日付 2019/11/17(日)
天候 晴れ
参加 中西
講習会時間 8時30分~16時30分
11月中旬になり丹沢の木々も少し色づきはじめた
山岳スポーツセンターにて神奈川県山岳連盟主催の
遭難救助講習会に参加してきました。
当日は良く晴れ11月とは思えない暖かさで心地よい天気の中で
受講することができました。
今回の講習会は、ダブルロープを使用したアルパインクライミングでの
セカンドレスキューを目的とした講習会でした。
初めに主催者よりこの講習会で行う救助方法などを動画、写真等でSNSにUPしないようにと
お願いがありました。
なぜならこの講習会で行う救助技術は一歩間違うと重大な事故につながる
恐れがある為です。
無責任にSNSにあげ拡散してしまうことは防がなければならないのです。
講習会は、山岳スポーツセンターの巨大な人口壁で行われました。
この壁、上まで登ると相模湾が見えます。
天気が良くて気持ち良い。
救助方法を記載した説明書が配布されましたが・・・。
実践しないことには始まりませんね・・・
講習は一人ひとりに丁寧に教えて頂けました。
生徒4人に講師2人以上ついてくれます。
さて今回の講習内容について
想定している場面は、アルパインでセカンドの方が見えない・声が届かない状況で
ぶら下がってしまっているであろう状態を救助する方法です。
ロープはダブルです。このような状態では1本のロープにテンションがかかっているので
テンションがかかっているロープを固定し、ビレイ器を解除、
もう1本のロープで懸垂下降しセカンドの所まで降り、自分が懸垂しているロープに
セカンドの方も繋げたら、テンションがかかっていたロープをナイフで切断し
一緒に懸垂下降して降りるという方法です。
これを実践した時に少し驚いたのがテンションがかかったロープは
物凄く簡単に切断出来るということです。
ロープというのはせん断方法の力に弱いという事が良く分かりました。
トップロープをはった時などはロープの横方向の擦れに注意しないといけないのですね。
この講習に参加して良かったのはロープを実際にナイフで切断するという
体験は中々機会が無いと思うので体験出来て良かった。
ただ実際に技術を習得するには反復練習が必要であろう。
山岳会に入ることで色々なことを学ぶことができるし
仲間もできる。
このような講習会にも参加できます。
少しづづレベルアップできればと思います。
ありがとうございました。
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