2016/9/17 小川山ウスノロマン

日付 2016/9/17(土) 天候 曇り 参加 塚越(CL)、竹沢、瀬沼、宮崎(投稿)

 3連休は、穂高の屏風を予定していたが、台風の影響で天気そうなので中止…。
塚越さんが、最新のロクスノに載ってる小川山のウスノロマンはどうよ!?ということで、4人で行ってきました。



 アプローチは、八幡沢のガレ場をずーっと詰める。
ガレガレで結構悪いですが、何年か前に行った滝谷のC沢よりはマシだね、とか話しているうちに40分もかからないくらいで取りつきへ到着。
 今回は、塚越・瀬沼ペアが先行、竹沢・宮崎ペアが2番手でスタート。核心を含む、偶数ピッチを竹沢さん、瀬沼さん。奇数ピッチを塚越さん、宮崎。

 1P目の10bは、途中レイバックも出てくるフェイス。朝一から結構悪い。
途中レイバックする辺りでバランス悪く、A0。ちなみにプロテクションはRCCとリングボルト&必要に応じてフレークにカムが決まりました。



 2P目は、核心の11a(日本100岩場だと10dになっているが、ロクスノでは11a。昔、塚越さんがOSしたときは10cだったらしい…。)
 リーチのある瀬沼さんは普通な感じにこなしてますが、出だしのゾンビムーブ(壁ドンムーブ!?)は、プロテクションが取れない状態で壁にもたれ掛かるので、ちょっと勇気がいる。


 その先の部分もバランスが微妙で、結構パワーを使うムーブが出てきたりで奮闘的。
竹沢さんが見事に突破してくれ、私はフォローで登ったが本当難しかった。ここと、上部のスラブの処理がこのピッチの核心と感じた。 

 3P目5.9は、ワイドクラックとロクスノの記事にはあったが、ワイドというほどクラックでもなかった。
途中のテラスからのクラックの出だし部分が、かぶっていて苦労した。

 4P目10bもクラック。斜めに走るクラック部分、出だしの甘いハンドでクラックに一歩足を上げるのが、私には難しかった。ちょっと先にハンドがよく決まりそうな部分があるのに、そこまで、なかなか手が届かなくて、何度もフォールしてしまった。
 リードの竹沢さんは、クラック部分は難なく突破、流石です!


 5P目5.7は、ダイクをトラバース。
 6P目10aは2つのラインが見えたが、私達右側に続くRCCのオリジナルルートで頂上まで。みんなで集合写真を撮り、懸垂3回で下降しました。


 久しぶりにフリーのマルチルートに行きましたが、全ピッチOSなので、グレード以上に厳しく感じました。
でも、ウスノロマンはクラックもあって楽しいルートでした。今度、もしまた行く機会があったら、もうちょっとフリーにこだわって行きたいですね。


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