日付 2014/5/10(土)~11(日)
天候 快晴
参加 塚越(CL)、伊三雄、水島一夫(会友)、青木ご家族、新井(顧問OB)、清水、橋元、重盛、宮崎、武藤、梅田、齋藤、秋元、梅野(会友)、大手、阿久津、佐々木(OB)、荻野、平林(投稿)https://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums/6012099692891637089?banner=pwa
茅ケ崎山岳会として毎年恒例となっている山菜山行に初めて参加させていただきました。山菜といえばゼンマイ!というイメージしか持っていなかった自分は結果的に度肝を抜かれた山行となりました。
9(金)21時過ぎに阿久津さんが手配してくれた10人乗りの車で辻堂、茅ケ崎から目的地であるテント場に着いたのは早朝3時過ぎでした。早速テントを張って就寝。隣のテントでは宴会が始まったらしくパッション溢れる熱いトークが繰り広げられていたようです。
10(日)、6時半頃に目が覚めると皆さん朝食や登山の準備をし始めているところでした。
朝食を摂った後、皆で車に乗り込んで林道をしばし走ります。
出発時の青木さんからの、「おでん作って待ってるから~。」の一言でメンバーの士気がガツンと上がったと思われます。
7時50分、林道の途中に駐車をしていよいよ山菜山行のスタートです。
しばらく歩いてまずはメンバー全体のショットを一発入れます。
そのまま林道を歩き続けて途中で道なき道へ突入して歩き続けてから無線の確認をします。
気持ちの良い樹林帯を歩きづづけて少しづつ高度を上げていきます。
途中で、「ここからはサングラスをかけた方が良いよ」との声を聴いてサングラスではなくゴーグルを持参していたことに気付き、場違いなゴーグルを装着…
ついでに報告しますとニット帽も暑さに拍車をかけていました…
その暑さを吹き飛ばすような気持ちの良い場所に一同は到着するのです。
伊三雄さんの「ここには水芭蕉があるんだよ」という言葉に吸い寄せられて尾瀬に想いを馳せつつしばし堪能いたします。
この場所で一息つきつつ、アイゼンを装着します。
後ろを振り返るとこれまた絶景!
前に目を向けるとこれまた白銀の世界!
春山で快晴だと気分も爽快になるもんだな~、と実感します。
アイゼン装着後は山菜スポットまで尾根をガシガシ登ります。
途中で藪漕ぎを強いられる事がぼちぼち出てきますが、皆さんの熱いハートを持った前進を止めることは藪には出来なかったのです。。。
11時頃、山菜スポットに到着しました。
この辺りで、ギョウジャニンニク、ウド、タラノメ他、様々な山菜を収穫されたとのことです。
そのおかげでこの日の夜と、翌朝にはたっぶりの山菜料理を胃袋ははち切れるまで頂くことができました。
山菜収穫していただいた皆さん、ありがとうございました!
山菜班と分かれて10名で山頂を目指すことになります。
藪をかき分けて雪稜を歩いて、また藪をかき分けて雪稜を歩いて…
を何度か繰り返します。
それにしても皆さんペースが落ちません。。。
さすがです(+_+)
それにしても最高な天気で気分の高揚が止まりません!
頂上を捉えた時の景色が一番印象に残っています。
ここまでずっと先頭を歩いて引っ張ってくださった塚越リーダー、後ろから見守ってくださった武藤さん、ありがとうございました。
12時35分、10名全員で山頂に到着しました。
昼食には途中で収穫してきたギョウジャニンニクに味噌を付けて食べたり、キャンプ地から持参したビールを空けたりして和気あいあいとのんびりした雰囲気で抜群の居心地でした。
40分のんびり休憩をして13時10分、下山を開始します。
しばらく下山してギョウジャニンニクを収穫!
数十分の間収穫してから雪渓を下るルートなります。
その下山途中にもギョウジャニンニクスポットがあるのを阿久津さんが発見してまたまた収穫(*^_^*)
その後は沢筋をひたすら下山です。
皆さん下山のスピードが速いです。。。
遅れないように気を付けましたが、普段自分は相当のんびり下山しているんだな~、と実感いたしました(ToT)
それでもこの斜面の下山は非常に楽しいものがありました!
沢筋から尾根に上がって林道に出たのが15時15分。
コゴミを収穫して車を駐車した場所に着いたのは16時。
早速、近場の温泉に阿久津さんの車で送ってもらいました!
いや~、登山の後の温泉はタマランチ会長ですね。
自分は今まで『登山⇒温泉』というゴールデンコースを基本的にやってこなかったので風呂のありがたさが身にしみました。
温泉から戻ると、青木さんがおでんを作ってスタンバイしてくれていました!
これがまた…ウマスギルスキルッ!
おでんの味に浸っていると次々に山菜料理が目の前に繰り広げられていきます!
個人的にこのコゴミがコゴミだけに好みの味でした。
しょうゆと鰹節で食べたら10カウント取られちゃうんじゃないでしょうか(ToT)/~~~
キャンプ地は次第に夕暮れへと景色を変えていきます。
そしてこの後、衝撃的な料理が目の前に現れるのです!!
それは。。。
ギョウジャニンニク入りの餃子!!
高なる鼓動を抑えつつ口の中に入れると、頭の中で10カウントが鳴りました。。。
完全にKOです。餃子が好物の自分ですがこれほどうまい餃子は滅多にお目にかかれるものではないと思いました。
続いて齋藤さんがギョウジャニンニク炒めを作ってくれました。
この炒め物…はっきり言ってご飯があったなら5kg入りの米が21人であっさり胃袋に吸い込まれてしまうであろう味でした!
お酒、山菜、美味しい料理、会話、景色、自然、それら全てを楽しんでいるとても素晴らしい雰囲気でした。
お腹が満腹に近づいてきたところにさらに焼そばがテーブルの上に!
尋常ではない量が作られていましたが、見事に完売御礼!
自分はあまりの眠気に21時前後にはテントで就寝しました(-_-)zzz
11(日)は5時半頃に起床!
朝食の準備にとりかかります。
なんと、朝から山菜の天ぷらを食せるということで下準備が始まります。
自分はこの間焚火にあたってボケーとしてました。ほとんど参加せずすみませんでした(+_+)
タープを張っていよいよ早朝天ぷら宴会の始まりです!
自分たちで採った山菜を翌朝天ぷらにして食べる。。。
贅沢なですねぇ。非常に贅沢なことだと思います。もちろんこの山菜天ぷらも大人気で皆さんの箸がウサインボルトよりも早く動いていました。
齋藤シェフが昨夜に引き続きさらにソーセージ入りのバージョンアップ炒めを作ってくれます!
先月に茅ケ崎山岳会に入会をしたばかりなのですが、にも関わらずこういった山菜山行に参加することが出来て皆さんに感謝です。
一夫さんのおかげで続けられている山行だということ、青木さんの料理が皆さんに元気と笑顔を注入し続けていること、そのおかげでとても楽しく記憶に残る山行になりました。ありがとうございました!
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