茅ヶ崎市民沢登り教室(葛葉川本谷)

日付: 2013/5/19(日)
天候: 曇り
参加:水島彰治(CL)、高橋、早川、橋元、岡田、鈴木(投稿)
Photo

Commnent


今回は茅ヶ崎市民沢登り教室のスタッフとして葛葉川本谷を遡行して来ました。
葛葉と聞いて思いつくのは好んで遡行する対象では無い事と蛭だったので余り気乗りはしませんでしたが、
今まで一度も市民の教室関係には参加していないのと沢好きなので参加しました。

事前講習にて当日の行動予定(林道と交差する地点での時間により、三の塔までは詰めない等)・服装等・持ち物の説明を行ってから
ハーネスの調整を行い事前講習は終了。説明の間に参加者からの質問も多く事前講習の必要性を強く感じました。   

当日は天気が微妙で横浜を出るときは雨が降っていたので、丹沢はどうなのか、蛭が出るな等と考えながら茅ヶ崎駅に向かいました。

茅ヶ崎に着くと幸い雨も降って無く、また遅刻する参加者も居なかったので時間通りに出発。
葛葉の泉の駐車場の着くと秦野駅集合の参加者を拾った彰治さん既に到着し遡行の準備をしていました。

軽く準備体操を行ってから予定よりも少し遅れて遡行開始です。
最初はヤブがうるさいですが、暫くすると小滝が連続しゴルジェになります。

F1からF6まではその時の状況で上る人と巻く人、全員が巻く等と判断しながらの遡行でしたが、
子供達はもちろんですが女性陣が怯む事無く滝を登ってくれましたので、時間よりも早く林道出合に到着しました。
これで上まで行くことに決定・・・。

途中、小休止を取りながら、いくつかの滝を超えて行くと前に富士形の滝が現れました。
この滝が出て来ると葛葉の遡行も終盤に近づきます。
段々と水量が無くなって枯れ沢になりました。

枯れ沢を少し歩くと二俣に出ます。左手に赤布があるので左だと思うのですが、枯れた滝?を登らないと先には進めません。
巻き道を探した所、しっかりと踏み後がありました。
巻いてから、そのまま行くとガレ場になるので左手の尾根に取り付き、踏み後を登っていくと三の塔尾根に出ました。

あとはひたすら尾根道を歩きガスの三の塔頂上に到着。
沢姿で写真を撮ってから小休止し早々と下山を開始しました。
下山支度をしている時に蛭を一匹発見!思ったよりも少なくて良かった~。

三の塔から葛葉の泉までは二の塔に上がる時を除いて全て下りとなり、山道も結構悪く所々で滑るので注意が必要です。
下山時も幸い雨は無かったので良かったですが、過去に友人と来た時は雨に降られ二の塔からの下山は滑りっぱなしでした。
参加者の方々と色々な話をしながら下山をしていたら思っているよりも早く、葛葉の泉に到着しました。


今回は山岳会として遡行対象になりにくい沢の遡行でしたが良い経験をしたと思っています。
先ずは誰も怪我をすること無く無事に下山出来た事。
参加された皆さんが笑顔でまた参加しますと言ってくれた事です。
人を連れて行く難しさと楽しさの両方を体験出来たと思っています。

機会がありましたら、また参加しようと思っています。
最後に参加された皆さん、スタッフの方々お疲れ様でした。

反省会出たかったなぁー。

毎年恒例山菜山行

天候 晴れ 
参加: (CL)塚越 青木 水島一夫 鈴木(会友) 柴田 齋藤 アンナ 宮崎 秋元 武藤 奥さん
    丸島 渡部 佐々木 清水 伊三雄(16名参加)




報告:伊三雄
今年も毎年恒例の山菜山行を行うことができました。
これも計画をまとめてくれた塚越君と料理を担当してくれた青木さんのおかげだと思います。
また、この山行を継続して行けるのは、彰治さんのお兄さん(水島一夫)のおかげです。
これからもルールーを守り、長くこの山行を続けてゆきましょう。



感想:宮崎
5月25日26日の山菜山行に参加しました。
24日の夜斎藤さんの車に乗せてもらって茅ヶ崎を出発し、目的地に着いたのは朝の3時頃でした。
当日は天気も良くて、朝、その日登る山の方を見ると雪山の白と青空のコントラストがとても綺麗で、今からここに登るのかととてもわくわくしました。
山道はほぼ雪で、でも道端や崖の上とかにはフキノトウやその他名前も知らない山菜がいっぱい生えていました。
登頂してから山菜採取をするようで、とりあえず先に進みカールまで着きました。
そこでアイゼンを装着し、急になった斜面を登りました。



今回の山菜山行は、山菜取りがメインのハイキングのようなものだと勘違いしていた私は、軽アイゼンしか用意してこなかったのですが、後でとっても後悔することになりました。

登りは途中雪の無い斜面に苦労しながらも、なんとか登ることが出来ました。
登り切った平らなところには行者ニンニクがいっぱい自生していて、本当に行者ニンニクの畑みたいでした。
その場で行者ニンニクを味噌を付けていただきました。
生まれて初めて食べたのですが、とっても美味しかったです。
みんなで袋いっぱいに行者ニンニクを採って、時間が無いので山頂にはいかずにそのまま下山しました。



下山時は、水島さんがロープを出してくれて、それを頼りに降りました。
けれど、私の軽アイゼン では歯が効かないこともあったりで、一歩踏み出すだけで雪の斜面をずるずると滑ってしまい、
途中で怖くて足が固まってしまいました。
でもまだ斜面はずっと下まで続いていて・・・、こんな事になるなら下の方で待っていればよかったと深く後悔しました。
それでも、途中からはコンテという方法で水島さんに確保をしていただき、武藤さんや鈴木さんや秋元さんに
サポートをしていただき、なんとか降りる事ができました。ご迷惑をおかけして本当申し訳ありませんでした。

下山後近くの温泉で汗を流して帰ってくると、既に青木さんの美味しい手料理が用意されていました。
具沢山のスープも、サラダもどれも美味しかったのですが、行者ニンニクのぎょうざが一番でした。
生で食べ るのとはまた違い、少し甘い香りと味がしました。
翌日の朝食の山菜の天麩羅も、新鮮な山菜の味がしてとても美味しかったです。





今回は私にとって山の怖さと楽しさを両方経験できた山行でした。
茅ヶ崎山岳会に入らなければ経験出来なかっただろう貴重な経験だと思います。
参加された皆さん、どうもありがとうございました。


感想:佐々木佳奈

  今回の山菜山行が山岳会に入会してから二度目のキャンプとなりました。ようやく買いそろえた寝袋をザックに入れて金曜の夜家を出発しました。
  水島さんと清水さんが運転してくださり、青木さんと楽しくお話をさせていただきながらいつの間にか完全に寝ていました。2時頃キャンプ場に着いてからも寝ぼけ眼で寝袋をセットして即就寝。なんだか違和感を感じていたのですが睡魔には勝てずそのまま寝ることにしました。そして翌朝。違和感の原因がわかりました。シュラフカバーの中に反転状態で寝袋を入れて寝ていたのでした(^-^;どおりで足先が寒かったわけだ(^^;

  冷たい川の水で顔を洗うとバッチリ目が覚めました。初めてお会いする方々ばかりでしたので「おはようございます!」とご挨拶をし、徐々にみなさんが勢揃いしてさあ出発。とはいかず、「ピッケルは?」「アイゼンは?」と確認のためにかけてくださる声に、「どちらもありません!」
  道具が揃っていない不束な私に渡部さんが年期の入ったピッケルを塚越さんがアイゼンを武藤さんがスティックを快く貸してくださいました。すみません、大変助かりました。ありがとうございました。

  さて、登りはじめてすぐ、一面の雪に正直びっくりしました(ここを登るの?うそでしょ!)。でも思ったより滑らずサクサク登ることができ、また様々な植物や山菜を見ることができてとても楽しい山登りでした。所々陥没している危険箇所がありひょえ~と思いましたがそれもまた貴重な経験でした。

  途中からは、塚越さんにがんばってついていこうと自分の中で目標を立てたのですが急な傾斜のところで残念ながら足が上がらなくなり断念しました。悔しかったですが賢明な選択だったのではないかと思います。なぜなら急な傾斜の下りが後ろ向きであっても怖くて怖くて恐ろしく時間がかかったからです。20メートル位の下りに1時間以上かかったのではないでしょうか

  結局私は登山中には山菜を一つも採る余裕などなく、下山してからふきのとうを少し採るに至りました。長時間山を歩き続けたのでとってもお腹がすきました。

  青木さんのお料理はどれもとてもおいしくて幸せな気持ちになりました。大きな鉄板で焼いた行者にんにく入りの餃子は最高においしかったです。ありがとうございました(*^^*)

  たくさんの方々に助けていただいたりお世話になったりして感謝の気持ちでいっぱいです。そして素敵な思い出にもなりました。本当にありがとうございました!

谷川_一ノ倉沢・烏帽子岩奥壁南稜~一ノ倉岳

日程:2013.05.16(土)
天気:晴れ
メンバー:塚越、武藤(投稿)、岡田、鈴木(投稿)































今回は岡田さん希望のアルパインに便乗させて頂きました。
岡田さん同様、谷川も本ちゃんも初めてのことで、今までの訓練が身になっているのか、
また、それが通用するのかが心配でドキドキでした。

前日夜11時半に塚越さん宅に寄ってから谷川のロープウェイ駐車場を目指したのですが、
GWの時とは違い渋滞も無く快適に午前3時頃到着しました。
例のごとく、小宴会をしてから就寝し起床は何と朝5時です。


5:50a.m.出発です。
天気も良く今日は暑くなりそうなどと話しながら歩き始めました。









5:57a.m.谷川岳登山指導センター着。
ここで塚越隊長が登山計画書を提出(ポストに投函)。

登山計画書を提出したことで、気持ちはクライミングモード全開に。






一ノ倉沢出合に行く途中の橅の群生。
この緑には心癒されました。

7:00a.m.一ノ倉沢出合で登攀の身支度をして出発です。
レイヤリングに少し困る位、日差しが強かった~。


一ノ倉沢出合、かつて体験したことが無い強い威圧感を感じました。少し気持ち悪くも・・・。

また、前に後ろに数パーティが来ており混雑が予想されます。









7:30a.m.噂に聞いたヒョングリの滝も無く、無事にテールリッジ基部に到着。
ここでクライミングシューズに履き替える。

テールリッジ登り始めの斜面で岩が崩壊している所があり、ホールド等には注意が必要でありそうだが残置ロープもあり心配しなくても登れます。

ガイド登山の為か、至る所にハーケンが打ってあった。
しかもルールがある様に3箇所ずつ。



8:40a.m.南稜テラスに到着。
畳三畳位の広く安定したテラスです。

前に3人のパーティが取り付いているので暫しの休憩。

いよいよ我々の登る順番が来た。
私は武藤さんと組ませて頂きました。
1P位はトップをしたいと思っていたら、「鈴木さん、トップね」と武藤さんが言って下さり、登攀開始。

1P4級は逆層のフェースを一段上がり、チムニーを登るのですが、ザックを背負ってのチムニーは最初戸惑いました。
気合でクリア~。



2P終了点。
2P3級は急ですがホールドの豊富な快適フェース。

3P1~2級はよく踏まれた草月で、頭上にハングのある岩の基部まで登ります。

4P三級は頭上のハングを避けてフェースの左を登るらしいのですが
私は直上に近い左ルートで登りました。

ロープの流れを考えて短めにピッチを切りました。
早くも懸垂で降りて来るパーティがいた為もあります。

塚越隊長(左)
 「いいから行け!」を何度も言わせてしまいました。




5P四級はここから大きく右に出て高度感のある馬の背リッジの直上します。
支点がやや少ない感じが・・・。





馬の背リッジの右、奥壁側が切れた所でカンテに移りますがロープの流れを考えてここで切りました。
最後はかなりのランナウトです。

ここから滝沢のスラブが良く見えました。
三スラが一番長く、またスケールが一スラ・二スラとは違います。











6P五級は短い距離ですが段差のついた地点で一旦ピッチを切りました。
最後の垂壁が無雪期の核心部。
ホールドが微妙に外傾していましたし、足がかりになる人の頭大の岩は浮いていました。
私を含め皆がそれに足を一度は乗せたらしいですよ。

本ちゃん初めて、ダブルロープ初めての岡田さん。殆どトップを登ってました。









最後の所で足が出ず悩んでいたら、下から「覚悟決めて行け~」と隊長の声が・・・。
フリーでは毎度言われているのですが、谷川に来ても言われてしましました。

覚悟決めて足上げると上のガバが取れます。
取れたらこの壁は終わったも同然。



6P終了点。

流れの悪いクリップにも柔軟に対応してくださった影の隊長?武藤さん。
色々有難うございました。











武藤さんと私は安全を考え烏帽子岩までは草付をロープを付けて登りました。ここは南稜終了後2つある核心部の一つらしいです。
多少しみだしがあるので濡れていないところを選んで登り、また注意深く見ると踏み跡やハーケンがあります。
尾根上に出ると踏み後が明瞭になりますが、一ノ倉尾根と合流した先の5ルンゼの頭は脆い岩場で支点も余り無い状態です。

余りにも脆いのでここは落石に注意です。トップは落とさぬ様に登る必要があります。

国境稜線に向かう途中①。












国境稜線に向かう途中②。

我々の事を注意しているのか直ぐに帰らない救助ヘリ。








草付、簡単な岩、潅木の中の急登を抜けると一ノ倉岳頂上左肩に出ます。





3:30p.m.国境稜線。
登攀用具を外して久々のトレッキングシューズへ。










4:20p.m.の・ぞ・き
高度感ありませんが、本当はスパッと落ちてます。















4:56p.m.谷川岳オキの耳












5:10p.m.谷川岳トマの耳














トマの耳から肩の小屋(5:15p.m.)に行く間に雪渓が何度か出て来たのですが、
ジャリジャリで持って行った6爪アイゼンも余り効かなかった。
ストックとアイスバイルにて後ろ向きで慎重に降りました。

らくだの背(7:02p.m.)ここで小休止。岡田さんの疲労状態から武藤さんよりビバーク案が出ましたが「降りる!」の一声で降りることに決定。塚越さんが暗くなる前にらくだの背は通過しておきたいとのことで急いで通過しました。へっ電での通過は更に時間が掛かるくらい悪い登山道でした。


8:14p.m.道標
時間が掛かっている割には降りていない。
腕時計の高度計を見ると憂鬱に・・・。











9:15p.m.林道に出る。
もちろん辺りは真っ暗です。













指導センター(9:31p.m.)
塚越さんが下山の報告?をする為、中に入る。

10:00p.m.谷川岳ロープウェイ駐車場を出発


初、谷川で南稜からの5ルンゼの頭、国境稜線、西黒尾根とかなり充実した山行が出来たと思います。
反省点ですが次回は中央カンテか変形チムニー辺りだと考えています。
が、もう少し流れを考えた支点の使用方法の研究が必要だと感じました。
あと、飲料水が足らなくなり隊長に少し頂きました(炭酸の無い透明な水)
過去にその様な事例は起こしたことが無いので、かなり反省しています。
まあ、その為か武藤さんに雪解け水を薦められ飲んだのですが、
あの埃っぽい感じも無く、ミネラルウォーター並みに美味しかったです。

最後に谷川デビューの方は是非、国境稜線まで行って欲しいと思います。
と言うのは南稜終了点以降にも核心が出てきて勉強になりますし、
頂上を踏むというのはやはり気持ちの良いものです。

皆様、お疲れ様でした。(鈴木)



十数年ぶりの無積雪期の一ノ倉沢。
昔と変わらない、衝立岩と烏帽子奥壁の威圧感がシビレさせる。
あの壁を登り今日中に頂上まで抜ける事ができるのか少々不安が頭の隅に残る。

今日のメンバーは、リーダーの11クライマーの塚越さん
テクニシャンの鈴木さん、本チャン初の岡田さんと
ヨレたリターンクライマーの小生の4人で雪渓を登る。

崩壊したテールリッジ、濡れた状態の悪い烏帽子奥壁の
下部を経て南稜テラスに着き登攀準備をおこなう。

近年は空いているのか、8:00の時点で2パーティーのみが取り付いている。アルパインクライマーは少ない。

久方振りの本チャンルート南稜6ピッチを緊張しながら攀り
3時間で抜ける。その後、烏帽子尾根~崩壊が進む5ルンゼの頭を抜け、
大汗をかき笹藪を掻き分けながら、15:30分頃に一ノ倉岳頂上にたどり着く。

国境稜線上には残雪が残り、新緑と雪とのコントラストが素晴らしい。
一ノ倉頂上で一息入れ、ガチャを入れた重いザックを背に谷川岳に向う。
谷川岳~一ノ倉岳の中間部の“のぞき”部で一ノ倉沢を恐々覗く。随分な
高度を登って来たんだな~と一人で感心する。

やっとの思いで谷川岳頂上(17:00頃)に到着し、肩の小屋で宴会をとの
意見出たがリーダーに即却下され、後ろ髪を引かれつつ泣く泣く
西黒尾根の下降を開始する。軽登山靴で状態の悪い残雪を恐々と下降し、
足腰の疲れを庇いつつ、ゆっくりと下降する。途中、雪解け水で喉の渇きを
潤し、21:30に登山センターに到着することができた。

(本日の行動時間16時間あまり。。。。疲れた)

久方ぶりの本チャンルートの登攀をこなし、一ノ倉岳の頂上を踏んだことで
充実感がいっそう増すことができた。

パートナーの皆様、ありがとうございました。

武藤(記)



ありがとうございました。
本チャンデビューさせて頂きました!!
そして初谷川・初ダブルロープでした。
いい天気と素敵なメンバーに恵まれ、最高の一日でした。
すっごく疲れたけど 満たされた心で一杯です。

1P目からリードをさせて頂き、3P.5P.6Pもリードで行かせてもらいました。
出発前は 体が竦んで動けない自分を想像したいましたが なんと言う事でしょう!!
たまらない高度感がきもちイイ!! 雪稜とは違う開放感が有りました。

でも、ビレイはダメダメで、登はん中の塚越さんにビレイのロープが追いつかない有様。
こんな私とザイルを結んで エスコートして下さった塚越さん 本当にありがとうございました。

楽しかった岩登りはあっという間に終わり、国境稜線までの長がった事。
それでも、目の前に景色が広がる度に感動します!! 来れて良かった!!!
ひとしきり感動した後、最後の藪漕ぎでは 自分は後何時間動き続けられるのか少し心配に・・・
ヘロヘロになりながら、国境稜線へ到着。ここまで来たら後はは一般道!!もう大丈夫♪

・・・全然 大丈夫では有りませんでした。
まさか ここから6時間かかるとは誰が思ったでしょう・・・
私のナメクジ並の歩に3人を付き合わせてしまいました。
みなさん本当に ごめんなさい。
皆で、叱りながら 励ましながら 岡田を最後まで降ろしてくれてありがとうございました。

 勉強不足とトレーニング不足に激しく反省をしています。
塚越さん 武藤さん 鈴木さん 本当にお世話になり ありがとうございました。
次回は少しだけマシになっている予定ですので またご一緒させて下さい。


岡田
















富士山 富士宮(BCスキー)

日付: 2013/05/18(土) 
天候: 晴れ
参加: 
重盛、高橋(投稿)、他4人(重盛友人)

写真: https://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums/5879435706311518321
動画: http://youtu.be/Wv7NWZHkV-E


Commnent
仕事がバタバタしていたが、週末出勤が無くなったため、急遽、富士山へ滑りに行く重盛さんとその友人の計画に合流することに。
金曜の帰宅後、準備をして30分程の仮眠を取ってから、富士宮に向けて出発。
途中、御殿場I/C付近でフロントガラスに雨が当たるも、標高を上げていくと雲を抜け、一気に快晴に。
到着時には、広大な雲海が広がっていたので、テンションは急上昇!

到着後、ささっと朝飯を頬張り、準備をして、6:30頃にスタート。


6合目迄は、まだ凍っている箇所や雪が残っている箇所もあるが、スキーで行けるような状態ではないので、ツボ足で登る。
あっという間に汚れるスキーブーツを見ながら、「アプローチシューズ持ってくりゃ良かった」と、少し後悔・・・orz

6合目の小屋から上を見上げると、「夏?」と思わんばかりの人が・・・。
(実際の夏はあんなもんじゃ済まないが、オフ時に来た中では最多・・・「世界文化遺産」化の効果?)

6合目も雪渓がなく、暫くツボ足歩きが続き、7合目近くになったらようやく雪渓が現れた。
他の人は、そのままツボ足もしくは、アイゼンを装着して登っていくが、我々はスキーに来たってことで(重たい板を背負いたくないから?)雪渓の最下部から板を履くことに。

最初は、雪が固くて凸凹なので、とにかく歩き辛い。
何度か滑り落ちそうになりながら、歩き方を補正し、ストックをフル活用しながら、上の方へ。

7合目(?)付近から、東側の隣の雪渓へトラバースすることに(登って行けば、いずれ合流)。
他のメンバによると、毎回、隣の雪渓から登っているとのこと。

登っている最中に振り返ると、「これぞ富士山!」と思えるような広大な雲海が広がり、感動モノ。

3000mを過ぎた辺りから、少し登るだけで息が切れ、ゆっくりペースに。
休憩時には、重盛さん手作りのきゅうりの浅漬けが振舞われるも、自分はきゅうりが苦手・・・「この絶景の中なら・・・」と、一口齧らせて貰ったが、やっぱりきゅうりの味が・・・みんなが美味しそうに食べてるのが羨ましかった。
他の苦手な食べ物を克服してきたように「いつかは・・・」と胸に誓う。
代わりに、手作りオニギリを貰ったが、こっちはとっても美味しかった
重盛さん、御馳走さま。

見えてきた山頂を目指してピッチを上げたくても、息が切れてしまい時間が掛かる。
が、一向に天候が崩れる気配がなく、気持ちの焦りは零。

頂上直下で雪が途切れ、最後はまたツボ足に戻って、高度差50m程をひと登りして、富士宮のてっぺんに到着。

雪が少なく、鳥居もばっちり出ている。
今回用意した、カメラスタンドを使って!スタンドは色々と改良の余地あり。

天気も良いので、剣ヶ峰までもう少し登ることに。
雪の御陰で、あっという間に剣ヶ峰に到着。
御鉢バックに一枚・・・右端にゴジラ?

山頂でも無風で、絶景とランチをゆっくり愉しむ。


休憩の後、メンバの実力者2人が御鉢を滑ることに・・・自分は、転がり落ちることしか出来ないので、実力を付けてから挑戦することに(・・・情けないorz)。
御鉢はかなりの急斜面・・・ここを果敢に滑る2人に惚れた。
滑り降りたイケメン2人

ツボ足になった場所まで戻り、いよいよ自分の滑走がスタート。

雲も風も一切ないので、雪は完全なThe ザラメ状態!
スピードのコントロールが出来ず、数回吹っ飛んだけど、気持良い。

3000mぐらいまでは、滑ると息が切れ、動画に息切れの音が・・・。
後少しとなった時、名残惜しくて、なかなか滑り出せない(笑)。

雪渓の終了点近くは、石混じりの雪で、板の裏を傷つけてしまうが、「2~3年後に新しいのを買えば・・・」と思い、良しとする。
最後はツボ足に戻って下山・・・ここでも「次回はアプローチシューズを・・・」と思う。

最後まで、快晴で雲海も飽きるぐらい満喫し、10時間弱の行動が終了。


最後は、御殿場高原ビールを堪能!

今回一緒に遊んでくれた皆さん!本当に有難うございました。
今季はこれで滑り納めなんで(多分)、来季また宜しくお願いします。