毎年恒例山菜山行

天候 晴れ 
参加: (CL)塚越 青木 水島一夫 鈴木(会友) 柴田 齋藤 アンナ 宮崎 秋元 武藤 奥さん
    丸島 渡部 佐々木 清水 伊三雄(16名参加)




報告:伊三雄
今年も毎年恒例の山菜山行を行うことができました。
これも計画をまとめてくれた塚越君と料理を担当してくれた青木さんのおかげだと思います。
また、この山行を継続して行けるのは、彰治さんのお兄さん(水島一夫)のおかげです。
これからもルールーを守り、長くこの山行を続けてゆきましょう。



感想:宮崎
5月25日26日の山菜山行に参加しました。
24日の夜斎藤さんの車に乗せてもらって茅ヶ崎を出発し、目的地に着いたのは朝の3時頃でした。
当日は天気も良くて、朝、その日登る山の方を見ると雪山の白と青空のコントラストがとても綺麗で、今からここに登るのかととてもわくわくしました。
山道はほぼ雪で、でも道端や崖の上とかにはフキノトウやその他名前も知らない山菜がいっぱい生えていました。
登頂してから山菜採取をするようで、とりあえず先に進みカールまで着きました。
そこでアイゼンを装着し、急になった斜面を登りました。



今回の山菜山行は、山菜取りがメインのハイキングのようなものだと勘違いしていた私は、軽アイゼンしか用意してこなかったのですが、後でとっても後悔することになりました。

登りは途中雪の無い斜面に苦労しながらも、なんとか登ることが出来ました。
登り切った平らなところには行者ニンニクがいっぱい自生していて、本当に行者ニンニクの畑みたいでした。
その場で行者ニンニクを味噌を付けていただきました。
生まれて初めて食べたのですが、とっても美味しかったです。
みんなで袋いっぱいに行者ニンニクを採って、時間が無いので山頂にはいかずにそのまま下山しました。



下山時は、水島さんがロープを出してくれて、それを頼りに降りました。
けれど、私の軽アイゼン では歯が効かないこともあったりで、一歩踏み出すだけで雪の斜面をずるずると滑ってしまい、
途中で怖くて足が固まってしまいました。
でもまだ斜面はずっと下まで続いていて・・・、こんな事になるなら下の方で待っていればよかったと深く後悔しました。
それでも、途中からはコンテという方法で水島さんに確保をしていただき、武藤さんや鈴木さんや秋元さんに
サポートをしていただき、なんとか降りる事ができました。ご迷惑をおかけして本当申し訳ありませんでした。

下山後近くの温泉で汗を流して帰ってくると、既に青木さんの美味しい手料理が用意されていました。
具沢山のスープも、サラダもどれも美味しかったのですが、行者ニンニクのぎょうざが一番でした。
生で食べ るのとはまた違い、少し甘い香りと味がしました。
翌日の朝食の山菜の天麩羅も、新鮮な山菜の味がしてとても美味しかったです。





今回は私にとって山の怖さと楽しさを両方経験できた山行でした。
茅ヶ崎山岳会に入らなければ経験出来なかっただろう貴重な経験だと思います。
参加された皆さん、どうもありがとうございました。


感想:佐々木佳奈

  今回の山菜山行が山岳会に入会してから二度目のキャンプとなりました。ようやく買いそろえた寝袋をザックに入れて金曜の夜家を出発しました。
  水島さんと清水さんが運転してくださり、青木さんと楽しくお話をさせていただきながらいつの間にか完全に寝ていました。2時頃キャンプ場に着いてからも寝ぼけ眼で寝袋をセットして即就寝。なんだか違和感を感じていたのですが睡魔には勝てずそのまま寝ることにしました。そして翌朝。違和感の原因がわかりました。シュラフカバーの中に反転状態で寝袋を入れて寝ていたのでした(^-^;どおりで足先が寒かったわけだ(^^;

  冷たい川の水で顔を洗うとバッチリ目が覚めました。初めてお会いする方々ばかりでしたので「おはようございます!」とご挨拶をし、徐々にみなさんが勢揃いしてさあ出発。とはいかず、「ピッケルは?」「アイゼンは?」と確認のためにかけてくださる声に、「どちらもありません!」
  道具が揃っていない不束な私に渡部さんが年期の入ったピッケルを塚越さんがアイゼンを武藤さんがスティックを快く貸してくださいました。すみません、大変助かりました。ありがとうございました。

  さて、登りはじめてすぐ、一面の雪に正直びっくりしました(ここを登るの?うそでしょ!)。でも思ったより滑らずサクサク登ることができ、また様々な植物や山菜を見ることができてとても楽しい山登りでした。所々陥没している危険箇所がありひょえ~と思いましたがそれもまた貴重な経験でした。

  途中からは、塚越さんにがんばってついていこうと自分の中で目標を立てたのですが急な傾斜のところで残念ながら足が上がらなくなり断念しました。悔しかったですが賢明な選択だったのではないかと思います。なぜなら急な傾斜の下りが後ろ向きであっても怖くて怖くて恐ろしく時間がかかったからです。20メートル位の下りに1時間以上かかったのではないでしょうか

  結局私は登山中には山菜を一つも採る余裕などなく、下山してからふきのとうを少し採るに至りました。長時間山を歩き続けたのでとってもお腹がすきました。

  青木さんのお料理はどれもとてもおいしくて幸せな気持ちになりました。大きな鉄板で焼いた行者にんにく入りの餃子は最高においしかったです。ありがとうございました(*^^*)

  たくさんの方々に助けていただいたりお世話になったりして感謝の気持ちでいっぱいです。そして素敵な思い出にもなりました。本当にありがとうございました!

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