【日付】 2019/1/24(木) ー2019/1/26(土)[計画は、1/24-1/27]
【天候】
1/24(木)冬型の気圧配置となる。山域南部や鳳凰三山から天気が回復していくものの、午前中は仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳や白根三山から光岳の稜線では暴風となる見込み。
(現地は、快晴で稜線で強風だった模様)
1/25(金)冬型の気圧配置が緩むため、日中は晴れる。日本海を気圧の谷が東進する影響で、夕方以降は次第に稜線が雲に覆われていき、遅い時間には雪となる時間も。稜線では朝のうちは北西風が強いが日中は落ち着く見込み。
(現地は、快晴で風も弱く最高のコンディション、夕方から霧に覆われて降雪)
1/26(土)冬型の気圧配置となり、上空5,500m付近はマイナス39℃前後の寒気が入る。朝のうちは晴れるが、日中は不安定な天気となり、仙丈ケ岳など山域北部を中心に稜線が霧に覆われやすく、午前中からにわか雪の可能性も。稜線では朝晩を中心に北西風がやや強まる見込み。
(現地は、昨晩からの降雪で30㎝以上所々では60㎝以上の積雪。終日稜線は霧(雲)の中で視界は不良な状態)
【参加】阿久津(CL、投稿)、瀬沼
【装備】
トライカム:N2.5 N3 N3.5
キャメロット:#0.5 #0.75 #1 #2 #3
※各1個
スノーバー:2本
【工程】
1/24(木)
奈良田駐車場9:45→あるき沢橋13:15→池山尾池小屋16:00
1/25(金)
池山尾池小屋5:00→八本歯のコル11:00(テン場到着)
※バットレスまでのルート偵察
1/26(土)
八本歯のコル(テン場)9:00→あるき沢橋14:00→野呂川発電所付近14:30~15:00までアイスクライミング→奈良田駐車場17:30
【コメント】
1/24-1/27の3泊4日で以前から冬季目標として狙っていたバットレス第四尾根へ行ってきましたが、結果は気象条件(アタック日の前夜からの大量降雪及び荒天)が恵まれず敗退する形になりました。冬のバットレスを見た瞬間、壁の大きさに身震いがしました。
この壁は絶対に登りたいと率直に思える魅力を感じました。実際に瀬沼さんも見たときに同じ気持ちになったそうで、バットレスが見せつける圧倒的な壁は最高でした。
だったら論になりますが、1/25(金)をアタック日に設定していればコンディションとしては登攀成功の可能性は高かったと思います。
個人的にはアプローチの長さ、壁の迫力は国内でも数少ない最高な冬壁だと思いました。
今回は偵察で終わってしまいましたが改めて機会を設けて再度チャレンジをしたいと改めて決心をしました。
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