2017.12.3-4 阿弥陀北西稜線、ジョーゴ沢乙女の滝

日付 2017/12/3(日) ~4(月)天候 晴れ  参加 宮崎(CL、投稿)、穴井、海保(3日のみ)、他1

冬山始めの八ヶ岳に行ってきました!
初日は、阿弥陀北西稜。
八ヶ岳西面のルートでは、まだ行ったことのない憧れのルートだったのですが、記録を見ると核心部は結構難しいらしく、私で越えられるかな…とずっと自分から計画することには二の足を踏んでたのですが、今回はツヨツヨなメンツが同行してくれるということで、このチャンスに!と思い、リクエストしました。

日曜日は、いつもより早く4時に美濃戸の駐車場を出発。
北西稜取りつきに着いたのは、 7時頃だったかと思います。
荷物をデポし、登攀具だけを持って出発しました。


取りつきからはずっと急斜面が続きます。今回、雪が深くなかったのが幸いでしたが、ラッセルになると大変そうな斜面です。
意外とこの急登が長く、今回同行したTさんは途中でペースダウンしてしまい、残念ながらテントに戻ることに…。(すみませんでした…。)
Tさんが引き返した辺りから、ちょっと登ったところが、2級のリッジでようやくクライミングらしくなってきました。
リッジはロープ出さないでさっさと行ってしまいましたが、ちょっと落ちたらヤバそうな感じでした。
リッジの先から3ピッチがクライミング。


核心の3ピッチ目はドライが得意だという海保さんにお譲りし、私は1ピッチ目 。
出だしの部分にはところどころボルトが打ってあるが、上に行くと何も無くなり、ちょっと緊張しました。
度胸のある人はノープロでも行けるのでしょうが、私は岩や灌木でできるだけ支点を取りビレイ点まで。
ビレイ点の先にはには先行がいました。
直上ルートを登ってるみたいですが、悪いらしく時間がかかっていました。
私たちは左に回り込みスラブへ行くので、2ピッチ目は、穴井君が斜面をトラバース。


3ピッチ目はいよいよ核心ピッチを海保さん。もしろんフォールすることなく、ドライも交えたフリーであっという間に抜けて 行きました!(下からはとっても簡単そう登ってるように見えた。)
私もドライで挑戦。でも、この日はコンディションが良すぎたみたいで、アイゼンを乗せるスタンスも、ピックを引っ掛けるホールドもしっかりあって、フォローだったのもあって、快調に登れました。


そのまま阿弥陀山頂へ…


こんな感じで、天気もコンディションもよくて、阿弥陀北西稜は楽しく登れました。
穴井君と海保さん、同行していただき、ありがとうございました。


中岳沢を下り、デポした荷物を回収し、この日は行者にテント泊しました。
普段の土日の喧騒が嘘のように、テントは3張りぐらいで閑散としてました…。
そして、夜は私のリクエストでステーキ!(肉はきっと鉱泉のよりいい肉です)を食し、普段より早め就寝するも、翌日は3時30分に起きるつもりが起きたら6時!?でのんびりスタートで、ジョーゴ沢へ行きました。

この日は月曜ということもあり、アイスエリアも貸し切りでした。
乙女の滝は、前日相当登られたらしく、滝にはボコボコの登り易そうなラインも。


まず、穴井君が登り易そうなラインをリードで。


次に左側の被りの乗越のあるラインも穴井君リードで(6級ぐらい?)。
最後に右側のカンテのラインも穴井君リートでしたが、どのラインもアックステンションを入れることなく登ってました。
本人は体が重いと言ってましたが、シーズンしょぱなから絶好調だと私は思いました。
私は全てトップロープでやらせてらいましたが、おかげでシーズン初めのいいトレーニングになりました。ありがとうございました。
今年は、私も負けないようにアイスのレベルアップを頑張ろうと心に決めました!

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