2019.02.17 赤岳主稜(満員御礼)で阿弥陀岳北稜へ

日付 2019/02/17(日) 天候 快晴  参加 齋藤(由)、武藤(投稿) アルバム :

520美濃戸口⇒600美濃戸⇒750行者小屋⇒930赤岳主稜トラバース地点手前
1000中岳道分岐⇒1130北稜取り付き⇒100阿弥陀岳⇒230御小屋山⇒美濃戸⇒1610美濃戸口

日帰りでのバリエーションルート登攀の為、500美濃戸出発くらいのイメージで自宅を出発。
二俣川で齋藤さんをピックアップして、一路、美濃戸口へ。

美濃戸まで車を乗り入れるか否か、少々悩んでいたが思いの他、積雪が無かった為、林道に進入したが、河原への下りでハイエースがスタック中。
いつスタックが解決するか解らないので、早々に諦め、美濃戸口に駐車することにして
駐車場まで戻ると、四段ある駐車場が全て満車。(驚き!!)

道路の駐車しようと考えてたが、駐車禁止の看板が林立。
結果、林道を少し入ったところの、広場に駐車して出発準備

美濃戸赤岳山荘前にて、一息入れた後にノンストップで行者小屋を目指す。
途中、3人パーティーに今日は何処まで?声を掛けられ、主稜と告げると、うちらも主稜とのこと。
 ※混雑の予感が。。。。
この3人パーティーには追い越されない様に、頑張って行者小屋に到着すると、小屋前は
大混雑!!3040人程の登山者でごった返していた。
(鈴木さんの検定関係の方々? 岳連講座? ガイド登山団体か?)


美濃戸から休み無く歩いて来たが、手足の末端が冷え切っており、あまりにの冷たさに
  ※朝の時点で、マイナス16℃程度だったとのこと。
行者小屋のストーブにて手を温め、行動食を食べ、身支度を整えて、文三朗新道を取り付きに向かい登る。
途中、56人程度のグループが23パーティーおり、脇をすり抜け高度を稼ぐ。

アルミ製階段の登りきったところで、赤岳主稜が望めるところから取り付きを確認しする
取り付きのチョックストーン部の順番待ち列が(67人)、その上のルート上の
ビレー点毎にクライマーの姿が。。。




ここで引き返すのも、なんなので、もう少々登り様子の伺う。
取り付き前のトラバース地点にも数名が順番待ちの状態。

このまま、順番を待っても時間が読めない為、別ルートへの変更を。

高度からいうと、南峰リッジなどへの変更が適切だとは思ったが、トポが無く、また
登った経験も無いので諦め、もったいないが、中岳道分岐点まで一旦下り、阿弥陀岳北稜
に計画変更することにした。

北稜までのトレースはバッチリ付いており、あとは急坂を頑張って登るのみ。上部には
北稜を登る他のパーティーの姿が。。。
風もあまり無く、天候はこれ以上の天気が無いくらいの快晴。



喘いで、取り付きに到着、登攀準備に入る。

齋藤さんが、どこ登るですか?との質問に、ココ、ココと露岩を指差す。
岩登りじゃないですか?そう、岩登りだよ~との押し問答で受け答えする。

おっちゃん)1P目、簡単だから行ってみる?
齋)えっ~初めてなので、自信無い(ボソボソ)。。。
おっちゃん)じゃあ、行くよ~

晴れてはいるが、結構気温は低く、手の感覚が無くなる。
30m程延ばし、ビレーポイントへ。
手の感覚が無いので、ビレー点構築に手間取る。
登って良いよ~とのコール後、サクサクと笑顔で登ってくる。

おっちゃん)2P目、リードしてみる~
齋)1P目、メチャ怖かったから。。どうしよう~
おっちゃん)岩の部分はココだけだし、ガバも多いから怖くないとよ~
齋)怖くなったら、降りて来て良いですか?
おっちゃん)OKOK
齋)じゃあ、行きます。
おっちゃん)スタンス、目で確認して置いて!


露岩部を安定して登って行く。
滞ることなく、ドンドンロープが伸びていく。
60mロープがいっぱいになる手前で、トランシーバーにてロープいっぱいのコール。
潅木までもう少しなので、伸びないかとの返答。
雪壁部に到達しているのが遠望された為、落ちないと判断してビレーを解除して登り始め
る。

程なく、ビレー点に到着し、頂上到着までの最終ピッチを薦める。頂上に到着、阿弥陀
岳頂上からの景色が素晴らしい。


下降は、御小屋尾根を経由して美濃戸口へと思い、御小屋山からの急傾斜のトレースを
辿っていると、覚えのある仮設の橋に辿りついた。
美濃戸(南沢)に出てしてしまった。ダラダラと長い林道歩きを経て、美濃戸口へ。

三つ峠の四十八滝沢に続き、今日も11時間あまりの行動時間になってしまいました。
齋藤さん、お疲れ様でした。

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