参加:渡邊(CL)、穴井、安波(投稿)
アルバム : https://goo.gl/photos/1sGYbbbhtgNzrmc16
大正池に映り込む穂高方面
上高地にも春は着実に近づいていました。
3連休を利用し、上高地中千丈沢へアイスクライミングへ行ってきました。天気は良く、風もない。暖かで春を感じる上高地です。
【1日目】
アプローチ→ミルキーウェイ→ハバネロ
中千丈沢は2008年から開拓された新しめのエリア。アプローチ近めで景色もいい。ハイカーもいないので静かなアイスクライミングが楽しめた。
●アプローチ
釜トンから出発!
トンネルを抜けるとそこは・・・
またトンネルだった!
チーム・マウンテンハードウェア(笑)穴井君を探せ!
大正池ホテルを左手に見送り、一つ目の橋を右へ入る。トレースばっちりの中千丈沢。明神が見えた時、3人ともテンションが上がった。つい何度も足を止め景色を楽しむ。写真を撮ったりのんびりハイキングモード。ここまで1時間強。
大岩から約10分、沢を詰めていくと次々に滝が現れる。各氷瀑間は3~10分ほど。
●ミルキーウェイ(Ⅲ-Ⅳ~Ⅲ級、穴井- 渡邉)
1P リード中の穴井君
登攀中虹が出て癒される(^^)
2P リード中の渡邉さん
●ハバネロ(Ⅴ級 穴井)
立ってる~~~・・・これ登るの???蒼い氷がきれいなハバネロ。
【2日目】
Z→一角獣→達磨アイス
●Z(Ⅳ-Ⅴ-Ⅲ級、穴井-渡邉-穴井)
1P 穴井君リード中。
2P リード中の渡邉さん。1P終了点から出るのが怖い・・・(のはあたしだけ・・・)
やっと出られた~。高度感◎放り出された気分でした。。。
3P 短いけれど少し立ってる。傾斜が少しでも変わると恐怖心が沸いてくる。さっきよりも緩いのに。
Zを串刺し後。ご満悦の3人(^^)
ゼ~~~ット!こんなポーズあったよね?
1本登ったあたりでくライマーが集まり始めた。
●一角獣(3P目のみ登攀。Ⅴ+ 穴井)
左/ジョーズ 右/一角獣
本来の一角獣取りつきより。Ⅳ級‐Ⅱ級‐Ⅳ級の3Pだが混んでいるのでエスケープ。
ズドンと立派な氷柱へ取りつく。
穴井君リード中。凹角から直上、右へトラバースし抜け口へ。どこまで直上しちゃうの・・・と見守っていると・・・
●達磨アイス(Ⅲ級 安波)
これなら行けるかも!・・・となんで思ったんだろう。。。見た目よりも傾斜を感じてしまう。「会の人ならノーロープ」と言われつつも、やはりデビュー戦はうれしい(^^)
スクリュー打つのもしんどいし、抜け口らしい抜け口でなくともやっぱり怖い。腕も足もパンプ気味。ロープアップでさらに消耗してしまい、まともにロープを扱えず。。。セカンドビレイのセットまでに時間がかかってしまった。反省だらけだけど、、、嬉しかったのです(^0^)♪
【3日目】
鷹の爪→ジョーズ(左から中央)→下山
●鷹の爪(Ⅴ級 穴井)
リードの取り合い。渡邉さんのパワハラにより穴井君のリードが奪われそうになる(笑)結局仲良く分けっこしました〇あたしはカウンターをいまだ身に着けられないまま今日もⅤ級を登ってみる。
穴井君リード
だんだんそれっぽくなってきた?リードはいつスクリュー打つのか疑問に思いながらもとにかく登る。ちょっとコミカルなフォルムのあたし。
鷹の爪付近から上高地方面を観る。焼岳がよく望めた。
●ジョーズ(Ⅴ級 渡邉)
ジョーズが口を開けて待っていた。看板ルートは混んでいる。とれるラインで取りつく。ジョーズの口左側から取りつき直上から右上、中央へ抜ける。落氷が多く避けながらのビレイ。あたしの頭の中は既に温泉しかない。あ~落ちそう・・・いや温泉が待っている!登れないかも・・・いや登らないと温泉に行きたい我がままを通せないかも!あ~昨日のテントの中での温泉プレゼンがボツになる!そうはいかない、けど・・・「穴井君、、、登れなかったらどうやって降りよう・・・」「・・・いや、登って下さい。」「いや、もし、、、」「登って下さい。」ドライ。そもそも、登る以外の選択肢はなかったんだった!!!
渡邉さんリード中
手の上でレスト。アシストしてたよ~(笑)がんば~!
スクリュー連打が3日間の疲れを物語る(^^;
無事生還!ジョーズのポーズらしい(笑)
ジョーズ取りつき付近より。焼岳から穂高の縦走路。ホンジツモセイテンナリ!
3日間でマルチを含む合計7本、のんびりペースだけどいい練習になりました。Ⅳ級のリードもまだ先になりそうですが、少しづつ氷に慣れてきた気もします。ただ、やはり冬靴&アイゼンは重く感じ、足が上がらない。フリーのようには思うように体を動かせない。下山の足はヘロヘロで、足がイヤイヤいってしまいもつれ込む・・・でも、青空と雪の白さ、氷の蒼さは美しいと思えるのでした(^^)
春はすぐそこのようです。
3日間ありがとう。
来シーズンへ続く。
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