2015/12/06 (八ヶ岳)ジョウゴ沢 〜 硫黄岳

日付 2015/12/06(日) 天候  晴れ 参加 塚越,渡邊,宮崎,安波,穴井,永田(投稿)

アルバム:https://picasaweb.google.com/110771324764284100517/20151256#

行程:(4:00)起床→(6:30)赤岳鉱泉出発→ジョウゴ沢入沢→F1→F2→ナイアガラの滝→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸

沢伝いに硫黄岳を目指す事になったのだが,暖冬の影響か,大同心ルート,裏同心ルートは滝が凍りきっていない。ジョウゴ沢が唯一アイスクライミング可能との情報を信じて入沢した。

ほどなくしてF1到着。塚越さん曰く,F1の凍結状況は例年と比べて明らかに遅いとのこと。5m程度の小滝には巻き道もあるのだが,初心者である小生への登攀指導も兼ねて,みんなで登った。

ジョウゴ沢F1

F1から150mほど上流に向かうとF2が現れる。先ほどの未完成の小滝と比べると,十分に発達した氷壁がそびえたっている。F2は宮崎さんと穴井さんがリードしながら2本のルートを確保し,残りのメンバーがトップロープでクライミングした。

ジョウゴ沢F2

F2から300mほど上流にあるゴルジュを越えると,眼前に高さ30mほどの美しい氷のオブジェが現れる。おとめの滝である。上部が軽くハングしている上,無数のつららに囲まれているその滝は,難易度がF2と比較にならないことは素人目にも明らかである。登りたそうにルート検討する塚越さんを横目に,パーティは滝の手前の分岐を左に進んでナイアガラの滝を目指した。

おとめの滝

ナイアガラの滝では先行者が登攀練習を行っていた。滝の左右に1本ずつ作っていたルートのうち,簡単な右壁面をゆずっていただき,塚越さんがスクリューを打ち込みながらルートを確保した。その後トップロープで穴井さん,安波さん,小生,宮崎さん,渡辺さんが続き,パーティ全員が滝を登りきった。

ナイアガラの滝

ナイアガラの滝から先は,這松に覆われる急斜面が続く。足をつりながらも硫黄岳南斜面をひた登り,お昼過ぎには全員で硫黄岳山頂を踏んだ。登頂時の山頂は雲に覆われており,冷たい西風によって体感温度は氷点下20度ほどに感じた。

硫黄岳山頂にて

その後約1時間かけて赤岳鉱泉まで下り,テントをたたんで帰路についた。下山後立ち寄った延命の湯が至福の癒しをもたらしてくれたことは言うまでもない。

2015/12/5 双子山中央稜 ~ 双子山西岳山頂

天候        :  晴天 
メンバー  : (CL)(投稿)伊三雄  斉藤
アルバム :  https://picasaweb.google.com/110771324764284100517/2015125

行程:3:10出発 藤沢(車利用)⇒4:00大和(斎藤宅)⇒圏央道:相模原愛川IC⇒関越道花園IC⇒R140⇒R299⇒7:00到着 林道駐車スペース 7:30出発~8:30双子山中央稜取付き9:00登攀開始~登攀終了11:30~双子山西岳山頂~13:15駐車スペース~下山

今週は、八ヶ岳での山岳会の雪上訓練であったが、左手中指の凍傷のため参加ができず、どこに行くか迷っていたが、斎藤君の提案で秩父の双子山中央稜に行くことにした。
斎藤君も僕も始めての双子山なのでお互いにワクワクしながら双子山に向かった。

天気は晴天で最高のコンディションのはずだったが、強風の吹きおろしが有り、気温0度だったので、取り付きは日陰で非常に寒く、羽毛服を着てのクライミングとなった。

寒さもあり、われわれの他は、1パーティのみであった。


ロウソク岩に向かって双子山中央稜を目指す。
取り付きは、すぐに見つかった。
腹ごしらえを済ませ、登攀準備。















1ピッチ目:斎藤リード
羽毛服で膨らんだ体と冷え切った岩で、少し難しく感じたが、リズミカルに1ピッチ目を登りきる。





 

2ピッチ目:伊三雄リード
ルート図通り、しっかりしたホールド、スタンスを利用して3ピッチ目クラック下部まで登る。
岩が硬く面白い。






3ピッチ目:斎藤リード
クラック沿いを忠実に登る。
要所要所、ホールド、スタンスが有り快適。
上部の被りぎみの核心部は、クラックに入りすぎず体を外側に出せば、スタンスが見つかりそれに乗って立ち上がればホールドが出てきて突破できる。なかなか面白い。
斎藤君、軽がる突破(ジムの成果が出ている)


4ピッチ目:伊三雄リード
ルート図だと5級-とあったが、もっと簡単かも?快適で楽しい!
※岩が冷たくて凍傷後が痛い。

この後、3ピッチで登攀終了。




双子山西岳山頂で記念撮影。
この後、昼飯を食べて下山。
楽しいクライミングでした。

ちょっと寒かったけど!





岩が固くとても楽しいクライミングでした。(齋藤)



裏妙義 木戸壁右カンテ・丁須の頭

日付 2015/11/12(木) 天候 曇り 参加 重盛・岡田(投稿)
 

裏妙義に簡単なマルチが有るとの事で、重盛さんに誘っていただき 行ってまいりました。
しっかり整備さていて初心者の練習に良いルートでした。











国民宿舎に車を止め、林道を歩き、最初の登山道に入りました。快適な整備された登山道。
最初に思った方向と少し違うけど、踏み跡もしかりしているので気持ち良く歩いていると・・・・
なんと、国民宿舎に戻って来てしまいました。orz 30分のロスですが、気を取り直して再スタート。
目的の登山道の入口は 間違えて入った所のスグ先に有りました。

気持ちの良い登山道を歩くこと30分。大きない石壁に突き当たり、右折すると直ぐに取り付きがありました。一般道は石室を左折です。

久しぶりの外岩で、しかもマルチピッチ。メチャクチャ緊張しながら準備をしました。
リードの順番はジャンケンの結果 私は偶数ピッチをを登る事に。

1ピッチ目 15mⅢ リード重盛
緊張でよく覚えて居ません。何だか怖かった~。

2ピッチ目  20mⅣ リード岡田
ホールドがたくさん有り、心配はない。
ボルトが連打されているので、ついヌンチャクを沢山使う。
流れは悪いし、もう少し考えて掛けなければと反省。
トポには最後のかぶった所を回り込むと有ったが、回り込む方が怖くそのまま直登。













3ピッチ目 20mⅢ リード重盛
高度が出てきて気持ち良い!
青空も出てきたし、紅葉もまだ綺麗。楽し~。
イワヒバは沢山生えていて、かわいそうなので踏みたくないのだが、踏まずには進めない。

4ピッチ目 30mⅣ リード岡田
トポに「少しかぶったカンテ」と有ったのでドキドキのリード。
必要以上に時間をかけちゃいました。
時間かけといて何ですが、怖い感じはなく一番楽しいピッチでした。













5ピッチ目 15mⅢ リード重盛
快適に登れて気持ちが良い。高度感も有りいい感じ♪

5ピッチ目から先はあまり登られて居ない様子でボルトも無いとの事。
ここから6ピッチに切って懸垂下降。
相変わらず 懸垂下降が苦手で、ジタバタしながら降りる私。
ロープ裁きもモタモタ・・・
登攀より降りる方が書ききれない反省点が有りました。













登攀終了後は登攀具をデポして丁子の頭へ。
後半は思いの他 急登で訓練不足を実感させられました。
しかも・・・・!!!丁子の頭の最後の4mが怖くて登ませんでした。
登攀具全てをデポしたのは間違えでした。
重盛さんは頭までちゃんと登ってましたが、やはり「怖かった~」との事。
















久しぶりのマルチピッチは緊張しましたがとても楽しかったです。
晩秋の装いの妙義も美しく満喫しました。
重盛さん ありがとうございました






















次は紅葉の最盛期に来たいですヽ(´▽`)/


20151117 丹沢 広沢寺トレーニング

天気:晴れのち曇り 
メンバー:斉藤 森田 伊三雄
アルバム:https://picasaweb.google.com/110771324764284100517/2015111702

斉藤君がアッセンダーを使用しての一人でのトレーニング方法を教えてほしいとの事なので相談して、年休を取り丹沢 広沢寺に行ってきました。
事前に17日と決めていたので、メーリングリストで呼びかけたところ本日、夜勤明けの森田さんも参加することになりました。
岩場に到着し、斉藤君リードで右のクラック沿いのルートを登り、ザイルをセット。アッセンダーの使用方法を説明し、斉藤君は黙々とアッセンダーで一人トレーニング。僕と森田さんで正面、右クラック、右スラブを登った。
前日の雨と湿度が高かったため、岩のコンディションは、今一だった。
とりあえず、本日の目的であるアッセンダーによるクライミングを教えることができたのでよかったと思います。

遭難救助講習会(岩場登攀救助コース)

日付 2015/11/15(日) 天候 雨のち晴れ 参加 宮崎(投稿) Photo Commnent

 岳連主催の講習会に参加させてもらったので報告します。
以下の4事項について、教えてもらい実践してきました。

① 自己脱出
・・・バックアップありで懸垂し、ロープを登り返す。
② 介助懸垂
・・・宙づりの要救助者のところまで懸垂下降し、自身と要救助者を結合し、宙づりとなっているロープを切断する。
③ 1/3引き上げ
・・・支点で折り返したり、マッシャーを利用した支点のシステムで要救助者(タイヤ)を引き上げる。
④ 斜張り
・・・水平距離で離れた場所に、要救助者を移動させる。(システムは1/3引き上げと同じ)
.
 まずは講師陣によるデモンストレーションが行われ、その後、外に出て各自、ロープのセットからやらせていただきました。(詳細は希望があればお配りします。)

 自己脱出と介助懸垂は、懸垂ができてフリクションノットができれば、すぐ理解できると感じましたが、1/3引き上げと斜張りはロープのシステムが少し複雑なので、1回やっただけでは身につかないなぁ・・・と思いました。

 今回参加してみての感想ですが、(そういう訓練だからなのかもしれませんが)マッシャー等のフリクションノットの加減が意外と難しかったです。巻きすぎると効きすぎるし、かといい効かないときもあるし。ロープとの相性もあるそうなので、自分のロープに合う太さのスリングを用意し、巻く回数等も研究した方がいいと講師の人よりアドバイスをもらいました。
 あとは、新しいクライミンググッズについて教えてもらたり、バックアップの取り方も、今までの自分やり方とは違う方法を教えてもらったり、と、たまには別のことろに交って活動するのも新鮮で面白かったです!