ニセコオートルート

日付 2018/04/14~4/16(*) 天候  参加 越野 他1名***、***(投稿) アルバム :越野                


今回以前から山を共にしてきた札幌在住の知人(66歳 男性K.Y氏 無組織)とニセコ連峰のスキー縦走に行って来た。北アルプスに日本オートルート(室堂~上高地)があるのは知っていたが、ニセコオートルート(ニセコアンヌプリ~岩内岳)は初耳であった。この時期はさすがにオーストラリア人の姿は少なかった。このルートは毎年この時期ガイドツアーが盛んな人気ルートとのことである。

4/14  天候 曇りのち雪
    10:00札幌→13:30アンヌプリスキー場→ゲレンデトップより下山→16:00五色温泉

札幌駅からバスにてニセコアンヌプリ国際スキー場へ向かう。計画ではアンヌプリ山頂から北東斜面を滑走して五色温泉へ向かう予定であったが、ゴンドラを降りてシールをつけおえた時点でスキーパトロールと出くわす。山頂にゲートが設置してあるらしく、本日は閉鎖されているとの説明を受ける。比羅夫スキー場からのゲートは開放されているらしいが時間的に厳しいので、仕方なくゲレンデをそのまま滑走し下山となった。下山しタクシーにて翌日の起点となる五色温泉へと向かった。
                                                                        

                   起点となるニセコアンヌプリスキー場
ガスのかかった羊蹄山(蝦夷富士)

4/15  天候 小雨→小雪 
   10:00五色温泉→12:00二トヌプリ→14:00チセヌプリスキー場跡→15:00湯本温泉

予報通り朝からガスが濃く小雨がパラついている。天気も悪いので遅めの出発とする。風はさほどない。視界は20mくらい。

前泊した五色温泉
この日のツアーパーティは我々のみであった。雪質は湿雪でやや重い。縦走なので登りやトラバースに終始する。明日は天候が回復する予報なので湯本温泉に投宿する。

              
                 道路の除雪もまだ進んでいない チセヌプリ登山口付近

4/16 天候 晴れ→雪

5:30湯本温泉~8:00シャクナゲ岳~白樺山~10:00新見峠~13:00目国内岳~14:30岩内岳~15:30岩内~バスにて札幌

今日は午後より小さい気圧の谷が通過する予報が出ているので早立ちとする。視界もよく快晴の中出発する。チセヌプリスキー場跡のゲレンデを快調にシール登高する。稜線に出ると北西風が顔面を刺し冷たい。白樺山まではなだらかな登りが続くため多少の下りもシール装着のまま滑降する。

チセヌプリスキー場跡
ガスのかかったチセヌプリをのぞむ
北緯43度の霧氷 標高は1000mに満たない
無木立ちのシャクナゲ岳 
白樺山より日本海
 
この先目国内岳の登高あたりから予報通りガスがかかりだし、山頂に着くころには吹雪と化し視界は10m程度となりGPSから目を離せない状況となる。目国内岳からの下りも本来であれば5分もあれば湿原地帯まで下れるのだが、シールを装着しGPSで確認しながらのため30分以上を要した。この下りは登り以上に足腰に過度の負担を要し非常に疲れた。
 
 
ガスの中 岩内岳登頂
岩内へ向けて
岩内岳中腹あたりから視界が開けてきたので、シールを外し滑走する。今回唯一快適に滑降したのはここだけであった。下山後バスにて札幌に戻り、打ち上げをして翌日のフライトで帰京した。今回はパトロールとの遭遇や悪天候が続き思ったようなツアーができなかったが、機会があれば再来したい。

0 件のコメント:

コメントを投稿