アルバム:https://goo.gl/photos/Uf8cRMd9aSUDbmbPA
記録 ロープウェー運行開始8:15 取付き9:30 終了点(山頂)13:30
2日目、この日は相原、くのちんはミディ南壁。
我々はミディ、モンブラン側から見てシャモニー谷を挟んで真向いにある、ブレバンの岩場で乾いた岩を登る。雑誌WILDERNESSの表紙写真に使われていたことも有り登ってみたかったルート。
1本ロープウェーを登るとそこからはトレッキング、パラパントの天国。
さらにもう1本ロープウェーを登ると頂上。取付きまでは15分ほど残雪のトレッキング道を下り、そこから僅かで取付き。取付きには既に3パーティほどいたが、準備が早く次々に取付いて行く。
(昨日もそうだったが、こちらはお宿から装備一式装着済みのクライマーも多い。)
ユーセイ、番長パーティに続き、つか、ガンマーの順で取り付く。
1ピッチ目
先頭のユーセイ出だしから1段上がったところの6aのスラブでえらい苦労している。
フェイスチックにも関わらず外傾したホールドが続き、悪く危うくA0するところだった。
2ピッチ目
ほぼ歩き、4ピッチ目の核心が悪いらしく渋滞が始まっている。隣の6b+?程度のフェースを直上して行くルートでは英語を 話すカップルが苦労しながらもスピーディーに登って行く姿をしばし見学。
3ピッチ目
核心の凹角に向かってリッジを斜上する。5cだがバランシー。ここから3ピッチ頂上直下に抜けるまでは日本の本チャン感覚だった。
4ピッチ目
ビレーポイントから核心の凹角が見えないが、先頭のユーセイによればそれほど悪くなさそうとのこと。 確かにスタンスが豊富で日本の本チャン慣れしている我々にはそれほど難しいとは思えなかった。6a (写真にあるとおりクラック沿いもボルトがバッチリ。)
5ピッチ目
トラーバースの歩き
6ピッチ目
ここのピッチがWILDERNESSの写真になったルート。
前のピッチで我々パーティのためヌンチャクを残して貰ったおかげで、先頭のユーセイはヌンチャク不足となりクラック沿いの ボルトを使わずカムで登っている。核心部のレイバック部分では向きを間違えたとかで5mほどフォール。幸い怪我はなかったが カムがすっかり喰い込み、後続の我々がナッツキーを使ってなんとか回収した。
ラストのガンマーが登るところをユーセイがWILDERNESSの写真にしようと、あちこちから撮ったが結局あの迫力に及ばなかった。
こちらがWILDERNESS(この写真の迫力に騙され、、、)
結果的には雄大なボソン氷河を背景に傾斜のきついコーナークラックの登りはあったものの、それは最終ピッチのみに過ぎず、写真の迫力から自分の中で勝手に想像を膨らませ過ぎ。
ちょっと拍子抜けだった。
クラック沿い含め全ルートにしっかりしたボルトが打たれているのにも関わらず、我々のパーティーだけがカムをジャラジャラぶら下げ、逆にヌンチャクが足らずカム2個を組合わせヌンチャク代わりとした次第。
帰りは買出しついでに町中へ繰り出し、ワールドカップ会場で祝杯。
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