ずっと行きたかった海金剛スーパーレインに行ってきました!
雲見オートキャンプ場で、おじさんに「16時までに下山してね」としつこく言われて出発。
16時は余裕だろうとたかをくくって、憧れのルートにテンション高めで出発。
アプローチ途中の懸垂ポイントでハーネスをつけていると、竹沢さんがなんとハーネスを忘れたことに気づく。しかも、ATCも忘れたらしい、、、。そこに追い打ちをかけるように、穴井さんもATC忘れたことに気づく。3人パーティーでATC1個、1人簡易ハーネスというなかなか楽しい状況。
竹沢さんもこの表情。個人的にベストショット。そんなこんなで取り付きに到着。準備をしていると、駐車場で会ったテンション高めの2人組が到着したので先に行ってもらう。
1P目(齋藤リード)
比較的簡単といううわさを信じてリードで行ってみる。どこでトラバースするか分からず、「どこぉぉーーーー」と叫ぶも波と風の音にかき消されて伝わらず、一番怖くなさそうな新しい道をトラバース。本当は竹沢さんの場所からトラバースらしいけど、私は穴井さんのいる場所まで登っちゃってからの謎のクライムダウン。小川山のジェットストリームを思い出す。
2P目 歩き
3P目(竹沢さんリード)
「簡易ハーネスだから今日はフォローで」と言っていた竹沢さん、自らリード。
4P目(齋藤リード)
次のかぶっているピッチは絶対リードしたくなかったので、その前のここをリード。右上のクラックは、レイバックか左手フィストで足フェイスで登ると教えてもらう。レイバックは出来ないし、フィストも決まったことないし、どう登るか謎なままとりあえず行ってみる。写真だとレイバックしてる風なので感動。
5P目(穴井さんリード)
数日前の城ヶ崎でお尻と踵を強打したらしい穴井さん。今日は怪我人だとか言いつつ、いつもの意味分からない速さで登っていった。
このピッチが一番綺麗!!
穴井さんをビレイしているはずの竹沢さん。「なんか緩いんだよなぁ、、」とハーネスをなおすのに必死。一方私は、それを見て爆笑しながら写真をとるのに必死。あ、ビレイ、、。穴井さんすいません。
6P目(竹沢さんリード)
なんだかバランスの悪い下部から、上部はかぶり。下部がなかなか越えられず、あれっと思ったら落ちてた。上に抜けると、「結構落ちたね」と竹沢さんから嬉しそうに言われる。
7P目(穴井さんリード)
必死だったのか、あまり覚えていないので省略。(笑)
竹沢さんがびよーんと伸びているこの写真はお気に入り。
最後のハングを越えて、7P終了。海をバックの登攀は爽快感があってすごい楽しかった。さあ、あとは下降するだけだし、16時は余裕だと思いながら懸垂開始。ATCを忘れた竹沢さんと穴井さんはムンターで懸垂。終了点から6P目まで下りてロープを引いてみると、鬼のように重くて全然引けない。まさか、、と思いつつ頑張って引くも全然だめ。結局穴井さんが登り返して回収。なんやかんやで6P目を3回登ってくれました、ありがとう。
ムンターで懸垂するとキンクしちゃって、それで引っかかってたらしい。それ以降はカラビナ2枚で懸垂。
結局下降に3時間近くかかって、取り付きに戻ったのがおじさんの門限16時。やばいやばいとそっからダッシュで16時半くらいに駐車場に到着。
海バックの登攀も、スリングハーネスも、キンクしまくりの懸垂も、いっぱい笑えて全部楽しかった。
竹沢さん、穴井さん、ありがとうございました。来年またリベンジ付き合ってください!
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