3月26~27日権現岳東稜

日付:2016/3/26-27(土日)
天候:26晴のち曇り夜半小雪 27晴のち曇り時々小雪
参加:重森(CL)、宮崎、武藤、吉野(投稿)

3/26
事前の天気予報に心配し一時は代案を考えていたが運よく好天の兆しがあり予定どうり3:00茅ヶ崎出発

途中コンビニで朝食行動食を調達し、美しの森駐車場に着いたのは6:00
当初は出合い小屋泊で翌日アタックのつもりだったが天気のよい土曜に行ける所まで行こうと食糧はフリーズドライ、ダブルロープ2本、
でもテントは4~5人用をもち出発

林道を進み徒渉を数回繰り返す。沢は流れており帰路にはドボンした者も。(前回は凍っていたそうだ)
堰堤を3~4個超え、出合い小屋に。小休止。
先行1名も休憩中。旭岳東稜へ行くそうだ。

フル装備のザックの重さにくじけそうで不安がつのる・・・


権現沢左俣を行くと岩のゴルジェをくぐりすぐ右の雪稜を登る
ここから斜度が上がる。
ところどころブッシュが見え草や木をつかみ這い上がる
 
尾根上も枝をかいくぐりひたすら登る

前の週、下手にピラティスなんてやったら膝やら股関節やらを痛め
予防につけたサポーターのせいで右太ももがビシッと攣ってしまう

またくじけそうで泣きごとを言うがあっさり却下。
遅々としてついて行く・・・

そろそろ幕営かバットレスを超えるか悩むとこ


2650mあたり最後の平坦地と思われた。幅分を整地しテント設営もぐりこむ。暖かい。

そう、今日は風もなく赤岳方向は真っ青な快晴。ヨーロッパアルプスのようだと武藤さん。まだ見ぬモンブラン。その訓練のはず・・・


バットレスの取り付きまで偵察の武藤さん。テント設営は重盛さん、宮崎さん、自分。
午後はまったりと過ごし20時就寝

5:20 出合い小屋泊の人か、テント脇を通る足音で目を覚ます。
我々も起床、朝食をとり撤収して7:40出発

宮崎さん先頭に雪稜の急登に続きナイフリッジ。
力強く頼もしい後ろ姿だ。
ロープを出しそのままバッドレス直下へ。
 
草付を登って左にトラバースすると岩稜の取り付き



重盛・武藤ペア
重盛さんリードでスタート。
 
リッジで振り向くも余裕の笑み。
さすが茅ヶ崎レディース!!(けっして族ではありません)

雪・氷はなく、素手でとりつくも岩は温かい。
続いて武藤さん、テント担いで登攀してくださいました。
さすが重鎮です
 
宮崎・吉野ペア
1P宮崎さん 残置ハーケンがラインをつくり快適なリッジ

2P吉野 残置がなくなりランナウト気味に緩やかに50m登ると
バットレスの終了点 11:50

 
行動食をとり記念撮影をしスカイラインへ


権現岳頂上へは吉野をのぞく3名空身でピストン
ガスも晴れて稜線がくっきり見えました。


下降はツルネ東稜を目指します。
名物の鉄梯子を通り、旭への登り返し、旭東稜の5段の宮を眺めつつ
ツルネへ登り返す

 
川俣尾根の方が近く感じたが、確実にトレースのある方を行こうと言うことでツルネ東稜を下りる
途中右の上の権現沢に行かないよう気をつけて左へ向かう
赤布は所々にあり、なにしろトレースがばっちりだったので吉野が先頭

16:00出合い小屋 中ではストーブが焚かれていたようで明日アタック組がいるようだった 今回、トレースもあり、心配していた登攀渋滞もなく、なにしろ入山者がいなかった。


17:50 駐車場着 陽のあるうちに戻れてよかった。
忘れていた眼鏡もちゃんとボンネットの上だった。
スパ小淵沢へ立ち寄り中央道。小仏渋滞もほぼ解消されていて22:00
帰宅  リーダー、皆様、 ありがとうございました。














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