Photo
この夏は、以前から山友達と打合せしていた北海道日高山脈最高峰幌尻岳へ行ってきました。
天気は生憎の台風11号接近‼︎北海道は逸れる予報だが・・・心配です。
実際に8/11(月)北海道の天気は各地で大雨、土砂崩れ警報発令>_<
8/10(日)晴れ→曇り→雨 工程買出し・車移動
8/10(日)夕方にはイドンナップ山荘前入りしていたので大きな影響は受けず快適に出発地点到着するして、そのまま山荘で宿泊する。
*山荘は任意料金800円、かなり手入れされていない無人小屋の為、カビ臭い
8/11(月)終日雨天 工程10:00〜14:10
8/11(月)雨が弱まってくる10:00過ぎに出発。ここから長い北電管理林道19kmがスタート。
ゲートはかなり頑丈に作られており自転車の人は担ぎ上げるか?分解して下を通すか?どちらにしろ自転車アクセスは大変そうです。自分達はゲートをくぐり抜け歩行で向かいます。
林道は未舗装で所々、大雨の影響で土砂崩れが発生しており道が悪い、また林道で標高350m稼ぐので、意外にUP・DOWNが続く、沢伝いに林道は走っており大雨によるダムの放水量が凄くもの凄い濁流になっている。
雨と温帯低気圧の土産で暑さも加わり少し疲れるアプローチになりました。
4時間と少しで、今回の登山基地になる新冠ポロシリ山荘に到着です。
その日は、次の日の晴れを信じて軽く宴会して就寝。
8/12(火)曇り→晴れ 工程5:20〜14:30
幌尻岳アタック日は、雨が止んでおり快適なアタック日になりました。
5:20山荘を出発します。
最初の渡渉場所までオバケフキと笹の藪漕ぎ&今回の大雨で出来たであろう崩落場所を越えて渡渉ポイントに到着します。地図では水位が低いと飛石で渡渉すると記載されているが大雨の影響で増水しており靴を脱いで渡渉します。北海道の水は冷たい>_<足を入れるだけで痛くて沢登り出来る余裕は無さそうです。
渡渉を終えてここから長い尾根登りです、最初の藪漕ぎから急登で一気に標高を稼ぎます、最初の急勾配を登り切ると藪漕ぎも無くなり快適です。途中痩せた尾根が出てきて一瞬スリルがありますがそれも楽しいです(´・Д・)」今回のルートは人気が無いルートの為、登山道が整備されておらず痩せ尾根も足場が崩壊しかけていますが、放置状態です‼︎尾根の樹林帯を登って行くと例年8月近くまで残っている雪渓帯に到着です。しかし、今年は雪が少なかったそうで沢になっていました。
そこから、一気に高山帯のスタートです‼︎本州のアルプスで見る光景が続きます。高山植物も綺麗に花を咲かせ登っていると、癒されます。
所々に大岩が出て来て最後の大岩を過ぎると山頂はもう直ぐです。
山頂稜線に出ると北カールが雲の中からお目見えです‼︎雲に隠れて全体は見えませんが一部ですが綺麗です。
稜線を歩いていると山頂が見えました。ひょっこり高くなっている場所が山頂です、無事にAM9:00登頂することが出来ました。
今回同行した友人は「日本百名山」最後の峰でした。天候は生憎の曇り&強風と厳しい天候でしたが無事に登頂&七つ沼カールも見れました。下山は来た道を引き返しますが、意外に早く下山出来ました。
下山後、新冠ポロシリ山荘で百名山完登祝いのスパークリングワインを頂いて宴会スタートです。
8/13
(水)山間部のみ雨 3:30→7:00
最終日は新冠ポロシリ山荘からイドンナップ山荘ゲートまでの林道歩きです。最初は晴れていましたが次第に雨が降って来ておもいっきり濡れました(笑)無事にゲートへ到着し車に乗り前日に小屋へ来た登山者から仕入れた情報通りに崩壊した車道を人力で復旧させ無事に下山し札幌市内でジンギスカン、海鮮焼きサッポロビールをたらふく頂いて帰宅の途へ着きました。
かなりサバイバル感溢れる山行でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿