日付 2019/7/28(日)
天候 晴れたり雨降ったり
参加 鈴木(CL、投稿)、伊三雄
ぎっくり腰に涙をのんだ週末から2週。
幸いだいぶ回復してきたので、伊三雄さんにお願いしてリハビリ山行へ行ってきました。
なんと、伊三雄さんも先週腰痛が再発したばかりなんだとか。
二人してそろそろと腰を屈め、水をいただきます。。
水量多め。
明るい渓相に夏の陽射しがよく似合う。
私は久しぶりの沢靴の感触を確かめながら。
ゴルジュは埋まっているところも少なくないが、暑くもなく、寒くもない絶妙な気温と水量、楽しく登っていける。
水と格闘しながら登る伊三雄さんもとてもいい顔をしていて、カメラを忘れたことを後悔しきり。
きっかり1時間で大滝着。
右壁をまっすぐ登って巻くのだが、結局ロープも出さないままあっけなく終わってしまった。
そして滝場はここでぷっつりと途切れる。
もう少し滝と戯れたかったが、今日はリハビリ山行。またのお楽しみ!
二俣は左(金左小屋窪)へ。
夥しい岩屑と枯れ木が谷を埋めるなか、細々と小滝やワサビ田の遺構が続いている。
1300m手前あたりでアプローチシューズに履き替え、枝沢を登って右俣(水ノ戸沢)との中間尾根へ向かった。
下草は鹿に食い尽くされていて藪漕ぎゼロ。かわりにどこからともなくブヨの大群が現れ、登るにつれて数が増してゆき…
もう、たまらん!!!
ってわけで、山頂は素通りして一目散に下山路へ。
手元のトポ(1996年踏査)では笹薮に覆われていたという水ノ戸沢の源頭も、鹿の食欲にやられてペンペン草一本生えない蟻地獄に様変わりしていた。
これじゃ谷も埋まるわけだ。
細々ながら山登りを続けていると、暖冬、鹿による食い荒らし、地下水の流れの変化などなど、人目につかないところで山の姿が大きく変わっていることに気づかされる。
やっぱり地球は破滅に向かっているのだろうか…
なんて、折りからの夕立ちに降られ、暗い気分でいっぱいになりながらの下山だったが、麓に着くころに雨があがって、そんな気分はどこかへ飛んで行ってしまった。
楽しい沢はじめだったなー。
伊三雄さん、いい対象を見つけてきていただきありがとうございました。
またお願いします!
====
東日原駐車場9:20-入渓10:00-大滝下11:00-稜線13:45-鷹ノ巣山14:00-駐車場16:00
0 件のコメント:
コメントを投稿