2018.12.22-24 黄連谷右俣アイスクライミング

日付 2018/12/22(土)-24(月) 天候 晴れ・霙、 参加 宮崎(CL)、塚越

 22日 10:00駐車場発→15:50五合目テント場着
 23日 4:00五合目テント場発→六丈沢下降→6:10坊主ノ滝上→6:50奥千丈滝→9:40奥ノ滝→13:00山頂
 24日 下山

クリスマスの連休は、黄連谷に行きました!この時期の黄連谷は4年連続。
今回も成り行きで決まって、結果としてずっと登れていなかった右俣を登れてしまったという感じでした。


アプローチの黒戸尾根は、来る度にもういい加減これで最後にしようと思うくらいにキツく、重荷を背負っての山は久しぶりなので、私はしょっぱなからバテバテでした。五合目のテント場に着くまでに、コースタイムの5時間以上かかってようやく到着。
前の週に右俣登った記録がネットに出てたからか、既に何張もテントが張ってあり賑やか。

23日のアタックの日は、4時出発。周囲のテントのクライマーも、皆同じころにテントから出てくる。
五丈沢を下降するパーティもいたが、私達はいつもの勝手知ったる六丈沢から。
今回は運よく坊主ノ滝上に出るトレースを見つけられた為、時間をだいぶ節約できました。(坊主ノ滝も氷結良好で登れた模様。)

その先の滝は時間節約で左岸雪壁を上がる。
二俣を越えると、写真で見覚えのある氷の回廊が。(この辺が奥千丈の滝だったのかなぁ)



ナメの連瀑帯は、結構雪で埋まっちゃてましたが、それでも冬に来るのは初めてだったので、見ごたえありました。
よく右俣の氷の回廊はスリップ厳禁とか言われますが、雪もあるしそれなりに凸凹してて、滑っても 止まるかなぁという印象でした。

この辺りまでは、右俣を登っているのは私達のみで貸し切り。
そして、アイスクライミングのセクションが過ぎ、いつの間にか雪が深くなる…。
最初の方こそ、前日に入った人のトレースがありそれに助けられましたが、そのトレースも風に消され、段々とラッセルが深くなる。


奥の滝(写真)は、ネットの記録で見ると立派に凍ってる写真も出てきますが、今回は全く凍っていませんでした。
写真の奥の滝2段目の左端を、塚越さんがドライで登ろうとしましたが、スクリューしか手持ちがなくプロテクションが取れないので止めていただきました。

その後もラッセルが続く…。
この辺りまで来ると、後続パーティが追い付いてくる。
若手の男子数名に、某大学山岳部員が、とても心強い。



途中、スラブの岩場っぽいとこのみ唯一ロープを使用し、後は みんなで交代で果てしないラッセルを続けること数時間。
ついに見覚えのあるハイマツ帯が出てくる。
(そういえば…何年か前に黄連谷の沢登り行った時に、山頂直下にハイマツあったなぁ。懐かしいなぁ。)
なんて、考えていると山頂へと続く登山道に出れました!


稜線は風雪強く、実は心折れかかりましたが、ちゃんとピークを踏んで記念撮影!
その日の夜は、クリスマス山行という事で、牛タンのバター焼きを食しました。


アイスメインなら左俣!なのでしょうが、山頂までダイレクトに行ける右俣は、長いし、ラッセル深いしで、
終わってみれば登りごたえは左俣以上だったと感じました。降雪あればすぐに埋まっちゃうので、時期を掴むのも難しいしね。

ご一緒いただいた塚越さん。一緒にラッセルしていただいた方々。
どうもありがとうございました。

2018/12/22-24 鳳凰三山(薬師岳、観音岳、地蔵岳)

日付:2018/12/22-24  天候:雨-雪-晴れ 
参加 :武藤(末)(CL)、伊三雄、高橋、渡邉、中西、濱野、冨澤、安波(投稿)
アルバム : https://photos.app.goo.gl/DJftQ59jvX5QEk5TA

この三連休の予定は白峰三山縦走のはずだった。雨の中奈良田へ集合。「本当に登るの、、、」という空気の中雨が通り過ぎるのを待ってみる。そんな中お隣の車は出発、すぐに引き返してきた。聞けば、ゲートの先(開運ゲートと言うらしい)ですぐに通行止めとのこと。奈良田~広河原、奈良田~大門沢小屋ともに橋の流出、土砂崩れのため歩行者も通行止めとなっていた。ひっきりなしに工事車両が行き交っていた。相談の末、大量の食材を山中で消費すべく、2泊3日鳳凰三山へ転身決定。

【行動時間】
1日目:奈良田(7時)-夜叉神の森(12時)-杖立峠(14時半)
2日目;起床(4時)-杖立峠(6時10分)-苺平(7時20分)-薬師岳(9時20分)-観音岳(9時50分)-地蔵岳(11時10分)-杖立峠(16時)
3日目:起床(5時)-杖立峠(7時40分)-夜叉神の森(9時)

***1日目 天候/雨のち晴れ

夜叉神に着く頃には雨が上がるか、と思いきや残念。小雨の降る中出発。暖かい、、、不安なくらい暖かい、、、ってか雪でなく雨が降ってるって、、、

夜叉神峠小屋付近でやっと雪を見ることが出来たのもつかの間、すぐにまた夏道に。思わず半袖になってしまった。

雪がなさすぎて水がとれない。15時を目安に行動、14時半杖立峠にて雪出現!少し先まで偵察するも、また雪がなく。早めだが雪があるうちに幕営決定。雪が薄い、、、上1cmくらいをそっとすくって雪を捨て、2cmくらいの白っぽい雪をそっとビニール袋へ入れる。地道に雪を集め、溶かし、濾すこと2時間以上。
今日の夕食は鍋!半日かけて8人分の食事を準備してくれた武藤さん、ありがとうございます!

***2日目 天気/晴れのち雪~雨

今日はテン場から三山をピストン。幕営が結構下の方になってしまったので、本日の工程コースタイムは12時間。目指せ10時間!でヘッデンスタート。空荷とはいえなんだか重たい。標高2400mくらいからは雪あり。

樹林帯を抜ける頃から雲があがってきた。視界は悪くなってきたけれど、なんか楽しい!

 1年ぶりの登場、高橋さん!会社でハムスターをやっているらしい。今日は久々にケージから出られた様子。元気いっぱいでした!お口も相変わらず元気です。

 薬師岳登頂!

 観音岳へ向かう稜線。風が強く何度か吹っ飛んだ。

 観音岳登頂!地蔵岳を目指しこんなに下るのかというくらい下っていく。

 やっと冬山の雰囲気になってきた。
 
 地蔵岳登頂!寒いので早々に下山開始。オベリスクが見られてよかった!!!登るのはまた今度。三山を再度踏んでテン場へ戻る。地蔵からの登り返し、苺平からテン場の長さがこたえた。天候は雪。暖かいので心配なのはこれが雨に変わること。案の定標高が下がると雪はみぞれ、雨に変わっていった。こうして低体温症になるんだろうなぁ。南御室小屋の東には南アルプスの天然水が湧いているので下山時に汲んでいく。(伊三雄さん以外)

今晩はおつまみ禁止にして大量のシチュー。伊三雄さん&高橋さんコンビ復活!二人とも一緒に山へ行けたことが嬉しくて仕方がないといった感じ。とても賑やかで楽しい夜を過ごせた。高橋節は健在でした。

いろいろフォローありがとうございました!ほんの気持ちです。
よく嗅ぎよく眠れ!
 
***3日目 天候/晴れ

 メリークリスマス☆楽しかった三日間も終わり今日は下山のみ。

一番景色が良いのはここでした。

会員が増え、新しい顔ぶれで山に行くことが増えました。楽しいことが増えました。そんな中、ベテラン3人がいることはとても安心感がありました。賑やかで楽しい三日間ありがとうございました。またよろしくおねがいします!

***おわり***

2018/12/10 裏同心ルンゼ

日付:2018/12/10  天候:晴れ  参加:阿久津、安波(投稿)
アルバム : https://photos.app.goo.gl/rdio5dT4y4cQFU9W6

2週連続の裏同心ルンゼへ行ってきた。滝が埋まる気配はまったくない。雪は溶け、冬靴ではさらに歩きにくくなっていた。平日にもかかわらず先行パーティーあり。各ピッチで順番待ちとなった。
【工程】
美濃戸(7時)-赤岳鉱泉(8時半-9時)-取り付き(9時半)-F5(13時半)-大同心稜下降開始(15時)-赤岳鉱泉(16時)-美濃戸(17時)

F2 55m(60mロープ使用)
今年の台風の影響でだいぶ地形の変わった北沢からアプローチ。悲しいくらい雪がない。先週と比べても雪がない。河原のアイゼン歩行に骨が折れた。先行パーティーを待ち阿久津くんリードにてスタート。

先行ソロ

F2終了点より。先行パーティー待ち。
ここでまさかの・・・20代男子を拾いました(笑)ソロ男子のロープは棒ラーメンの如く固くなり、アッセンダーが効かなくなりそうな状況。そんなわけでソロ男子を吸収、F3からは3人パーティーの登攀となった。ここから駐車場までご一緒に。

F3
シャバシャバ水滴が滴っていた。スクリューを打つと水道の如く水が出る。

F4~F5
F4のナメからF5へ。ここはつなげて登った。F4出だしの氷が溶けており、足場が無くなっている・・・ちょっと繋がってませんけど。。。F5は前回よりも岩の露出が少なく、真っ直ぐなラインで登攀できた。阿久津くんには水道管工事を続けてもらっている。

大同心基部への幻の滝
F5終了後すぐ右に幻の滝あり。(例年はすぐに埋まるため)日陰で寒くやっと締まった氷の感触を楽しめた。

積雪皆無の大同心基部を登り大同心稜へ。いくつか踏み跡があるが、基部に近いほうが登りやすい。雪がついていれば関係ない気もするが。

ぬかぬかで歩きにくい大同心稜から下山。アイゼンはすぐに外したが、滑ってさっぱりスピードが上がらないため、アイゼン再装着。ドロドロになりながらの下山。

雪山になるのはいつの日か。
阿久津くん、誘ってくれてありがとうございました!またよろしくお願いします。

おわり




2018.12.16 茅ヶ崎山岳会雪上訓練

【日付】  2018/12/16(日) 
【天候】晴 
【メンバ】
  久米(CL)    瀬沼(SL)   武藤末 塚越 竹沢 伊三雄 宮崎 阿久津   永田氏 渡邉
 河野宰 中村 Dr. 鈴木 武藤信 拝原 市川(投稿) 長野 中西 
【行程】
   湘南地域出発05:00頃〜谷川ロープウェイ駐車場08:30集合〜3グループに分かれて雪上訓練(久米、竹沢組は合流、〜西黒尾根の途中の斜面にて。武藤組は〜マチガ沢付近にて、後一ノ倉沢偵察)〜15:00下山


【訓練内容】
1、歩行訓練(キックステップ、ラッセル歩行、急斜面の下降、アイゼン歩行)
2、耐風姿勢
3、滑落停止訓練
4、スノーバーのセッティング方法
5、スタンディングアックスビレイ
6、スタンディングアックスビレーから借り固定~フリー
7、ビーコンの使い方と捜索

雪上訓練に行ってきました!
茅ヶ崎を出発し、ワクワク⁈の初めての雪山、初めての雪上訓練に参加します…!!
高速に乗って、圏央道は空いていてスイスイでしたので2時間程で谷川岳付近に着きました。コンビニに寄ると他の車の会の皆さんとも合流、食べ物を購入し谷川ロープウェイ駐車場へ。準備を済ませます。雪の具合を偵察に行ってくだった人を待ちます。ロープウェイに乗らずに周辺にて訓練可能とのことでしたので皆で移動します!

久米CLが本日の説明をしました。グループに分かれて訓練開始です!
久米組、竹沢組は近いところで歩行訓練から滑落停止をします。

滑落停止できるところまで歩きます。
滑落停止できそうな斜面を見つけて、まずは見本を…体の前でピッケルを持って右手で雪上に刺して左手は引きます、これを体から離さないでやります。背中で滑ってクルッと回って上記の動きをしますので…素早い動きが必要です。大変!何度も練習します。
一通りやると斜面は雪がなくなり土肌が、、笑



荷物置き場に戻ります。
スノーバー?の説明です。縦に刺し固定する方法と横に埋め固定する方法のレクチャーです。埋めた後は山側の雪を被せます。ロープの筋も掘っておきます。セルフビレイができます。


ハーネスをつけて!
荷物を持って西黒尾根の登山道に移動します。道の途中の斜面でスタンディングアックスビレイをできそうな場所を発見します。
久米CLが準備を始めてくれています。
滑落場所の為の坂を滑って固めます。
ビレイ役は上着と手袋を変えます。破れるので。
準備が完了し、説明タイムです。
ビレイ役と滑落者役がいます。ビレイ役は、ピッケルにスリングを通し環付きカラビナを付け、ロープを通します。スリングを踏みます。ロープを体の脇から逆の肩に掛け両手で両側のロープを持ちます。準備はOKです。滑落者役がソリに乗って「落ちます!落!」との掛け声とともに落ちます!ビレイ役がロープを持つ手を握り停止するのですが、このときに少しロープを流してから止めることと(制動確保)、姿勢を直立に保つことが必要です。いきなり止めると負荷が大きくなり、グニャンとした姿勢だと止まりにくいです。
※飛ばされます。
さぁ皆で交代しながらやってみます。何度もやります。



難しい…!慌てて急に止めると落ちてる方もビックリ!急に止まります…。直立直立!
童心に帰ってソリもたのしい。。
中上級者向けの、スタンディングアックスビレイから仮固定です。手順が多くて複雑です!
何名かやってみます。真剣です。


最後の訓練、ビーコン探索です。ビーコンを用意して、一台を隠して他の台で探索します!一回目は鈴木Dr.のマムートが一番乗りで発見しました!二回目は信さんが会のビーコンで発見しました!三回目は、、あれ?見つからない!みんな探しますが見つからないので取り出してみました。「?」。
ハプニングもありつつビーコン探索も終了!

片付けをして下山します。
雪にも触れられ、良い経験を積むことのできた雪上訓練でした!
久米CL始め、みなさまお疲れ様でした!これから雪山のシーズンになりますが、安全に(^-^)/

2018.12.8~10鹿島槍ヶ岳赤岩尾根

日付 2018/12/8~9(土日月) 天候 雪~晴参加 瀬沼(CL)、大熊(投稿) アルバム : https://photos.google.com/u/1/album/AF1QipNLWO21bgTZZS_Ciky_fvP_NEYhD42octf6KjbW
 


12月8日
10時30分駐車場-大谷原-12時00分西俣出合-13時40分高千穂平
12月9日
8時20分高千穂平-12時00分冷池山荘
12月10日
6時30分冷池山荘-9時20分鹿島槍ヶ岳南峰-11時10分冷池山荘 12時00分冷池山荘-14時00分高千穂平-15時40分西俣出合-大谷原-16時40分駐車場

1週間天気予報とにらめっこして行くか迷いましたが蓋を開けたらのんびり山行で楽しく終わることができました。

8日
私が寝坊して1時間遅れで出発となりました。
ごめんなさい。

大谷原の駐車場まで看板で封鎖され入れなかったため10分(?)ほど手前の駐車場に止めました。
駐車場で既に雪が降っていたので舞い上がりつつ、出発。



林道もすでに雪がありました。
西俣出合で渡渉して(本来する必要なし)高千穂平まで目指しました。

本日夜が一番天気が荒れる予報だったので稜線にでないことは決めてました。
(1パーティは冷池山荘まで行ったみたいです)

高千穂平が開けるため手前の2000メートル付近をテン場にする人達もいるとのことで、風もあったのでそこで張るか悩みましたがもう少し先まで目指すことに。
高千穂平の2、3分下に良いテン場を見つけてそこではることにしました。
1パーティ、高千穂平にすでにテントを張っていました。


雪踏んだり雪かき集めたり、冬のテン場作りを楽しく行いました。

段々風も強まり夜風の音はすごかったですが、テントにあたる風はそよ風な感じでありがたかったです。

吹きだまりでテントは埋もれましたが。



雪からの湯づくりやテント撤収やら夏よりかなり時間がかかってしまい出発が遅くなってしまいましたが、
おかげで高千穂平の先行パーティのトレースを拝借できてスムーズに歩けました!ありがとうございました。
雪は常時膝たけくらい。

稜線へのトラバース手前で先行パーティに出会い、そこで引き返して行きました。



トラバースではなく直登することにしたものの粉雪で柔くてラッセルにかなり苦労しましたが楽しかったです。

無事、冷池山荘につき色々準備してから本日頂上目指すか悩みましたが日没まで戻ってこれるか怪しく天気も明日がベストだったので明日に登頂することにしました。

今まで自分のなかで大きな山行はヘッテン山行が多かったので今回は1、2日ともにかなり行動時間が短かくのんびりでしたー

10日
昨日1パーティ登頂しているので軽いトレースが残っていてだいぶ歩きやすかったです。
白い時のらいちょうを初めて見ました!


周りが何も見えずやっと見えてきた山を前に二人してもう山頂だーって騒いでました。
手前の布引山なんですが。

布引山があることは地図見て知ってたし時間的に明らかに早すぎるはずなのに、、、

布引山から一気に風が強くなり、そんな中やっと見えてきた鹿島槍はめちゃめちゃでかく感じました。

まつげが凍ってまばたきも難しくなってきたのでゴーグル装着。
強風に雲がどかされて、このころから晴れて景色がきれいな中歩けました。
楽しかった!

山頂ついて風がやばいから写真だけ!ってポーズ決めたのに-15度(くらい?)にカメラが付いていけなかったらしく速効
電池がきれました。写真はとれてなかったよう。

山頂からちょっと下った斜面で休憩中に瀬沼さんがカメラあっためて写真再チャレンジしてくれて1枚だけなんとか撮って下りました。



景色を楽しみながら下りました。
 
 
 
 
 
 
 
 

帰りにも会いました♪



下山はトラバース部分でロープを出してもらいました。

高千穂平からはアイゼン外しましたが滑る滑るで、急登(らしい)なのに行きと同じ時間がかかりました。

西俣出合ではトンネル通って川を渡りました。


今シーズンいきたい3つの山の内1つを無事登れて良かった!
次回は北峰もセットで行きたい。
ありがとうございました!

2018年12月2日裏同心ルンゼ


2018年12月2日晴れ
参加者  CL渡邉  安波  宮崎  久米  濱野  武藤信(投稿)
山岳会に入会したらやってみたい事の1つにアイスクライミングがあり以前に渡邉さん安波さんに初心者が参加出来るお試しアイスクライミングをお願いしてました。12月の第一週に早速計画していただき八ヶ岳裏同心ルンゼに!この週末は茅ヶ崎山岳会は3パーティー登攀してます。今年は暖冬なのか雪が無い美濃戸まで車で入って身支度して出発!
 
 
赤岳鉱泉アイスキャンディはまだペラペラ残念もう少し待ってて!
 
 
 
裏同心ルンゼF1で渡邉さんからアイスクライミング初体験の濱野!武藤信!にアイゼンやアイスアックス等、体の動かしかたなどのレクチャーを受けてから登攀開始!
 
 
 
チーム構成は
渡邉さん安波さん濱野さん(渡安濱チーム)
宮崎さん久米さん武藤信(宮久信チーム)
 
 
 
先行(宮久信チーム)リードを宮崎さん久米さんが交互に信は初心者なのでセカンドを久米さんは新調したスクリューを試したいみたいでリード立候補が多かった様な…
宮崎さんも最初はどうぞどうぞ状態でしたか終盤は「私も練習させてください!」と、この二人には物足りなかったかな…
 
 
私はですが、誉め上手の宮崎さんに「平爪アイゼンでここまで安定してれば問題無いですよ今はアイスの道具はかなり進化してるので試してみてわ」と、嬉しいお言葉、30メートルのナメをフリーで登って調子に乗ってF4でリード体験!
 
 
 
スクリューをお借りしてランニングを作るが、これが心地好いシャリシャリシャリと簡単に刺さっていく、
しかも筒状の穴から天然水のかき氷か腸詰めの様にニョキニョキニョキと、こいつにイチゴシロップを
かけて食べたなぁと思った人は私だけでは無いはずです。(いつか持っていこ)
(宮久信チーム)無事登攀完了!大同心稜下降ルートで(渡安濱チーム)を待ちます。
(渡安濱チーム)無事登攀完了!
人数も多く初心者がいて時間がかかってヘッデン下山になって申し訳ないですが私は素敵な体験が出来ました。
渡邉さん安波さん計画から最後まで参加者をまとめ引っ張って頂きありがとうございました!
宮崎さん久米さん一緒にチームを組んで指導して頂きありがとうございました。
濱野さん朝買った行動食を車に置いて身をもって非常食の大切さを教えて頂きありがとうございました。
参加者様またご一緒お願いいたします。
ありがとうございました!
 
濱野さんコメント
初めてのアイスクライミング。
バイルとアイゼンという、道具を通した間接的な登攀は、素手と靴で直接的に感じる登れそうな感じ(安心感)や肉体的な
疲労感(ふくらはぎがヤバい)が、比べ物にならない位にしんどかったです
経験を積めば氷の状態を判断しバイルやスクリューの扱い含め感覚も掴めるのでしょうが、悪天候で時間かけていたら
凍えていただろうし、色んな意味でシビアなジャンルだと感じました。

とにかく、渡邉&安波さんの計画のもと
参加出来て貴重な経験が出来て感謝です。
あと、宮崎さんと初めてご一緒し
色々お話できて良かったです。

修正)朝買ったのは昼飯です。
行動食(非常食も含む)は豊富に持ってました。

2018.12.9(日)冬山合宿下山路偵察山行(平標新道)

【メンバー】(敬称略):久米 伊三雄(投稿)
【天候】雪
【行程】
藤沢(車利用)3:00(ガソリン給油)⇒久米さん宅⇒圏央道⇒関越道(湯沢IC)⇒(7:20)土樽駅(7:45)~平標新道入り口(9:25)~(10:55)渡渉点※確認後同ルート引き返す。~平票新道入り口~13:10土樽駅⇒下山

冬山合宿(2019.1.12-14 土樽駅~仙ノ倉山北尾根~平標山~平標新道~土樽駅)の下山路(平標新道)偵察を行った。

【偵察の目的】
1、谷を通るルートのため雪崩の心配がないか。
  ・雪崩の心配なし
2、地図上に渡渉の明記があるがどのような場所か。
  ・状況によっては渡渉をするしかない。
3、下山ルートの状況は?(わかりやすいのか、またラッセルは)
  ・これからの雪の状況を考えるとかなりのラッセルとなる。



7:45土樽駅を出発。(吹雪でした)



毛渡沢を渡ってすぐに左に曲がるとこの標識が出てきます。ここから先は毛渡り沢を左手に見ながら林道を進みます。



9:25 林道から登山道(平標新道)へ最初は道らしい道ですが途中から赤布がなければ道を見失ってしまう状況と何度も沢を渡る厳しい状況です。
1月の本番ではGPSと「にらめっこ」しながらとっぱするっきゃない。
心配なのは、ラッセルがどのくらいになるかだ!







ここから先は、渡渉点まで行って状況を確認し戻ることとなった。
地図上にある渡渉点はかなり難しい突破になると思う。(写真を撮るのを忘れました)
仙ノ倉谷を進むので雪崩が心配だったのですが今回の偵察で雪崩の心配は無いと思いました。ルーファイは難しいですが間違えなければ下山ルートとして問題ないと思います。
13:20 土樽駅に戻ってきました。
偵察に付き合ってくれた久米さん、ありがとうございました。

2018.8.10-14 いまさらですが!夏山合宿の記録でーす。


日付2018/8/10-14 天候:色々 参加:全日 →武藤末(CL)・富沢・濱野(投稿) 
            10-12→拝原 11-12→越野・武藤()・抱※敬称略
深夜に沢渡第二駐車場へ着き仮眠。4:30過ぎにタクシーにて上高地へ。
5:30上高地を出発。涸沢までの道のりがとても長かった。
武藤さんはロープ二本持っても軽快に歩いていた。
拝原さんは、おしゃべりが止まらなかった。

昼過ぎに涸沢へ到着。テント等を張ってから宴会場へ。
美味しい空気・旨いお酒とおつまみ・拝原さんのおしゃべり。

夕飯は冨沢さん手作りの参鶏湯をおいしくいただきました!
満腹後は明日の前穂高北尾根に備え、早めにおやすみしました。

8/11 5:00前に出発。涸沢~前穂高北尾根~前穂高~奥穂高~ザイテングラート~涸沢。
   僕に歩けるだろうか。

5.6のコルに着き装備を装着。朝のこの時間に、この人達は元気です。


7月の奥又白池山行では全装備を背負いながら登れたので、少し気は楽でしたが
私の基本が疎かで、一緒に組んだ拝原先生の厳しいご指導を賜りました。
落としてしまったカラビナは、後日お返し致しました・・・
9:30頃、前穂高山頂に到着。


     その後、奥穂高~ザイテングラート~涸沢と15:00頃、予定通りに下山。
     涸沢にて、後発組(越野・信・抱)と合流。
     夕飯は信さん手作りのシチュー。宴会も程々に明日に備え就寝。

812 ①滝谷ドーム組(越野・冨沢・抱)は一足早く出発。
    ②北穂高東陵組(武藤末・拝原・濱野)4:30頃に出発。
    ③テントキーパー組()は酒&昼寝。※以前から膝を痛めており安静  

  濃い霧の中、武藤さんの的確なルートファインディングにて、あっという間に
  ゴジラの背に到着。

 

  景色が全く見えなかったのは残念でしたが、高所恐怖症の私にとっては
  下が見えない事は、かえってありがたかったかもしれません。


  10:30頃に涸沢へ戻るのと同じくして、滝谷ドーム組も戻る。天候等の条件が悪く
  登攀せず戻って来たとの事でした。
  今回の日程は天気に恵まれず、今日以降も雨が予想される為、日程変更となる。
  ひとまず皆、涸沢から下山となりました。
   

        ①越野・抱・拝原・武藤()→下山&帰宅
  ②武藤・冨沢・濱野→小川山の柴田さんの所へ  
             小梨平でお別れとなりました。



  以下は、8/1314の小川山の内容です。
  8/12の夜、小川山に到着し、柴田さんのテントにお泊り。
  翌8/13、ビスタの夏休み等を登り、昼から雨となり
相模アルパインクラブ様のテント場で宴会。





    合宿最終日の8/14。天気がもつまで「トムと一いっしょ」等を登りました。


     天候には恵まれませんでしたが、僕にとっては全て初めての経験でした。
     色々な人と色んな景色・話・宴会を共有できたのが、とても楽しかったです。
          
    

            今年の夏の、よい想い出となりました。
              皆様、ありがとうございました。
                                    以上