行程:
2/6 林道駐車場(8:15)→雲竜渓谷展望台(11:50)→雲竜瀑等、登攀(~16:30)
2/7 友知らず右岸等、登攀(~13:00)→林道駐車場(15:30)
ここ数年訪れているという、日光の雲竜渓谷へアイスへ行ってきました。日光東照宮の真裏にある渓谷はアプローチもほど近く、ハイカー・見物客も大勢が訪れており、広大な渓谷美は一見の価値ありです。
前回、訪れたときは1ピッチしか登れなかったという名瀑、雲竜瀑を今年は果たして登れたのか??
2/6 林道終点に車を停めていざ出発。のつもりが、まだまだ上まで車で入れたことに後で気付く。。3kmほど余計に歩くことに。
林道をひたすら歩き2時間半ほどで展望台に到着。奥には友知らずの左岸が見え、ここからエリアまでのアプローチはすぐでした。
12:00 展望台にテント説営し雲竜瀑へ向かう。
渓谷に入ると奥行き400mほどに渡って両岸から氷柱が顔をのぞかせる。あいにくの天気であったが、圧巻の光景に写真を手に取る。
友知らず右岸。例年であれば、3本ほど繋がっているはずなのだが、今年はここだけで、やはり氷結いまいちとのこと。それでも迫力満点!
少し歩くと雲竜瀑が見えた。遠くからでも一目瞭然の大きさ。上まで100m以上はゆうにあった。
早く登りたくてにやけ顔が止まらないご様子。
雲竜瀑は計3ピッチ。1ピッチ目がⅤ級ほどのバーティカル部分で核心を成している。見物客が大勢いるなか、登っているパーティはいなかったので早速取り付く。
塚越さんリード。氷の上に雪が固まったようなスカスカ氷になかなかきまらず出だしから苦戦。氷結の状態は相当悪いようであった。
中段のテラス状の部分でスクリューを打ったブロックがそのまま剥がれそうになったらしい。。
テラス部分で、支点を取り直し、いざ核心のバーティカル部分に挑むが、スカート状に薄い氷が形成されているようで、中は空洞になっていたとのこと。今年も無念の敗退となってしまった。
そのあとは各々、テラス部分までTPで登る。グサグサ氷の練習には最適?であった。
大勢のハイカーたち。ツアー客もいるようで一様に記念撮影をしていた。他にクライマーも2、3パーティほど。
一通り楽しんだあとは、今シーズンのアイスもこの氷結状態だなと最後だと口々に来年のリベンジを誓って、雲竜瀑を後にした。
この日はテン場が近い為、少し降りたところでリード練習。吉野さんは安定のクライミング。
2/7 この日は3か所ほどにトップロープを張り練習することに。
朝から前日に観察しておいた友知らず右岸に取り付く、今シーズン絶好調の渡邉さん、出だしはよかったのだが、スクリュー1本打ったところから上部はグサグサの氷のようで、敢え無く敗退。
相原さん・穴井はⅣ級をリード試みるが、自分が抜け口でパンプ、頭から壮大にフォールをかまし、まだまだ修行不足を痛感。そのまま相原さんに交代しTPで上まで抜けてもらう。
友知らず左岸はバーティカルの練習に最適でしたが、ハイカーが真下を通るので、落氷に気を使いながら登る。
氷柱が恋しいのか抱きつきすぎて崩壊させてしまった人。
午後になるころには晴れ間も見え、日が差すなか、午前中いっぱい快適に楽しめました!
帰りは大谷パーキングで宇都宮餃子を食べて、帰路へつきました。
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