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宮崎さんは今回がアイスクライミング初ということでしたが、恐がりながらも果敢にチャレンジ。塚越さん、高橋君は難しそうなルートを選びつつ足慣らし。私もアイススクリューの使い方を教わって、設置や回収の練習もしてみました。
しかしながら滝のある場所は日陰で寒い!ということで陽のあたる斜面まで移動してランチ&お昼寝タイム♪
ぽかぽか陽気でついまったりしていたら結構いい時間になったので、ロープを回収して今晩の幕営地、赤岳鉱泉へ向かいました。慣れないアイスクライミングでの疲れと重たいザックのためもあり、途中宮崎さんが足を滑らせてひやっとする場面もありましたが、なんとか16時半頃の明るいうちに赤岳鉱泉へ到着してテント設営。
塚越さんが一足先に一杯やっている中残りの3人で小屋を見学に。アイスキャンディを登る用のレンタルのバイルなどが色々展示されていたり、高橋君がトイレに閉じ込められる!?なんてアクシデントもあり(笑)なかなか面白かったです。小屋の方に明日の候補である裏同心についてきくと、氷の状態は良いけど本日人がたくさん入ったのでぐさぐさとのこと。明日のルートはジョウゴ沢に決定となりました。
そしてテントでトマト鍋を囲んでの宴会♪ 締めのチーズたっぷりのリゾットがなかなか美味しかった^^
二日目は朝4時に起床!のはずでしたがちょっと寝過ごして(笑)5時過ぎに起床。朝のメニューのゆず香味そばを食べて準備し、6時半にテン場を出発。一路ジョウゴ沢へ。F1の取りつきに7時前には到着して準備。それぞれ昨日の練習の成果を発揮すべく登り始めました。
F2はまだまだ凍結が甘かったけど、真ん中のルートをなんとか突破!
F3,4は特に難しくなく、みんな不思議なポーズで写真を撮りつつ通過(笑)
そして本日のハイライトの乙女の滝がみえてきました。お天気も良くて青空とのコントラストが綺麗♪
ここはベテラン塚越さんがみんなのためにトップロープを張ってくれました。なんだかブラックダイアモンドとかのCMに出てきそうな、これぞアイスクライミングっていうかんじの格好良い滝が観れて嬉しい。
でも登るのはさすがに甘くありませんでした^^;私はアイススクリュー2本回収したところで次のナイアガラの滝に余力を残すべくギブアップ。宮崎さんは写真の場所でもう降ります!って(笑)高橋君はさすが上まで登り切りました。
乙女の滝で遊んでいるとだんだん雲行きが怪しくなってきて、雪もちらほら。一通り登ったところで次のナイアガラの滝目指して出発!
ナイアガラの滝も氷結はしているものの水がぽたぽた垂れていて、冬なのにシャワークライミングを強いられる羽目に^^;
リードは高橋君。セカンドで宮崎さん。すでに力尽きる寸前の宮崎さんが力を振り絞って登っているのを塚越さんと私で鑑賞(ならぬ応援!(笑))。途中バイルと手袋だけが氷の上に取り残されたりする場面もありましたが見事に突破!
そして塚越さんがリード。回収が大変だからあまり打たないでください~という私の声を尻目に、スクリュー打つのも練習だなんて言ってスクリューを更に追加。水しぶきに打たれながら回収するのは結構気持ちが萎えましたが練習にはなったかな!? 塚越さんありがとうございました(笑)
ナイアガラの滝を越えた後は硫黄岳目指してひたすら稜線までの詰め。私はこういうアルパインっぽい雪稜が大好きなので、疲れながらも雄大な景色に癒されました♪ あとから聞いたら冬山初心者の宮崎さんはそうは見えなかったけどここが一番怖かったそう。置いて行っちゃってごめんなさい^^;
ようやく稜線に着いたところで一休み。ガスっていて展望は今一つでしたが、風もほとんどなく、時折切れる雲の合間からの景色も楽しむことができました。
ここから少し歩いて硫黄岳山頂には12時頃到着。みんなで記念撮影をしてテン場へ。
赤岳鉱泉には13時過ぎに到着。来週も来る予定だし、荷物はデポして行きたいねなんて話しつつテントを撤収して、下山しました。
美濃戸の駐車場には15時20分頃到着。
帰りは小淵沢の道の駅にて温泉に入ってから帰宅しました。皆さんお疲れ様でした☆
今回は久しぶりのアイゼン歩行にアイスクライミングでしたが、無事に予定通りの行程をこなすことができ、盛沢山でとても楽しい山行でした。やっぱり冬山って良いですね♪ 次回は簡単なところでリードにもチャレンジしてみたいです。
一緒に行って下さった、塚越さん、高橋君、宮崎さんに感謝。どうもありがとうございました^^
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