勤務の都合がつき、年末北鎌に行ける可能性が大きくなったので、体力トレーニングを。
紅葉を楽しみたかったが、忙しそうなので助けてやろうと相原に気楽にLINEしてやった。
当日は生憎の小雨。ペットボトルの所まで車で行く。
目の前に次々と発泡スチロールが並べられていく。
相原の手伝いの気持ちだったので、多くても30㎏かなぁなんて思っていたら、私の荷物を
相原の肩で量ると45㎏とのこと・・・。手伝いどころか、ちゃっかり一人分背負うこととなった。
大して背負えない(背負うつもりがない)とLINEしたはずだが。
45㎏積荷をどう担ぐか・・・
う~~ん・・・ ぷりっ
とキジを打ちながら未知の重さに悩んでいたら、しれっとザックの陰に3リットルの麺つゆを
くくりつけている男が居た。もうこの際3㎏など、どーでもいい重さなので無言で見守ることとする。
荷物を下ろすと立てないので、切株で休憩。
山頂まで歳の数ほど休憩しただろうか。
歩き初めは前日の残った酒で息が切れ、酒が抜けると純粋に体力不足。
慣れてくると体力面は問題ないが、純粋に肩が痛くなり休憩を繰り返しながら鍋割山荘へ。
今日は雨で登山客が少なくて良かった。バテたボッカの姿など恥ずかしくて見せられない。
体験ボッカでも登山者から見たら山荘のスタッフだろうから。それでも50㎏程度であれば
足腰には問題なく、私の細足でも肩に重荷がかかるくらいだった。
クライマーであれば女性でも大丈夫と思う。
冬でもない時期に登山靴なんて何年振りだろう・・・
鍋焼きうどんや色々とごちそうになる。
風で寒さに震える登山者が居る中、大汗半そで短パンで荷揚げした御褒美をいただく。
※荷揚げ後量ったら50㎏ちょうどで、2時間15分でした。
裸王を食う、女性と一般世間には認められない こんなやつでも、やっぱり凄い。
50㎏なんて、もう重さすら感じないとのこと。この日、俺よりも重いボッカを倍のスピードで。
※ここでのボッカは75㎏以上で、ペットボトルから1時間半以下で初めてボッカとのこと。
無論、雨でも雪でも、どんな状況でも。
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今回、年末北鎌の体力トレがてら、きまぐれでボッカに参加させていただいた。
っていう私事にもかかわらず、すれ違う登山者から「お疲れさまです」「ありがとうございます」
「頑張って下さい」「いま食べてきました。美味しかったです~(^^)」と声かけられる。
体力トレで感謝されることに違和感を感じながら家路に着き「鍋割山」をネットサーフィン。
山頂での鍋焼きうどんの食べたさに、体力のない人でも仲間・家族を誘い
頑張り山頂で食べて笑顔になるブログを多く見た。ボッカって素敵な仕事だな・・・と感じた。
山を知らない数年前、片思いだったあの娘と食べた鍋割うどんを思い出しながら。
ってことで、個人的に連絡をとり、また背負わせていただくこととしました(^_^;)
75㎏で1時間半はまだ先の話だな・・・。
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