増水していなかったため、自然と遡行準備を始め6:00鶏冠谷出会を出発した。最初の魚止めの滝では、かなり水量があり巻こうか考えていた所、相原君が行ってみますよと取りついた。続いで自分も取りついたところ、相原君がボルトがありますよと言ったので、自分は悪そうだったので途中でロープを出し、早川君にビレーをお願いした。一方の相原君はフリーソロでパッパと抜けて、凄い度胸に正直驚かされた。岩登り自体は、4本程度ボルトが打ってあり、沢靴で登るにはスタンスは小さく感じたが、上部にホールドがそれなりにあったため何とか抜けることが出来た。今回の遡行では岩登り自体はここが一番面白かった。
しばらくすると、逆さくの字の滝が現れ、数名が滝に落ちてしまったが、傾斜も緩く怪我も無かったためかえって盛り上がった。
左俣に入り、水量が多かったためスライダー状10mなめ滝, 3段15mの滝は大きく高まいた。
三ノ沢出会いに来ると、相原君の三ノ沢は稜線までなめ滝が続いているらしいですよとの情報に、20mスラブに取りついて入けそうなら行ってみますかと言うことで、20mスラブに取りついたところ、登れそうだったので三ノ沢を詰めることになった。その後、三ノ沢のルート図を持っていなかったため、適当に20mスラブを過ぎて初めの二股を水量が多いと言う事で右、次の二股を鶏冠山からあまり離れたくないという理由で左にいった。前日、大量に雨が降ったためか、次の二股でも右の沢では、まだ水がそれなりに流れていた。
次の二股の右の沢を詰めたところには、見た目がとても良い5.6~5.7位の気持ち良く登れそうな岩場があり、ここを登りましょうと提案し、相原君が先頭で、自分が次に登った。相原君がサクサク登っているので、それではと思い取りついて少し登ると20cm角位のホールドが取れ、辺りの岩を触ってみるとどれもぐらぐらしており、非常に脆い岩場であることに気づきこれまで岩登りで感じた事のない怖さを感じた。それを見ていた後ろのメンバーは尾根を登って行った。それでも注意すれば抜けられるだろうと思い、ホールド、スタンスが壊れないことを祈りつつ登った。ホールドもフレーク状など非常に面白い形をしたホールドがあったが、今回は手を出すのか怖かった、叩くと非常に軽い音がした。スラブも砂山の様な様子になってきたので、もう藪に逃げようと思い藪に入った所、先行していた相原君がスラブの抜け口で落石を落としてしまい、20cm~40cmの落石がごろごろスラブの真ん中を落ちていった。その後の藪は非常に濃く、藪漕ぎは10m程度であったが非常に苦しかった。
鶏冠尾根に出てみると、道は思った以上に整備されており、第三岩壁の巻道を使えば、一度もロープを使う事なく下ることが出来、快適な岩稜歩きを楽しむことが出来た。
今回の山行では、宮崎さんなど若いメンバーでの山行となったため、ベテランに頼ることなく、みんなで伸び伸び楽しい山行となったのではないかと思う。一緒に行ったみなさん、ありがとう!
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