2018/10/29‐30 富士山 吉田口

日付:10/29(月)~30(火)
参加:瀬沼(CL)、落合(写真、投稿)
天候:両日とも概ね晴れ


Sさんの寝坊で予定時刻を少し遅れて湘南地方を出発。高速から富士山がとても綺麗に見えたが、上空は強風のよう。

1合目からの富士登山は初めてで、何だか新鮮だった。瀬沼さんは歩荷トレとして90Lザック目一杯の荷物を背負って出発。一礼して鳥居をくぐる。途中、倒木が数本あり通過に一苦労した。4合目で靴擦れができ、最後まで苦しめられた。13時半に6合目に到着し幕営。



夜半まで自衛隊の訓練が続き、明け方までテントに吹き下ろす猛烈な突風と月明かりで、殆ど一睡も出来ないまま朝を迎えた。

『テントからの日の出』

風がおさまるのを待って7時過ぎに出発。直後、その場に立っていられない程の強風に見舞われ、お互い見合せて笑ってしまった。
7合目辺りから積雪がありキックステップを教わる。が、瀬沼さんの様に上手く蹴り込めない。
8合目の小屋前がアイスバーンになっており、「そこ危ないから転ばないようにね。」と教えて下さったにも関わらず、ダチョウ倶楽部みたいにお約束通り派手に転倒。そんなこんなでアイゼン装着。耐風姿勢、ピッケルの使い方、アイゼンワーク等を教わりながら歩みを進める。
8~9合目辺りまでは静穏で、とても暖かかった。自分の息づかいとアイゼンが雪に刺さる音しか聞こえてこない、なんとも言えない世界。雪面は凍っており、一歩間違えれば滑落しかねない緊張感を味わった。9合目から上は突風が吹き、ヒヤリとした場面に遭遇した。

『紺碧の空』



11時過ぎに奥宮到着。強風のため剣ヶ峰には寄らずに下山開始。下りはなかなかの斜度でおっかなかった。山頂で会った軽アイゼンを履いた外国の方は無事に下山できたのだろうか。やっとの思いで幕営地に着き、下山の途に着いた。



これまで富士山は夏山の経験しかありませんでしたが、天候にも恵まれ、今回瀬沼さんのご指導の元、冠雪の富士登山という貴重な体験をさせていただきました。この場をお借りして御礼を申し上げます。

これからの冬山シーズンが楽しみです?

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