北アルプス燕岳往復


日付 2015/5/8-9(金-土) 天候 8日晴れ 9日山頂小雪、下界曇り  参加 :宮崎(CL)、山口、荻野(投稿)

CT
5/8 中房温泉下駐車場(7:40)-中房温泉登山口発(8:05)-第一ベンチ(8:40)-第二ベンチ(9:20)-富士見ベンチ(10:45)-合戦小屋(11:50)-燕山荘着(13:40)
5/9 燕山荘テント発(4:15)-燕岳山頂(4:40)-燕山荘テント着(5:40)-[朝食]-燕山荘発(7:20)-合戦小屋(8:10)-富士見ベンチ(8:40)-第二ベンチ(9:40)休憩中:水場(10:05)中房温泉登山口着(10:40)

穂高温泉健康館周辺の駐車場からバスに乗り登山口に向かう予定で準備をしましたが、急遽中房温泉まで車で上がってしまう計画となりました。準備はOKです!
無事準備を済ませて、いざ登山口へ、燕岳へ向けて記念撮影。
初めは丹沢尾根を歩いている気分、ヒノキの根が張り出した道が魅力的でした。

次第に雪の付いた周囲のアルプス尾根を望む素敵な風景へと変わっていきます。
道に残る雪もふえてきました、
アイゼンを履きはじめる方もいましたが、雪のないいわばも点在し、アイゼンを履かなくとも歩くことができました。
合戦小屋到着です。この周辺から足元は雪で覆われる山道となりました。
ここからは急登がはじまります。
燕山荘まであと一息
燕山荘到着、ぐるっと回って玄関がありました。
燕山荘到着
テント場申し込みを済ませて
日も高く青空の下テント張りです。
テントを張って一息、青空の下で腹ごしらえ。宮崎さんの行動食が豪華でお裾分けいただきました。
テントに戻り、一休みテントから見る青空は最高ですね!
そんなこんなで乾杯!
そして昼寝
昨日は徹夜で運転をしてきましたから、でもこの山頂での昼寝がたまらなく気持ちいい。
外では山荘スタッフさん?が階段づくりに精を出していらっしゃいます。
そして真っ青な空、白い雲
  
夕食は餃子鍋をいただきました。新鮮野菜たたっぷり鍋で、 ダシもきいていてとてもおいしい。
 
夕食を済ますと外は夜景が広がり始めました。下界の明かりや、空の星が素敵でした。も
流れ星も。
8時ごろ就寝。明日は燕岳登頂とご来光を願って。
翌日に
り予定通り燕岳山頂に向かって起床。出発!
4時 空も白らんじてきました。シャッタ-スピ-ドの関係で写真上は幻想的に見える燕岳。
こんなところも通過し
山頂登頂!!2762.9m
さすがに周囲のアルプスの山々が素晴らしかったです。ちょうど北アルプスの中央に位置する場所でしょうか。
日の出時刻4時37分ちょうどごろ登頂したのですが、残念ながら太陽は厚い雲の中でした。
槍ヶ岳も白馬方面も山並みが続きます

テントに戻って朝食です。
オニオングラタンス-プとなんと昨日作っておいたパンプディングがデザ-トにつきました。
どれもおいしい!本当においしい。
今日も活力あるいい歩きができそうです。
とはいえ、燕山荘を出るころから小雪が吹雪化してかなり寒い。
雪は合戦小屋下あたりから雨に変わり 雨も降ったり止んだり。
第二ベンチまで下ったころには雨も上がり晴れ間も見えてきました。
第二ベンチこんなお花も可憐です。
第一ベンチ 水場との表示あり。
行ってみると湧水見られる
 
その少し下には温泉の源泉もありました。
中房温泉下山。登山口にある中房温泉で汗を流して、車で帰路(昼食)へと向かいました。途中お猿のグル-プ
 
下山したこの日は ふふっ ペンションを利用させていただきました。肌寒い日だったので、暖炉に灯がともっていました。夕食もおしゃれな家庭料理で、くつろぎのひと時を過ごさせていただきました。
 
お疲れ様でした。楽しい女子山おわり。次の日、実はクライミングです。

槍ヶ岳北鎌尾根-穂高縦走(途中敗退)

日付 2015/5/2-4(土-月) 天候 2日晴れ 3日晴れのち雲り 4日雨のち曇り 参加 渡邉(CL)、武藤、塚越、高橋、宮崎、久野、穴井(投稿)

CT
5/2 上高地(05:30)-横尾(9:30)-ババ平(11:30)-水俣乗越(13:30)-北鎌沢出合(15:30)
5/3 北鎌沢出合(4:30)-北鎌のコル(6:00)-独標(10:00)-北鎌平(13:15)-槍ヶ岳頂上(14:00)-槍の肩小屋(天候不順につきキレット縦走敗退)-ババ平(16:30)
5/4 ババ平(6:00)-横尾(8:00)-上高地(10:30)





GW春合宿第2弾は槍ヶ岳北鎌尾根に行ってきました。深夜0時に2組に分かれて神奈川を出発。沢渡集合してからはタクシーで上高地へ。GW期間中の好天日和に恵まれ、登山客で混雑する早朝の上高地から本日の幕営予定地である、北鎌沢出合いを目指してスタートです。



例年より少ない積雪(4月の多雨で雪解けが早く進んだ)とのことで、横尾までは夏道を快適に進みます。フキノトウが至る所に、顔を出しており晩御飯のお供にいくらか頂きました。



槍沢ロッジを過ぎると積雪が増える。ババ平を過ぎ、水俣乗越への登りに入ります。乗越までは夏道通りではなく、雪渓を直登しました。本日、最初の登りに皆さん徐々にエンジンを上げつつ高度をあげます。


乗越まで出ると背後には穂高連峰の素晴らしい景色。


乗越から天上沢方面。奥に新高瀬ダムも見えます。いやー快晴ですね!



乗越を過ぎれば本日の行程は下るのみ。せっかく稼いだ700m程の高度を一気に下ります。


沢の下部では融雪が進み、荒々しい光景が広がっていました。一箇所だけ、ブリッジを通過。


一時、初日に北鎌のコルまで登り返す!?案も出ましたが、いざ北鎌沢出合いから見上げるとその高度差に一同、即座に出合いでの幕営を決定しました。

モンベルの2-3用テントはフライを忘れるというハプニングが。
他にも家に冬靴を忘れてきた人、車にホッケの日干しを忘れてきた人と何かと忘れ物の多い山行となりました。

北鎌沢出合いでは他にも4パーティー程が幕営。翌朝の混雑が想定されました。



翌朝は4:30スタート。早速、北鎌沢右俣へと取り付きます。 


北鎌コルにて先行パーティーに追いつきます。予想通りの混雑にて常時、2、3パーティーと並行しての登攀でした。


稜線に出てから1時間ほどで独標が顔を見せます。素晴らしい天気にテン泊山行初参加の久野さんも満足気です。


独標への取り付き地点で25mほどの雪壁。今回、唯一ロープを使用しました。


独標を過ぎるといよいよ槍ヶ岳が現れます。雪が少ない為、夏道と交互に歩きます。独標からが意外と遠かった。。


時折、ルートファインディングを迫られる箇所もいくつかあり、時間を取られる場面も。




北鎌平までくるとガスが出始めました。一同、急いでピークへ取り付きます。


ピークへ直登する渡邉CL


14:00、無事に登頂。頂上からは北アルプスが一望できました。


皆さんやりましたね!


塚越さんはまさかの半袖!?


槍の肩小屋で小休止した後、天気予想、装備不良(フライ)、メンバーの体調不良などあり、キレット-穂高への継続はあえなく敗退することにしました。
下山と決まれば一気に下るのみ。槍沢を下降します。


2日目はババ平、槍沢ロッジと2組に分かれて幕営。気を取り直して宴会です。


初日に皆さんで採ったフキノトウとベーコンの炒めが絶品でした。



翌朝は上高地まで。猿が沢山いました。


上高地まで下ると時折、晴れ間も覗いており、穂高へのキレット縦走に後ろ髪を引かれつつの下山となりましたが、残雪の北鎌尾根から槍ヶ岳を踏むことができ、充実の山行となりました。
次回のリベンジに乞うご期待。



2015/04/26 甲府・兜岩クライミング

日付 2015/04/26(日) 天候 晴れ 参加 宮崎、山口美(投稿)

宮崎さんと甲府の兜岩に行って来ました!
(頑張って登っていたため、写真を撮れませんでした。スミマセン。。。)

原口さんに兜岩のトポを頂きまして、いざ甲府を目指します。
(ありがとうございました!)
麓のゴルフ場をぐるっと周回して、兜山登山口の駐車場に到着しました。

登山口の駐車場に停められるのはMax6台くらいでしょうか??
この日は9時頃に到着しましたが、4台しか車が停まっていなかったので無事に駐車することが出来ました。

支度をして、アプローチの道を探します。
初めて来たので、さぐりさぐり歩いていたのですが、道を間違えてしまいました。
本来ならば、駐車場下の岩場コースという道を100m程下り、最初に出てくる登山道を左に入るのが正解だったのですが、道を見落としてしまい、一本奥の登山道を登ってしまいました。
ということで、山の中腹で引き換えし、正しいアプローチへ戻ります。

30分くらい登ると岩場が見えて来ました。
(道を間違えたため、もうここで結構疲れました...。)

トライしたところは、
・ チキンちゃん(下部のみ)
・ はじめの一歩 5.10a 
・ ヴァン君 5.9 ★
・ 青とブドウ色 5.10a ★

でした。
岩質的には湯河原幕岩と甲府幕岩の中間くらいというお話もあり、確かにそんな感じがしました。

時間の関係であまり登れなかったのですが、また行ってみたいです。
特に岩場周辺の新緑が美しく、とても良い所でした!時期的にもGW周辺がベストかと思います。

白馬岳主稜 雪稜登攀

日付 2015/5/3.4(日、月) 天候 初日晴れ、二日目曇りのち雨 参加 (CL)阿久津、田中、重森、橋元、渡辺真理(相原友人)(投稿)相原
GW後半は白馬岳主稜へ登攀。二組に分かれ猿倉に13時集合の予定であったが、交通渋滞が
ひどく白馬白尻に集合。私は神奈川から6時間かけ夜勤明けで猿倉へ結局16時着。

主稜の取り付きの下部にてすぐに幕営。そしてすぐに宴会。
20時就寝。2時30分起床。4日は雨の予報であった為、荷物をデポし4時にアタック。

雪は例年より少なめで少しいやらしい藪こぎ、岩のぼりもありました。

疑似好天の景色もたのしみながら、高度をあげていきます。
オシャレ番長と杓子岳。


3峰付近よりガスガス。途中濃霧にて撤退してくるパーティーもありました。天気のせいもあり、ほぼ貸切。最後の頂上直下は足場がしっかりしていた為ザイルはださずに無事登頂。


帰りは雷鳥を見つけ大雪渓の雪遊びを楽しみながら下山しました。




昼前には猿倉へ下山。みなさんおつかれさまでした。