Mini Alpine Climbing 阿弥陀岳北西稜

日付 2018/06/30(土) 天候 曇り&晴れ 参加 伊三雄、久米、冨沢、ムトウ(投稿)
アルバム:https://photos.google.com/u/1/share/AF1QipNYLEqgYl6GWxZ1qEatBvGECGEoPP_DlGOkYTZHxmF5V8l84_Tjp4LRU8YCzBBimg?key=bFk0WmJsS0RmRW9JTURzTkVlWHV0LXYzTE5Db0tR

二週連続で八ヶ岳バリエーションルートにチャレンジした。
今回のルートは八ヶ岳大同心正面の次に困難な阿弥陀岳北西稜とした。



梅雨明け最初の土曜日だったせいか、6:30過ぎに美濃戸の駐車場に
到着したが、ほぼ満車の状態であり、ハイシーズンに入った事を実感した。


準備を整え、6:50美濃戸発、南沢を辿り、GPSにて北西稜取り付き点を
探し、目星をつけながら、8:30前には潅木帯に突入。

なんとなく、踏み跡らしき部分を辿り、苔生した斜面を登り徐々に

高度を上げていく。

苔生した斜面から、ルンゼ状の部分を登ると遠くに北西稜の岩壁部分が望める。
ルンゼ状をつめ過ぎると、北西稜の北側斜面の岩壁部に阻まれる為、
適当な所で、右側に廻り込み、垂直な藪に突入して北西稜の這松帯を目指す。

久しぶりの藪漕ぎにヘキヘキ、汗だくになり、やっとの思いで
北西稜岩稜に続く踏み跡に合流できた。


全体的にガスが掛かっていたが、ときよりガスが切れて、新緑の濃い
南八ヶ岳の素晴らしい景色が望まれ、疲れを吹き飛ばしてくれる。

岩稜部の末端で登攀準備を整え、岩稜の側面の踏み跡を辿り、
登攀スタートと思われるビレーポイントに到着。
 ☆シニアーT:伊三雄&ムトウ
 ☆チャレンジャーT:久米&冨沢T

脆い高度感のある岩稜部をなんなく1P登り、狭いピレーポイントに到着。
ピレーポイントからのフォロー者の写真、高度感満載で素晴らしい。






P目は、岩登り&踏み跡辿りのピッチで危なげなく、安定したビレーポイントへ。

伊三雄さんが、あと2Pで終わりだな!
右に廻り込んだところに、チムニー状になっていて、その次のピッチが核心だ~と
呟いていた。(美味しいところを獲られたな~と思った)


ビレー点から右側に廻り込み、八ヶ岳にしては珍しい、硬い若干傾斜のあるフェイスを
クラック沿い5m程度登り、左側のフェイスに移ると、緩傾斜のピレーポイントの
到達した。ランニングの支点も豊富(ペッツル3本、残置カム有り他、多数あり)
登攀を楽しむ事無く、なんなく抜けてしまった。



次のピッチが最終ピッチとの事であった為、確認してみると、踏み跡が見え、その先には
摩利支天の大岩があり、どう考えてもこの先に登攀要素がない事が明らかであった。
※あっけない登攀終了に、核心部を十分に堪能せずに、タンタンと登ってしまったことを、
 後悔した。(もっと味わって登りたかった~)





摩利支天を経て、12:30過ぎに阿弥陀岳頂上に到着。(たくさんの登山者にびっくり)
中岳道を経由して行者小屋に下山した。

メンバーのコメント
 その1:核心部で思わすヌンチャクに手を延ばしてしまい、後悔の念~
 その2:赤岳主稜の方が簡単だったけど、達成感は上だね。
 その3:感覚では、80%アプローチ、20%登攀に費やし、労力に割には
     登攀自体がもの足りないような感じをもったルートだった。

 その3:積雪期に是非とも登ってみたいなetc....

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