前日、赤岳鉱泉にて三叉峰ルンゼは凍っているらしいという情報あり。無名峰南稜もしくは石尊稜に抜けるということ。今回は簡単そうな石尊稜となった。5:50鉱泉出発、まだ暗く、ヘッドランプで歩く。前日ヘロヘロになった体たらくのため、ロープは持ってもらい、ほぼ空身の荷物で気持ちはルンルンだ。
通常、小滝になりそうな氷の段差手前でアイゼンを履いているうちに、後続パーティーの集団に抜かされる。すぐ上に、今日の核心V級-滝が出てきた。しっかりと凍っており、きっちり立っている。先を越した集団の1人目が、とても軽やかに登る。昨日はうちのパーティーのみんなのリードに感心したが、さらに上手かった。。。これが氷のカウンターかぁ!
穴井-宮崎-竹沢と、渡辺-水島-早川の2パーティーに分かれる。
穴井さんリード、垂壁のスクリューは難しいよう。でも無難に登っていった。パチパチ!!
今回は、師匠Tさんがいないので堂々とセカンドをいく宮崎さん。リードすればいいのに!
一応登っている私。前日登ったのと、軽い荷物で、不思議と落ちる気はしなかった。初めての縦爪アイゼンは滑らないし、借り物DMMバイルは旧式らしいのだが、我がカジタ直線バイルに比べて格段の効き様。この言い方は好きではないが、道具の進歩は素晴らしい・・・。気温が上がったせいか、すっかり手が濡れてしまった。
滝を抜けると、たまに小滝が現れる。昨日のジョウゴ沢よりきれいなルンゼ。
11:00 ルンゼを抜け、石尊稜上部。ここから、2人づつになる。それほど難しくないものの、終了点以外ピンが全くなく、少々焦る。
12:00 石尊峰。昨日と変わって、太陽は見えないが、それほど風は強くない。単独の方に、写真を撮ってもらう。ここ単独も大したもの(ヘェー)だが、年末は岳沢も単独らしい、ヘェーヘェー。
地蔵尾根から下山。私と言えば、疲れて寝ている・・・。
元気な(モノ好きな)3人は、さすが岳沢という目標にまっしぐら、居残り練習をしてたそうな。
今回、アイスクライミングをほとんどしてこなかった私も、連れてきてもらい感謝です。アイスよりも、むしろ体力課題が残った山行でした(毎回言っている気がする・・・)。
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