2020.6.6 源次郎沢右俣 沢登り

日付 202020/6/6(土) 天候 曇り~晴 参加 拝原(CL)、濱野(投稿)

久しぶりに拝原さんとの山行に選んだのは、源次郎沢右俣(1級上)。

7:30戸沢駐車場にて装備を整え出発。駐車場は去年の台風の影響か、かなりスペースが
小さくなっていた。

各滝には看板がありF5(2条10m)・F6(2段10m)・最後のCS10m以外はロープを出す所は
ありませんでした。

                             F5



            F6 看板左から巻けるが、水流左壁からも登れる。残置2つあり。
 


            F8 用をたしてる写真ではありません。キザっているだけです。
 
寒がりのおっちゃんにしては頑張っていました。
 
いよいよ最後のCS10m!右壁に残置多数あり。
 
CSを無事越えて
 
ここから少し沢を詰めて右方面にある源次郎尾根方面へトラバース。
 
 
少し場所がありここで装備をといて靴を履き替える。ここで初ヒルに出くわす。
 
ここから更に東へ少しトラバースして源次郎尾根へ。
荒れた尾根道を戸沢まで駆け降りる!いや、駆けれない・・・
 
戸沢駐車場に到着。
拝原さんが用意してくれた、サーファーばりのシャワーシステムON!
                    H         S    B    S    S
一番風呂は、お父さんから。
お茶碗で水を自由自在に操る。さすが専門職!
 
思いのほか気持ち良い。
HSBSSの購入は拝原まで。
 
源次郎沢には僕らのほかには3人の1パーティーのみ。
遡行の参考タイムは4時間弱だが、僕らタバコンビは一滝ごとに
滝への敬意を表しお線香をあげた為、約5時間30位かかりましたー。
 
 
拝原さん、また行こう。
                                       以上

2020.6.7 弥七沢左俣沢登り~小割沢下降

日付 2020/6/7(日) 天候 薄曇り~晴  参加 長野(CL)、武藤信(SL)、はる、まな、濱野(投稿)

 先週の葛葉川本谷に続き、今回は少しグレードを上げて丹沢の沢登りに。
選んだのは沢下降も選べる西丹沢の2級沢「弥七沢左俣~小割沢下降。

 7:00に玄倉無料駐車場集合。林道を一時間弱歩き入渓点の橋で装備を整え、いざ出発するが
出だしからヒル♪ビビル♪ローリン・ヒル♪
       (by DJ長野)


3~4mの滝を4つ位い登る。


 2段10mの滝に。右壁の薄いクラック沿いか
 水流を突っ張りにてフリーで。ボルダーのま
 なちゃんは滝登り上手いけど、沢二回なので
 念の為、ロープを出して。

 
             


はるちゃんは、水を浴びると活き活きしてきます!
 左右に沢がいくつも分かれる為、GPSで確認
しながら進むが、左俣への分岐を見逃し、その
先(右俣)一個目の滝を登攀後に気付く。
 懸垂下降にて左俣の分岐へ戻る。ここ!?
って感じの小さな出合でした。
 仕切りなおすが時間をややロスってしまった。

 水量が減る変わりに、美しい苔に満たされた滝が続く。
 


                            あ、コダマだ!
  「張りつめた~♪」もののけ姫合唱。

 特に難しい登攀も無く、沢が枯れると共に詰
め上がる。

 大杉山北山稜にある仲ノ俣乗越まで、途中
トラバースする所が少し悪く、長野リードで
ロープを出す。

 無事、仲ノ俣乗越に到着するが、予定時間よりやや押している事もあるが、沢下降の経験も積みたい。5名全員での下降は時間が掛かり過ぎる為、少数精鋭の2名(のぶはる)で小割沢下降、3名(けんまなはま)は大杉山北稜にて下山する事になる。

 大杉山チームは、人の居ない静かな木立の中
を、読図などしながら歩く。
 まなちゃんは、きのこ好き。所々できのこを見つけては、嬉しそうに写真を撮ってた。


                         僕も負けじと、きのこ探し。
                            あっ、見つけた!
   ナガノチョビヒゲノモドキ
   ※触るとチョビヒゲが生えてきます。
        気を付けて☠

  さて、約2時間半くらいで尾根を下り

      無事、丹沢湖畔に到着

         いぇ~い!
     あっ、そのキノコに触ると
     まなちゃんにチョビヒゲが・・・

     
  程なくして、小割沢下降組も無事、下山。

  梅雨前の貴重なお天気の中、他パーテー
 もおらず、のんびりと沢を堪能できました。
  新人のまなちゃんも、楽しめたようで何
 よりでした。
                  おわり



西丹沢 西沢 本棚沢 本棚登攀

日付 2020/5/30(土) 天候 晴れ 参加 (CL)(投稿) 相原、穴井、久野
登攀時間3時間30分くらい
西丹沢には棚という名前がついてる大滝がいくつかある。
雨棚、地獄棚、涸棚、下棚、本棚
去年下棚を登ったから今年は本棚を登りたいな~と考えていた。
少し時期は早い気がするが淋しがり屋3人で登ってきました。
西丹沢ビジターセンターに車を停めて出発。
当日はキャンパーやハイカーの大勢が休日を楽しんでいた。
畔ヶ丸への一般登山道を30分くらいで本棚へ到着。
数日雨も降ってないから水量は多くないと思っていたが結構多い。
本棚70m1p久野2p穴井3p相原の順番でスタート
1p目は多分40mくらい。右端から登る。最初10mくらいはノーピン。ハーケンをうつが全然効いてない。カムも使ったがほとんど気休め。
しばらくすると残置がいくつか
でてくる。岩のホールドはまずまずだが不安定の物もあり、岩は途中からツルツルで
ちょっと怖い。テラスの終了点でピッチを切る。
テラスは大人3人がギリギリたてるくらい。水量が多くずっと水を浴びて寒すぎる。
2p目10mちょい。
右壁から不快なルンゼへ登り終了点へ残置はあるが不安定な物もあり

マイナスイオン浴びまくり
3人寒すぎて生まれたての小鹿状態
3p目15mくらい
とっても悪いと聞くピッチ。出だしは階段状でガバホールドだがぐらつく物が多い。悪絶とは感じなかったがそれより水流の滝行がしんどかった。右上し水流沿いのリッジへ
最後のリッジ
残置は少なく信用できない物もあり最後の抜けが細かくて難しかった。
f2が見えたときはほっこり。
後続も無事登り登攀終了~
懸垂2pで取りつきへ戻る。
帰りに下棚を見学。今日の山行で何気ない日常や山行、他愛もない仲間との話がとっても幸せで有難い事だと気づかせてくれた。時間はかかるかもしれないがこの先も会のみんなでワイワイ仲良く山に行きたいなと思いながら帰路についた。











2020/3/29阿弥陀岳南稜

日付 2020/3/29(Sun) 天候 雪→くもり 参加 信(CL)、遥(投稿) アルバム :
コースタイム:
舟山駐車場630-南稜取り付き-立場岳930-P1 1130-P2 1150-P3 1200-P4 1420-阿弥陀岳1430-御小屋尾根-舟山駐車場1830

今日は首都圏でも雪が降る予報.
山も雪だ!と4月の北アルプスに向けて阿弥陀南稜を計画した.



雨中の湘南を出発,気温が低くないので少し不安になる.
小淵沢までは雨だったが,インターを出る頃には雪が降っていた.

舟山駐車場はすっからかん.
バリエーションルートのはずなのに南稜はこっちと標識がある林道を30分くらい歩き,右の明瞭な道に入る.
前日の雨?で泥水が流れる沢の渡渉は今日の核心だ!とこのとき思ったのは甘かった.



これで南稜取り付きを過ぎてしまい,適当に尾根の横腹から這い上がる.

水分の多い雪で早々にびしょびしょになる.
そして,標高が上がるごとに踏み抜きが多くなり,その深さは腰まですっぽり埋まるほど.
P1に出るまでにだいぶ時間を喰ってしまった.
ずっと先行してくれたリーダーがんばった!



P1らしき岩が見えてきたあたりでアイゼン,ハーネスなど装備を付ける.

P1
左を巻く

P2
左側,へっこんだところを登る



P3岩峰の下まで左にトラバースする.
雪は止み一瞬だったが陽が差して気持ちが良かったなあ
ルンゼへのトラバースが悪そう&残置支点が見つからなかったので,(ぱっと見)簡単そうなP3を直登しよう!とリーダーが判断する.




P321P35m
近くの岩にビレイ点をつくる.
でだしからランニングが取れず茅ヶ崎のハーケンのワッペンでも打とう泣
と思っていたそのとき
錆びたハーケンがキラキラ輝いて見えた.



その先もランニングは取れずイボイノシシがあれば良かったと思う.
2段目下部のハーケンでやっと気が休まるが登り始めはたっていて踏み出しにくかった.
左上のリングにロックオンし,岩を抜けたら木でピッチを切る.

あーこわかった!!!



少し進むとルンゼのルートと合流し,その先には大きいP4が見える.
さすがにこれは登らない‥

P4
左を巻く




山頂直下の岩を右に少し巻き,ダイレクトに山頂に抜ける.



太陽は隠れているが無風の山頂で達成感を味わう.
1月よりも雪が積もっていて阿弥陀の"阿“を記憶を頼りに掘り起こす.



今回,岩登りはないという計画からカムやハーケンなどの道具を持たなかったことは失敗である.
長い御小屋尾根の下山中は良い反省時間になった.

P3もダブルカツカレーもノックアウトし今日も大満足だ!
リーダーありがとう!