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今回は沢登りから北岳を目指す計画。
3日間を通してお天気に恵まれ、一度も雨に降られることがなかった。
1日目
2:00奈良田温泉駐車場、山の日ということもあり混雑が予想され早めに行く。
案の定、駐車場は次々に埋まる。
5:30奈良田温泉駐車場からバス利用で広河原へ、そこでまたバスに乗り換え野呂川出合いで下車、扇沢へ。
扇沢は迷うような道はないが、トポが1983年のもの。実際に沢に入ってみると岩や木が沢や滝をつぶしてしまっているところがちらほら見られた。
トポにはロープがほぼ必要ないと書かれていたが、全体的にヌメヌメの沢によって初心者にはロープが必要な場面が何度かあった。
扇沢の一番の印象的なことは小太郎山頂上へ出るまでの最後の2時間弱の藪漕ぎ。当初は1時間もすれば稜線に出て小太郎山へ着くと考えていたが、険しいハイマツに足がなかなか進まなかった。
結果、8:00から扇沢を歩き出し昼過ぎには小太郎山へ到着できると考えていたが、滝での何度かの足止めと最後の藪漕ぎに苦戦し、小太郎山到着は17:00近くになった。
2日目
2日目以降は白峰三山の縦走
小太郎山→小太郎尾根→北岳頂上→間ノ岳→農鳥山荘(テント泊)
小太郎山分岐までのバリエーションルートではほとんど人とすれ違うことはなかったが、小太郎山分岐からの登山道はたくさんの人でにぎわっていた。
小太郎山を6:30に出発し北岳頂上には9:10頃到着
北岳から間ノ岳には伊三雄さんと斉藤さんが11:30に到着。その後ずいぶん遅れて12:15に私と私のペースに合わせてくれていた武藤さんが到着。
行ければ大門沢小屋まで足を延ばしたいと話があったが、私がそこまで着いて行けず当初の予定通り農鳥山荘でテント泊となる。農鳥山荘には13:15に到着し、農鳥山荘から往復1時間の水場に夕食と翌日の行動用の水を汲みに行く。その後食べたり飲んだりのんびりと過ごす。
3日目
農鳥山荘→西農鳥岳→農鳥岳→大門沢小屋→奈良田温泉駐車場(下山)
6:10に農鳥山荘を出発し、目の前にそびえる西農鳥岳、農鳥岳を目指す
農鳥岳からは縦走してきた山々が見渡すことができた。
その後、長い長い下りを奈良田温泉駐車場まで歩き13:20に到着し無事に下山。
私にとっては初めてのバリエーションルートからの縦走。山小屋でしか泊ったことがなかったため大きなザックを背負っての歩きも初めてだった。扇沢での藪漕ぎは稜線に出ても道はなくハイマツの上にいることに挫けそうになり、2日目の縦走では歩くペースについて行けず落ち込み、3日目は周りをほとんど見ることなく前を歩く伊三雄さんの靴ばかりを追って間をあけないようにとにかく歩き続けた。いつも山の頂上を目指して歩いていたが、今回の2日目3日目は歩くペースのことばかり考えていた。この夏山合宿は初心者の私にとって良い山行経験になったと感じる。
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