9日の早朝、南アルプス戸台に向かう。伊那IC周辺、周りの山並みには雪が見当たらない。
今回のメンバーは、クライミングセンス抜群の茅ヶ崎の女性で11に最も近いと噂されている、
ライバル吉野さん、冬山はビギナーだが、エネルギッシュな河野さん。本当は、O嬢も同行する
予定でしたが、首が廻らなくなり(借金ではありません)急遽参加を見合わせる事になってし
まいました。
忘れ物が無いよう、荷物を整理して戸台の駐車場から、長い河原歩きが始まる。
それにしても、雪無く、寒く無く、秋山の様である。鋸岳への登行入口を過ぎて
しばらくすると、八丁坂の登りが始まる。
戸台駐車場から約4時間オーバーで、今夜の宿、こもれび山荘に到着する。
まだ、昼過ぎの明るい時間帯ではあるが、早速、今日の労を互いに労う事にする。
河野さんは、12本もの缶ビール・酎ハイを持参しているとの事。※本人、あまりお酒は
強い方では無いとのことでしたが。。。2日間で全部飲み切れのかな??
17:00~待ちに待った、夕食が始まりました。
小屋の支配人から、予約が遅かったから、エビフライでは無く、我々だけはサーモンの
フライに変更になる旨の事を言われました。
ホワイトシチューも美味しかった~
厳冬期の2000mの峠の小屋で、贅沢な食事となる。(味付けも満足な噂通りの食事が自慢の
小屋料理でした)
※快適な小屋泊が病みつきになってしまうかも??
翌日は、5時起床の6時出発で仙丈ケ岳を目指す。
急登を2時間程登り、小仙丈ケ岳に到着、やっと冬山らしい景色となるが、積雪量が極端に
少ない。
小仙丈ケ岳から、ヒト登りで仙丈ケ岳の山頂に到着する。さすがに、頬を刺す位の寒風が
吹いており、写真撮影をして、早々に山頂を降り、風のあたらない場所で一服。
途中、写真の様な冬山ぽい処があるが、基本的には積雪量が少なく、歩きにくい。
岩、灌木に足を引っかけてしまうほどである。
翌日は、小屋締めとなるため昼には預けた荷物を取りに小屋に戻て来ないといけない。
4時起床で5時出発、行けるところまで行き、小屋の迷惑の掛らない時間に戻って来ることに
する。
小屋の裏より樹林帯の中の急登を登る。ヘッドライトに雪の白い姿をところどころに見るが
これが、1月中旬の南アなのか?という感じである。
アイゼンを使うことなく、2700mの甲斐駒ケ岳の前衛峰の駒津峰に到着する。
昼までに小屋に戻るとなると、ここでが、タイムアップとなる 為、後ろ髪を引かれる思いで
下降に移る。
2時間弱で小屋に到着し、腹ごしらえをし、小屋のスタッフにお礼を言って、駐車場までの
長い長い帰路につく。
文句タラタラで河原を4時間歩き、やっとの事で駐車場に到着しました。今回は冬山らしくない山行でしたが、色々な意味で貴重な経験が出来、充実した3日間でした。
吉野さん、河野さんありがとうございました。また、お付き合い、宜しくお願いします。
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