2019.01.12~14 冬山合宿谷川連峰仙ノ倉北尾根(敗退)

【メンバー】(敬称略):武藤、伊三雄、富沢、濱野、久米(投稿)
【アルバム】https://photos.google.com/share/AF1QipP7YGoprxbGXZKSUbF7Aq8cvpIJUpmvfSXbcyGHLpW-tR8Ak7wf3cwzhFJnY5mImw?key=aGIxUE5iMHkwMEctRnhjMVE5MmhERW5LWUNPNmpR



【天候】小雪
【行程】
湘南(車利用)⇒圏央道⇒関越道(湯沢IC)⇒土樽駅~毛渡橋~群馬大ヒュッテ~小屋場の頭手前幕営~北尾根稜線1500㍍付近~同ルート引き返す~幕営~土樽駅⇒下山



















【コメント】:伊三雄
1、天候に恵まれて絶好のチャンスだったのに仙ノ倉山を踏めなかったのは残念!
2、初日4:00に車で出発したが関越自動車道で渋滞に2回はまり、現地出発が1時間30分
  程度遅れたのも予想外だった。
3、スノーシューは想像以上に深雪の中を進むことができた。歩くことが楽しかった。
  荷物が軽ければ新雪の中でもすいすい進むことができる。
4、初めてのルートだったこともあるが、計画が甘かった。稜線まで出ればスピーディー
  に登れたので2日目も荷揚げして3日目にアタックすることもできたと思う。
  確実性で計画するならば3泊4日であれば今回のような天候に恵まれれば成功する。
5、1月の記録がないので来年もう一度、計画する。


投稿:久米
伊三雄さんの提案で仙ノ倉北尾根に行って来ました。
1月の記録が見当たらないとの事で記録を出してやろうと意気込んだが、結果敗退でした。
しかし美しい雪稜とラッセル、富沢さんのミネストローネを堪能できた山行でした。

初日、土樽駅出発。
積雪により12月の偵察時とは景色が一変。



毛渡橋を過ぎると立派なトレースがあり若干気持ちが削がれるが、途中でUターンしている。
送電搭の点検か。




送電搭からはノートレース。
全員スノーシューを履く。
スノーシューで脛くらいのラッセル、かんじきだと膝までいくかも知れない。
時折膝上まで潜る。群馬大ヒュッテまで4時間くらいかかったが、かんじきだともっとかかるだろう。
スノーシューはやはり正解だった。




北尾根に取り付く。
更にラッセルが続く。しかしスノーシューが威力を発揮し少しずつ進む。
かんじきだとかなり厳しいと思う。

初日は小屋場の頭の手前で幕営。
何度くらいかわからないがそれほど寒くない。
この時点で山頂往復は時間的に難しい雰囲気が漂う。

翌朝4時出発。
暗い中距離感が掴めず、交代で厳しいラッセルが続くが、伊三雄さんは軽快に進んで行く。
しかしスノーシューがここまで活躍するとは予想外だった。
ざっとかんじきの2倍以上の浮力で急斜面でもバランスを崩す事無く登れる。
伊三雄さんはすっかりスノーシューをお気に入りのご様子。

         





だがそこは上越の深雪、スノーシューでも時折腰まで潜りなかなか距離が稼げない。

小屋場の頭で景色が開け、
雪がやや粗目になり少し歩き安くなる。

美しい雪稜が眼前に広がる。雪山の醍醐味のひとつ。

伊三雄さんは一人気を吐きどんどん進んで行く。

雪庇に注意し進む。
ウサギのトレースが合理的なラインを描いている。
ウサギに導かれ登る。ウサギも登頂を狙っているのだろうか?。




だがそろそろ時間切れ。
残念だが1500㍍付近で記念撮影し後ろ髪を引かれる思いで下山開始。

テント場に戻り飯までやや時間があったのでビーコンや雪洞の練習

2日目の晩飯は富沢さんのミネストローネ。力を出した体に沁みるように旨い。

3日目下山。ここでも伊三雄さんが急斜面を快調に降りて行く。

今回の山行では新雪、深雪にはスノーシューが非常に有効だとわかりました。
伊三雄さんはスノーシューの機動力にご満悦の様子でした。
かんじきだとアプローチだけで終わっていたかも知れません。

今回は敗退に終わりましたが、攻略の手掛かりは掴めたのでまた挑戦しましょう。













0 件のコメント:

コメントを投稿