本来は21-23の三連休で北鎌尾根の計画でしたが、台風17号の影響で全国的に雨。
北海道を除き唯一お天気が持ちそうな東北地方の葛根田川(岩手県)に転進となった。
因みに
台風17号の名は「ターファー」=なまず
との事。僕が釣るのは、い🖤わ🖤な🖤
コースタイム)8:00滝ノ上温泉登山口~10:40大石沢出合~11:45葛根田大滝
~14:40滝ノ又沢出合(幕営地)※釣り時間含む
さて、湘南地方を22:00過ぎに出発。
メンバー全員が運転可能な為、順番に交代しな
がら9時間掛けて朝7:00岩手県雫石町の滝ノ上園地休憩舎に到着。車は既に5.6台停
まっていた。
ここには綺麗なトイレと休憩所もある無人の小屋があり快適だ。
眠い目を擦りながらも、遠くまで来た甲斐あり、朝日を浴びながら身支度をし、いざ出発!
地球の力。宇宙に思いを馳せる。
あっ、ブラックホールだ!
さて、日光が差し込む開けた沢に、エメラルドグリーンの淵で造られたゴルジュ、
ナメ等々美しい癒し系の景色が続く。
特にロープを出す様な滝も無く、のんびりと
泳ぐ。
へつる。
走る?
キメる・・・
初日の行程での見どころの一つは、お函と呼ばれるゴルジュであるが水量が少ない
せいか、どこだかはっきり分からなかった。ここか?ここもか?という感じ。
「葛根田大滝2段15m」
ここは少し戻った左岸から
明瞭な踏み跡を辿り巻く。
トポ図にて、今夜の幕営地(滝ノ又沢出会)までの主要な箇所を終えた事を確認する。
ここは沢である。従って、釣りである。
前回、伊三雄さん・はるちゃんと行った小室川谷では、危うくはるちゃんに釣り師デビューの先を越される所であった為、今回は準備から気合を入れてきた。
どうにも苦手なブドウ虫対策として、ビニール手袋を持ってきた。これで餌を付けれる!
釣りをしない、冨澤&長野コンビは先に幕営地へ向かいテント設営、親子漫才師・のぶ&はると僕は釣りに。
のぶ&はるに別れを告げ、僕は沢を先行する。
そして、絶好のポイントを発見。伊三雄さん仕込みの抜き足差し足で、気配を殺す。
そして岩になる。呼吸を整え、信さん仕込みのアルパイン・スナップをさらに進化させた
アルパイン・リバースナップを繰り出す。
待つ。待つ。待つ・・・・・・・・・・・
コンコン♪ ググッ♪♪ ドリャ~♪♪♪
ようやく釣り師となれました!
「まだ間に合う、シニアの渓流釣り!」
の編集長様、雑誌の表紙にどうぞ!
冨澤&長野さん達が、テント・タープ
設営、焚火までしてくれていたおかげで
すぐに宴会へ突入。刺身と焼き魚
はるちゃん特製キーマカレー(自炊米)。
豪華な夕飯とうまい酒、焚火を囲み
夏の終わりに最高な時間を過ごせました。
「まだ間に合う、シニアのカレー!」
の編集長様、表紙にいかがですか?
明日は天気が下り坂という事もあり
4:00起床予定。21:00頃には就寝。
信&長野コンビは、ひとつタープの下シュラ
フに潜り問題なく寝れたとの事でした。
9/22(日) 曇り~時々小雨~小雨
コースタイム)6:30滝ノ又沢出合(幕営地)~12:00大白森~14:30登山道
~15:45八瀬森分岐~17:55三ツ石山山荘
~19:50滝ノ上温泉登山口
天候良ければ2泊3日で大深沢・北ノ又沢継続に行きたかったが、今回は明通沢下降の計画
の為、幕営地を出てすぐの二俣で右俣に進む その先の15m滝は右岸から高巻くのだが
踏み跡が乏しく苦戦する。結局、その先の5m滝も含め2滝を高巻き、20m程を懸垂下降し
沢筋に戻る。大深沢経由に比べ、こちらのルートは余り人気が無いのだろうか・・・
その後も、小滝やナメ滝が続き、念の為二回ほどロープを出した。
昨日に比べ、魚影が濃い事から、やはり人の出入りは少ないのかもしれない。
本日の見どころである15m滝に到着。左側を快適に登れるという事で、武藤CLがようや
く動き出す。CLであった事を皆、思い出す。ロープは出したが、見た目より傾斜は緩く
手も足もあり快適に登る。
く動き出す。CLであった事を皆、思い出す。ロープは出したが、見た目より傾斜は緩く
手も足もあり快適に登る。
源頭部に近づき、沢が枯れ始める。
藪漕ぎは時間の感覚が分からなくなるが
長野さんの的確なルートファインディング
(はるちゃんのGPSも活躍)にて20~30分程漕ぐと突如目の前が開け大白森に到着する。
湿原というか草原というか、とても広大な美しい場所であった。
一応、右から「大・白・森」の漢字をイメージ。「大」が一番簡単なのに・・・
さすが、信さんです。
この先の藪漕ぎに備え、ここで小休止を取る。
下山路として沢下降する予定の明通沢を目指
し、ここから藪漕ぎに突入。個々の携帯GPSを
基に進む。最初は膝程度の藪だが、すぐに長身
の長野さんもスッポリ隠れてしまう藪となる。
正直、方向感覚は失われGPS頼りで進む。
頑張って進んだ先が崖だったり、どうにもなら
ず一度藪を抜ける為、登り返し、進路を再検討
する。
再び藪へ諸突猛進
→五里霧中ならぬ五里藪中
→艱難辛苦→満身創痍・・・
下山途中の三ツ石山小屋(無人)では、地元の
ロングトレイルチームが大宴会をされてまし
た。その方々が、遅い時間の下山者である僕達
にわざわざ暖かい飲み物を作り、振舞って下さ
いました。温泉情報等も教えて下さり、「一緒
に泊っていけば!ごはんもあるよ!」等々
温かく親切な岩手の人々に感謝です。
ありがとうございました。
し、ここから藪漕ぎに突入。個々の携帯GPSを
基に進む。最初は膝程度の藪だが、すぐに長身
の長野さんもスッポリ隠れてしまう藪となる。
正直、方向感覚は失われGPS頼りで進む。
頑張って進んだ先が崖だったり、どうにもなら
ず一度藪を抜ける為、登り返し、進路を再検討
する。
→五里霧中ならぬ五里藪中
→艱難辛苦→満身創痍・・・
12:00頃大白森から藪漕ぎ開始し、現在もう14:00・・・
GPSで現在地を確認。※黄色の〇地点
このまま下降沢を目指すか※赤線②
(本では沢下降2時間)
安全を最優先し登山道へ出るか※オレンジ線
(約5~6時間)
時間・天候も含め皆で話し合う。
結果、各駅停車・超鈍行の登山道オレンジラインに乗車となる。
因みに僕達の軌跡は青線です。
赤線①の起点で北上し高度を上げ一度藪を抜
ける。入藪地点を再確認し再度藪へ入り東進す
るが悪戦苦闘。黄色〇で会議。
オレンジ登山道を目指し北上。といった流れで
す。
皆で相談しながら進みましたが、地形図・軌
跡を振り返ると、入藪地点がまずかったと思い
ます。信CLとも話したのですが、正直、下降
沢への藪漕ぎを甘く見ていました。
集会等で会の諸先輩方にご意見を頂き、次に繋げたいと思っています。宜しくお願い致しま
す。
そんなこんなで、どうにかこうにか登山道へ
脱出。以降は、小雨が降ったり止んだり、ヘッ
デン使いつつも東北地方の奥深い山並みを歩
き、20:00に駐車場へ下山となりました。
下山途中の三ツ石山小屋(無人)では、地元の
ロングトレイルチームが大宴会をされてまし
た。その方々が、遅い時間の下山者である僕達
にわざわざ暖かい飲み物を作り、振舞って下さ
いました。温泉情報等も教えて下さり、「一緒
に泊っていけば!ごはんもあるよ!」等々
温かく親切な岩手の人々に感謝です。
ありがとうございました。
下山後、スーパー銭湯に入り、長野夫人お勧めの冷麺&焼肉店「ぴんぴん舎(盛岡駅前)へ!
心も体も、お腹いっぱいの中、深夜0:00
東北地方を出発。数珠繋ぎ交代運転にて
朝8:00頃、無事湘南地方へ到着。
グレードが高いルートではありませんが
自分たちで考え、話し合い、判断、行動する
そんな山行で学ぶ事も多く、喜びもひとしおで
した。当初の計画は果たせませんでしたが
色んな事がてんこ盛岡な楽しい山行。
皆さん、ありがとうございました&またどっか行きましょう!
以上。
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