美濃戸6:10~赤岳鉱泉7:20~大同心南稜取付き9:00~終了点11:30
大同心の頭~縦走路~硫黄岳~赤岳鉱泉~美濃戸3:30
翌週に権現岳東稜のリベジを控え、アイゼントレを兼ねて大同心南稜&小同心クラックの
登攀を計画した。週始めより日曜日の予報は良くなかったが、週末に近づくにつれて、
美濃戸にて準備を整え、ノンストップで赤岳鉱泉で到着。所用を済ませ、行動食を詰め
込み、大同心稜を登る。
眩しい様な日差しの中、澄んだ青空が広がり、本当に午後から天候が崩れるのか、予報を
疑う様な天気である。
大同心基部手前の平坦な場所にて登攀具他を装着して大同心基部からトラバースして南稜
取り付き部に到着。
ルートを見上げると、一見どこでも登れそうであるが、傾斜が強いので、ルート取が
悪いと、ど壷に嵌ってしまいそうである。
先シーズンに登った記憶を頼りに、あそこをあっちの方に登るんだよ~と適当にアドバスを行い、
「おっちゃん」:じゃあ、1P目のリードする?
「Sさん」:えっ!、ここからではルートが良く解らないから。。。
「おっちゃん」:2P目から頼むわ~
「Sさん」:OK、OK
2P目のルートアドバイスを行い、2P目を交代。
フォローで八ヶ岳特有のボコボコの岩を掴みながらグイグイ登り、ビレーポイントに
到着。
到着。
「おっちゃん」:初リード、どうやった?
「Sさん」:快適、快適!!
心持、遠くの山が暗くなってきた様な気が。。
3P目、フェイスからカンテを越えて、25mで安定したビレーポイントへ。
カンテに出る箇所で、フェイスを直上すると少々悪い部分があった為、Sさんがトラップに引っかからないか、心配して到着を待つ。
トランシーバーからロープ緩めてコール!!
あらあら、トラップに掛かってしまった。。
Sさん、ヤバイ、ヤバかった~と言いながらビレー点に到着。
Sさん、最終ピッチの4P目をドーム基部の終了点を目指し、ミックス部をトラバースしてなんなく到着。
ほどなく、終了点に到着してバンドを下降し、寒風を避けた岩陰で休憩。
ボチボチ、天気が怪しくなる気配があった為、大同心の頭に立ち景色を眺めた後に、
登り易いルートでのアイゼントレであったが、岩の感覚がつかめて良かった思う。
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