2016年9月10日-11日 足尾山塊 庚申沢

日付 2016/9/10-11(土日) 参加 穴井(投稿)、久野、渡邉

アルバム:https://photos.google.com/share/AF1QipP9KTcAIm6Hd7_0GTMR16Tg0toM1O5dFzlCwJenHtVsnDfKYlHnpLrPQ8ho95i2JA?key=VUFKS1kxM0oyUnZSb2tZeDdMQkxMNV9ldkVhVF93

行程:9/10 銀山平(6:00)-水ノ面沢出合(9:00)-ミオ沢出合BP(14:00)
   9/11 ミオ沢出合BP(6:30)-二俣出合(8:00)-六班林道(10:30)-庚申山荘(12:30)-銀山平(13:30)


今年も当山岳会の食糧自給率向上を目的にイワナ山行に行ってきました。
出発ギリギリの前日に決めたのは足尾山塊のとある沢。栃木方面は前日まで大雨だったようで、沢は大増水。のんびり釣りとは行きませんでしたが穏やかな渓相に癒されました。


 入渓後暫くは穏やかな河原歩き。堤防を高巻いたあと、早速竿を出すが暫くは反応、魚影無し。

普段から水量が多いらしい沢はこの日、大増水。下部はゴルジュがつづく。何気ない瀬やトロも水圧が半端なかった。

 滝は7m~10mほどがいくつか出てくるが直登はほぼ無理。釣り師がよく入るからか、巻きはすべてやさしい。

暗めのゴルジュ沢を想定していたが、思ったより沢は開けており陽が入る。モミジやカエデなどの植生は癒し系。紅葉の時期に来ると素晴らしいはず。

ナメ10mの落ち口で1名が足をさらわれド派手なウォータースライダーを滑る。ナメ滝で本当によかった。。

下部ゴルジュ帯を抜ける当たりで、水量が凄まじくなり行き詰ったため、一度高巻いたら、林道に上がってしまった。そのまま平行する林道を尾根につけられた登山口のある終点まで20分ほど歩き、水ノ面沢出合から再入渓。500mほど河原が続く。

 再入渓後、渡邉さんのテンカラ一投目で待望のヒット。パーマーク鮮やかな良型。

思い思いにポイントを探りつつのんびり遡行する。

 当たりがあるもバラシ多く、さえない釣果となってしまったが、何とか食糧は確保。

ミオ沢出合手前の10m滝。水流右から容易に登れる。


 二俣まで進みたかったが、ミオ沢出合の先に良いテン場を見つけてBPとした。右の人は残念ながら釣果ならず。どうやら先日の黒部の沢で今年の釣り運を使い果たしてしまったらしい。

塩焼きで


 翌日はのんびり起きて6:30に支度を済ませる。上部もゴルジュ滝が出てくるが巻きはバッチリ踏みあとがある。水量も相変わらず多く、巻けるところはすべて巻いため、結局ザイルは一度も出さなかった。途中にいくつもテン場が出てきて、どこでも張れる感じではあった。

1:1の二俣からはすべて右へ進む。

源頭部は笹原が広がる。

 六班林道が沢を横切るところで、装備解除し、林道から下山することにした。赤布垂れているのを見逃さないように。
庚申山荘までの六班林道は少し荒れ気味で長かった。
庚申山荘は立派な小屋だったが、この日は無人。たまに管理人がいらっしゃるとのこと。

天気が良ければ鋸岳まで詰めて、皇海山までピストンしてから下山したかったのだが、午後から崩れそうだったのでそそくさと下山した。 沢の由来でもある庚申山は銀山平から鋸岳までのびる尾根の一ピークに過ぎないが奇岩を伴った信仰の山らしい。

山荘から銀山平まで1時間ほどで下山すると申が見送りに姿を見せてくれました。

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