2018.12.27-28_錫杖左方カンテ&注文の多い料理店(敗退×2…)

日付 2018/12/27-28 天候:曇り/雪 参加:久野(CL&投稿)、瀬沼

当初屏風や明神あたりの壁でもと思っていたが天気の予報が悪く、ひよってゲレンデの錫杖に行くことに。

12/27:槍見駐車場6時ークリヤ谷岩小屋8時ー左方カンテ取り付き11時ー3P目終了15時半(敗退決定)ークリヤ谷岩小屋17時

岩小屋にテント設営後、少しまったりした後、岩小屋上の斜面をやや左上しながら進み2&3ルンゼにつきあたり、左へトラバース。アプローチから3ルンゼ近くまではトレースがあり、それ以降は時折膝までの雪。

1P目(Ⅲ、久野リード)取付、写真の頭上に見えているネットに落ちていたブログの写真にあった灌木が目印になった。1P目はまぁ簡単。

2P目(Ⅳ、瀬沼リード)、写真ないが、小さなチョックストーン的な部分が割と立っていて、フリーで抜けるにはずいぶん悪く感じた。


3P目(Ⅴ、久野→瀬沼リード)、久野がリードも突破できずに瀬沼さんに代わってもらう。小テラスにあがった後に右へトラバースすることがあったのだがそこに気づかなかった。上写真はトラバースに気づけず格闘しているところ。

3P目フォロー、結局瀬沼さんが残置ハーケンにスリングあぶみで突破してくれるもフォローなのにテンションいれる始末・・・。相当悪く感じた、リードの瀬沼さんに感服。


3P目終了時点で15時半を回っており、敗退。。。人工すれば登れたかもしれないがとにかく実力不足で時間かかりすぎた・・・


12/28:クリヤ谷岩小屋5時ー注文の多い料理店取り付き8時半ー1P目で敗退10時半ークリヤ岩小屋12時ー駐車場14時半

1P目(Ⅳ、久野リード)、ルートはあっていたはずだが、階段状フェースの雪を払うもスノーシャワー頻発ですぐに岩を隠される。カムやナッツがきかせれない箇所もあり、傾斜のゆるい岩に引っ掛けたバイルやアイゼンの効き具合が不安になり、ハーケンを使ってしまった。。イボイノシシは持ってきていたが、やはりトライカムも必要だった。

1P目終了点を見つけることができず、この感じだととてもじゃないが明るいうちに抜ける事はできず相当大変になると判断し、かなり早い時間にも関わらず敗退を決定してしまう。。。写真は敗退下降中の北沢であるが、頻繁に小さな雪崩が起きており、降雪後は少し注意が必要かな。

また27日の夜に結構な降雪があり、注文の取付きまでは胸ラッセルもあり、時間がかかってしまった。

冬壁の理解、実力不足により敗退してしまった。ここまで時間を要し、力不足で敗退したのは久しぶりだった。次回以降これを活かして臨みたい。プロテクション取れない中でもバイル、アイゼンの効きを信用して立ちこむなどの経験がもう少し必要かなと感じた。支点の構築に関しても数を減らす、信頼性を高めるなどの工夫が必要かな。

次はどこで修行しよう。


2018.12.22-24 黄連谷右俣アイスクライミング

日付 2018/12/22(土)-24(月) 天候 晴れ・霙、 参加 宮崎(CL)、塚越

 22日 10:00駐車場発→15:50五合目テント場着
 23日 4:00五合目テント場発→六丈沢下降→6:10坊主ノ滝上→6:50奥千丈滝→9:40奥ノ滝→13:00山頂
 24日 下山

クリスマスの連休は、黄連谷に行きました!この時期の黄連谷は4年連続。
今回も成り行きで決まって、結果としてずっと登れていなかった右俣を登れてしまったという感じでした。


アプローチの黒戸尾根は、来る度にもういい加減これで最後にしようと思うくらいにキツく、重荷を背負っての山は久しぶりなので、私はしょっぱなからバテバテでした。五合目のテント場に着くまでに、コースタイムの5時間以上かかってようやく到着。
前の週に右俣登った記録がネットに出てたからか、既に何張もテントが張ってあり賑やか。

23日のアタックの日は、4時出発。周囲のテントのクライマーも、皆同じころにテントから出てくる。
五丈沢を下降するパーティもいたが、私達はいつもの勝手知ったる六丈沢から。
今回は運よく坊主ノ滝上に出るトレースを見つけられた為、時間をだいぶ節約できました。(坊主ノ滝も氷結良好で登れた模様。)

その先の滝は時間節約で左岸雪壁を上がる。
二俣を越えると、写真で見覚えのある氷の回廊が。(この辺が奥千丈の滝だったのかなぁ)



ナメの連瀑帯は、結構雪で埋まっちゃてましたが、それでも冬に来るのは初めてだったので、見ごたえありました。
よく右俣の氷の回廊はスリップ厳禁とか言われますが、雪もあるしそれなりに凸凹してて、滑っても 止まるかなぁという印象でした。

この辺りまでは、右俣を登っているのは私達のみで貸し切り。
そして、アイスクライミングのセクションが過ぎ、いつの間にか雪が深くなる…。
最初の方こそ、前日に入った人のトレースがありそれに助けられましたが、そのトレースも風に消され、段々とラッセルが深くなる。


奥の滝(写真)は、ネットの記録で見ると立派に凍ってる写真も出てきますが、今回は全く凍っていませんでした。
写真の奥の滝2段目の左端を、塚越さんがドライで登ろうとしましたが、スクリューしか手持ちがなくプロテクションが取れないので止めていただきました。

その後もラッセルが続く…。
この辺りまで来ると、後続パーティが追い付いてくる。
若手の男子数名に、某大学山岳部員が、とても心強い。



途中、スラブの岩場っぽいとこのみ唯一ロープを使用し、後は みんなで交代で果てしないラッセルを続けること数時間。
ついに見覚えのあるハイマツ帯が出てくる。
(そういえば…何年か前に黄連谷の沢登り行った時に、山頂直下にハイマツあったなぁ。懐かしいなぁ。)
なんて、考えていると山頂へと続く登山道に出れました!


稜線は風雪強く、実は心折れかかりましたが、ちゃんとピークを踏んで記念撮影!
その日の夜は、クリスマス山行という事で、牛タンのバター焼きを食しました。


アイスメインなら左俣!なのでしょうが、山頂までダイレクトに行ける右俣は、長いし、ラッセル深いしで、
終わってみれば登りごたえは左俣以上だったと感じました。降雪あればすぐに埋まっちゃうので、時期を掴むのも難しいしね。

ご一緒いただいた塚越さん。一緒にラッセルしていただいた方々。
どうもありがとうございました。

2018/12/22-24 鳳凰三山(薬師岳、観音岳、地蔵岳)

日付:2018/12/22-24  天候:雨-雪-晴れ 
参加 :武藤(末)(CL)、伊三雄、高橋、渡邉、中西、濱野、冨澤、安波(投稿)
アルバム : https://photos.app.goo.gl/DJftQ59jvX5QEk5TA

この三連休の予定は白峰三山縦走のはずだった。雨の中奈良田へ集合。「本当に登るの、、、」という空気の中雨が通り過ぎるのを待ってみる。そんな中お隣の車は出発、すぐに引き返してきた。聞けば、ゲートの先(開運ゲートと言うらしい)ですぐに通行止めとのこと。奈良田~広河原、奈良田~大門沢小屋ともに橋の流出、土砂崩れのため歩行者も通行止めとなっていた。ひっきりなしに工事車両が行き交っていた。相談の末、大量の食材を山中で消費すべく、2泊3日鳳凰三山へ転身決定。

【行動時間】
1日目:奈良田(7時)-夜叉神の森(12時)-杖立峠(14時半)
2日目;起床(4時)-杖立峠(6時10分)-苺平(7時20分)-薬師岳(9時20分)-観音岳(9時50分)-地蔵岳(11時10分)-杖立峠(16時)
3日目:起床(5時)-杖立峠(7時40分)-夜叉神の森(9時)

***1日目 天候/雨のち晴れ

夜叉神に着く頃には雨が上がるか、と思いきや残念。小雨の降る中出発。暖かい、、、不安なくらい暖かい、、、ってか雪でなく雨が降ってるって、、、

夜叉神峠小屋付近でやっと雪を見ることが出来たのもつかの間、すぐにまた夏道に。思わず半袖になってしまった。

雪がなさすぎて水がとれない。15時を目安に行動、14時半杖立峠にて雪出現!少し先まで偵察するも、また雪がなく。早めだが雪があるうちに幕営決定。雪が薄い、、、上1cmくらいをそっとすくって雪を捨て、2cmくらいの白っぽい雪をそっとビニール袋へ入れる。地道に雪を集め、溶かし、濾すこと2時間以上。
今日の夕食は鍋!半日かけて8人分の食事を準備してくれた武藤さん、ありがとうございます!

***2日目 天気/晴れのち雪~雨

今日はテン場から三山をピストン。幕営が結構下の方になってしまったので、本日の工程コースタイムは12時間。目指せ10時間!でヘッデンスタート。空荷とはいえなんだか重たい。標高2400mくらいからは雪あり。

樹林帯を抜ける頃から雲があがってきた。視界は悪くなってきたけれど、なんか楽しい!

 1年ぶりの登場、高橋さん!会社でハムスターをやっているらしい。今日は久々にケージから出られた様子。元気いっぱいでした!お口も相変わらず元気です。

 薬師岳登頂!

 観音岳へ向かう稜線。風が強く何度か吹っ飛んだ。

 観音岳登頂!地蔵岳を目指しこんなに下るのかというくらい下っていく。

 やっと冬山の雰囲気になってきた。
 
 地蔵岳登頂!寒いので早々に下山開始。オベリスクが見られてよかった!!!登るのはまた今度。三山を再度踏んでテン場へ戻る。地蔵からの登り返し、苺平からテン場の長さがこたえた。天候は雪。暖かいので心配なのはこれが雨に変わること。案の定標高が下がると雪はみぞれ、雨に変わっていった。こうして低体温症になるんだろうなぁ。南御室小屋の東には南アルプスの天然水が湧いているので下山時に汲んでいく。(伊三雄さん以外)

今晩はおつまみ禁止にして大量のシチュー。伊三雄さん&高橋さんコンビ復活!二人とも一緒に山へ行けたことが嬉しくて仕方がないといった感じ。とても賑やかで楽しい夜を過ごせた。高橋節は健在でした。

いろいろフォローありがとうございました!ほんの気持ちです。
よく嗅ぎよく眠れ!
 
***3日目 天候/晴れ

 メリークリスマス☆楽しかった三日間も終わり今日は下山のみ。

一番景色が良いのはここでした。

会員が増え、新しい顔ぶれで山に行くことが増えました。楽しいことが増えました。そんな中、ベテラン3人がいることはとても安心感がありました。賑やかで楽しい三日間ありがとうございました。またよろしくおねがいします!

***おわり***

2018/12/10 裏同心ルンゼ

日付:2018/12/10  天候:晴れ  参加:阿久津、安波(投稿)
アルバム : https://photos.app.goo.gl/rdio5dT4y4cQFU9W6

2週連続の裏同心ルンゼへ行ってきた。滝が埋まる気配はまったくない。雪は溶け、冬靴ではさらに歩きにくくなっていた。平日にもかかわらず先行パーティーあり。各ピッチで順番待ちとなった。
【工程】
美濃戸(7時)-赤岳鉱泉(8時半-9時)-取り付き(9時半)-F5(13時半)-大同心稜下降開始(15時)-赤岳鉱泉(16時)-美濃戸(17時)

F2 55m(60mロープ使用)
今年の台風の影響でだいぶ地形の変わった北沢からアプローチ。悲しいくらい雪がない。先週と比べても雪がない。河原のアイゼン歩行に骨が折れた。先行パーティーを待ち阿久津くんリードにてスタート。

先行ソロ

F2終了点より。先行パーティー待ち。
ここでまさかの・・・20代男子を拾いました(笑)ソロ男子のロープは棒ラーメンの如く固くなり、アッセンダーが効かなくなりそうな状況。そんなわけでソロ男子を吸収、F3からは3人パーティーの登攀となった。ここから駐車場までご一緒に。

F3
シャバシャバ水滴が滴っていた。スクリューを打つと水道の如く水が出る。

F4~F5
F4のナメからF5へ。ここはつなげて登った。F4出だしの氷が溶けており、足場が無くなっている・・・ちょっと繋がってませんけど。。。F5は前回よりも岩の露出が少なく、真っ直ぐなラインで登攀できた。阿久津くんには水道管工事を続けてもらっている。

大同心基部への幻の滝
F5終了後すぐ右に幻の滝あり。(例年はすぐに埋まるため)日陰で寒くやっと締まった氷の感触を楽しめた。

積雪皆無の大同心基部を登り大同心稜へ。いくつか踏み跡があるが、基部に近いほうが登りやすい。雪がついていれば関係ない気もするが。

ぬかぬかで歩きにくい大同心稜から下山。アイゼンはすぐに外したが、滑ってさっぱりスピードが上がらないため、アイゼン再装着。ドロドロになりながらの下山。

雪山になるのはいつの日か。
阿久津くん、誘ってくれてありがとうございました!またよろしくお願いします。

おわり




2018.12.16 茅ヶ崎山岳会雪上訓練

【日付】  2018/12/16(日) 
【天候】晴 
【メンバ】
  久米(CL)    瀬沼(SL)   武藤末 塚越 竹沢 伊三雄 宮崎 阿久津   永田氏 渡邉
 河野宰 中村 Dr. 鈴木 武藤信 拝原 市川(投稿) 長野 中西 
【行程】
   湘南地域出発05:00頃〜谷川ロープウェイ駐車場08:30集合〜3グループに分かれて雪上訓練(久米、竹沢組は合流、〜西黒尾根の途中の斜面にて。武藤組は〜マチガ沢付近にて、後一ノ倉沢偵察)〜15:00下山


【訓練内容】
1、歩行訓練(キックステップ、ラッセル歩行、急斜面の下降、アイゼン歩行)
2、耐風姿勢
3、滑落停止訓練
4、スノーバーのセッティング方法
5、スタンディングアックスビレイ
6、スタンディングアックスビレーから借り固定~フリー
7、ビーコンの使い方と捜索

雪上訓練に行ってきました!
茅ヶ崎を出発し、ワクワク⁈の初めての雪山、初めての雪上訓練に参加します…!!
高速に乗って、圏央道は空いていてスイスイでしたので2時間程で谷川岳付近に着きました。コンビニに寄ると他の車の会の皆さんとも合流、食べ物を購入し谷川ロープウェイ駐車場へ。準備を済ませます。雪の具合を偵察に行ってくだった人を待ちます。ロープウェイに乗らずに周辺にて訓練可能とのことでしたので皆で移動します!

久米CLが本日の説明をしました。グループに分かれて訓練開始です!
久米組、竹沢組は近いところで歩行訓練から滑落停止をします。

滑落停止できるところまで歩きます。
滑落停止できそうな斜面を見つけて、まずは見本を…体の前でピッケルを持って右手で雪上に刺して左手は引きます、これを体から離さないでやります。背中で滑ってクルッと回って上記の動きをしますので…素早い動きが必要です。大変!何度も練習します。
一通りやると斜面は雪がなくなり土肌が、、笑



荷物置き場に戻ります。
スノーバー?の説明です。縦に刺し固定する方法と横に埋め固定する方法のレクチャーです。埋めた後は山側の雪を被せます。ロープの筋も掘っておきます。セルフビレイができます。


ハーネスをつけて!
荷物を持って西黒尾根の登山道に移動します。道の途中の斜面でスタンディングアックスビレイをできそうな場所を発見します。
久米CLが準備を始めてくれています。
滑落場所の為の坂を滑って固めます。
ビレイ役は上着と手袋を変えます。破れるので。
準備が完了し、説明タイムです。
ビレイ役と滑落者役がいます。ビレイ役は、ピッケルにスリングを通し環付きカラビナを付け、ロープを通します。スリングを踏みます。ロープを体の脇から逆の肩に掛け両手で両側のロープを持ちます。準備はOKです。滑落者役がソリに乗って「落ちます!落!」との掛け声とともに落ちます!ビレイ役がロープを持つ手を握り停止するのですが、このときに少しロープを流してから止めることと(制動確保)、姿勢を直立に保つことが必要です。いきなり止めると負荷が大きくなり、グニャンとした姿勢だと止まりにくいです。
※飛ばされます。
さぁ皆で交代しながらやってみます。何度もやります。



難しい…!慌てて急に止めると落ちてる方もビックリ!急に止まります…。直立直立!
童心に帰ってソリもたのしい。。
中上級者向けの、スタンディングアックスビレイから仮固定です。手順が多くて複雑です!
何名かやってみます。真剣です。


最後の訓練、ビーコン探索です。ビーコンを用意して、一台を隠して他の台で探索します!一回目は鈴木Dr.のマムートが一番乗りで発見しました!二回目は信さんが会のビーコンで発見しました!三回目は、、あれ?見つからない!みんな探しますが見つからないので取り出してみました。「?」。
ハプニングもありつつビーコン探索も終了!

片付けをして下山します。
雪にも触れられ、良い経験を積むことのできた雪上訓練でした!
久米CL始め、みなさまお疲れ様でした!これから雪山のシーズンになりますが、安全に(^-^)/