お盆休み最終日の土日に久々に瑞牆に行きました。十一面左岩壁~正面壁はベルジュエールのみトレースしたことがありましたが、その他は手付かず仕舞いでした。今回トレースした3本は内容もさることながら、継続トレーニングにちょうど良いと思いましたので記録を上げておきます。
錦秋カナトコルート 5.10a 6P
左岩壁の最も左から伸びるルート。マイルドな内容で安心して取り付ける。核心の2ピッチ目はボルトを頼りに安心してレイバックで突っ込める。レイバックは大胆かつ繊細に、ハイステップが大切。
1P目は5.8の逆くの字フレークから
上記ルートと同じテラス上のすぐ右に張り付いたピナクルのリングボルドがスタート。最初取り付きを間違え右往左往した。1P目のトラバースからコーナー、2P目の5.10dの核心スラブ、最終ピッチのオフウィズスからブリッジングと多彩な内容で飽きさせない。
リーチのない人(身長165㎝以下)は最終ピッチのブリッジングからダイクへのランジに痺れること間違い無し。
最終5P目のオフウィズス5.10b。リーチのない自分にとっては核心はこの上に。。
2日目は午後から雨。核心5P目、5.10cのルーフチムニー取り付きで雨が降り出し敗退となってしまったが、アプローチピッチもクラシックルートに相応しいワイルドな内容で充実しました。核心ピッチは濡れていることが多いらしいのでまた晴れが続いた日にぜひリベンジしたいと思います。
3P目は左、右の2ルートを取れる。登ったのは右の5.8「原田=南裏ルート」。グレードを頼りに突っ込むと痛い目にあう瑞牆にありがちなワイドチムニー。クラックから吐出されそうになるのを必死で堪えて攀じるが、出だし7mほどはプロテクションは期待できない。こんなに強烈な5.8がごろごろしてるから瑞牆は面白い。
核心のルーフチムニーはビショ濡れで敗退決定。懸垂で取り付きまで降りた瞬間に本降りの雨となった。もう2人が降りてくるまで、燕返しのハングで雨宿りをして、下山。付き合って頂いた久野さん有難うございました。またリベンジしましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿