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美しの森8:00→11:30出会い小屋(テント泊)~権現東稜取り付き偵察(15:00帰還)
今回、権現岳東稜を挑戦しようと美しの森駐車場から歩き始めたが、出会いの小屋に着くときには荷物を一式担ぎ上げることが難しいことがわかってきた。
出会いの小屋にテントを張り、翌日に登攀具だけで権現岳東稜を目指すことになった。
時間があったので、小屋から尾根の取り付きまで偵察へ行くが、雪が膝~腰まであった。
ゴルジュ内はチリ雪崩が随所から発生しており偵察から小屋に帰るときにはトレースがなくなりかけていた。翌日はトレースがないだろうと思った。
ゴルジュ内はチリ雪崩が随所から発生しており偵察から小屋に帰るときにはトレースがなくなりかけていた。翌日はトレースがないだろうと思った。
翌日は2:00起きの4:00出発ということで19:00には就寝。小屋の中に無人のテントと靴が置いてあり、持ち主が来ないことが気になったが、早々に夢の世界へ。突然21:00に小屋のドアの鍵をガチャガチャする人が現れる。鍵を開けると、権現岳東稜へ行き敗退して帰って来た、隣にある無人のテントの持ち主たちだった。若者の男性2人組は3:30に出会いの小屋を出発し、東稜の取り付きに13:00に着いたため、そこで敗退して帰ってきて、この時間だったとのこと。積雪がありラッセルが大変だったと話していた。
ラッセルが大変になることは偵察時に予想はしていたが、予想以上に厳しいものがあることをこのときに知った。
予定通りに権現岳東稜へ行くか、急きょ他のところへ行き先を変えるか2:00の起床までにそれぞれ夢を見ながら検討することになった。
6:20明るくなってから出会いの小屋を出発し、ツルネ東稜から旭岳を目指して登る。天気は良く、左に権現岳東稜がきれいに見えていた。前日に出会いの小屋であった旭岳東稜に行った2人組が登っているのも見ることができた。
12:35に旭岳登頂。
尾根を登っているとき、今日も頂上に着くことが出来ずに敗退か…と思っていただけに旭岳頂上に着いたときは、うれしかった。その先の権現岳は時間的に厳しく、今回は行かずに来た道を下山した。
15:30に出会いの小屋に到着。
翌日は天気が崩れる予報があったため、撤収作業をして美しの森駐車場まで下山した。
旭岳に向かう途中に権現岳東稜を登ってきたという男性2人組に出会った。テントなどすべて背負っての登攀だった。旭岳東稜に行った男性2人組もすべて背負って、無事に登攀して下山してきていた。ラッセルで時間がかかる場合は尾根の途中でビバーグをして、登攀することが必要だということを知った。
まずはラッセルが出来るようにならないといけない…荷物を背負っての登攀も出来るようにならないといけない…遠い道のりだなと思った。
たくさんラッセルをしてくださった長野さん、武藤さんありがとうございました。
雪が安定した時期にリベンジしましょう~!!
雪が安定した時期にリベンジしましょう~!!
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