今シーズンのアイス2戦目はジョウゴ沢へ。11月末から3週連続の八ヶ岳でようやくまずまずの氷結となり、楽しめました。
7時に美濃戸に上がり、身支度を済ませる。アイスキャンディでの練習用にシングルロープも持参したため、久々の大荷物に足取りが重いが、早くバイルを振り回したくて気持ちは軽い。
昨年から重ねた鉱泉までのアプローチは道のりがすべて頭に入ってしまったようで、いつも通り堰堤で開けるワインも旨い。
小屋でテントを張り早速、ジョウゴ沢へ急ぐ。前週は沢登りの様相だったらしいF1は寒波ですっかり快適な氷瀑に様変わりしてました。
F2は裏側の水流がまだ多く、薄いため登られていなかったが、脇の氷は大丈夫そうだったので取り付くことに。みんなフリーで抜ける。
F3もドボンに気をつけつつバッチリ登れました。宮崎さんはドボンを避けようと巻きに入ろうするが秒速で会長に連れ戻され、みんなで仲良く直登。
11時を過ぎると晴れ間が差し、綺麗な樹氷が。今年の夏の沢は天気に呪われてばかりだったが、ここの所、冬シーズンに入ってからは天気がよい週末が続いている気がする。
ラッセルもなく快適な登高が続く。
ゴルジュ入り口のF4。この後の乙女の滝はTRで練習していたパーティがいたので触らず、先に進む。
F6、F7?あたりのナイアガラの滝 。1時間近く後続パーティも現れなかったので、TRを張って一人2、3本ずつ練習することに。リードでの課題は目下、バーティカルでのスクリュー打ち。足をしっかり決めるのが大事。足が。やっぱりモノポイントではしっかり立てる気がする。(といいながら、帰りの車でLYNX用の補助輪をガンマーさんに発注した。。)
アイスはまるでしたことないと言っていた竹沢さんは絶対そんなはずないと思わせんばかりの、余裕の登りでした。
宮崎さんはバーティカルでは物足りないとのことで、ひたすらハング越えの練習をされていました。
ナイアガラの滝を超えれば、あとは適当なルンゼ状を硫黄岳まで詰める。積雪も少なく、バッチリ締まっていたため、昨年のハイマツラッセルとは段違いの速さと快適さ。
硫黄の頂上はいつも風が出ているが、広くて好きなところです。のんびりと周囲のアルプスを眺められるナイスなスポット。
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