20160109 1DAY登山:八ヶ岳 阿弥陀岳南稜~阿弥陀岳と赤岳登頂


天候:曇りのち晴れ
参加 :水島伊三雄(CL)(投稿)  斎藤輝彦
アルバム:https://picasaweb.google.com/110771324764284100517/20160109


【行程】
舟山十字路5:25-旭小屋-南稜の背(2000m)-立場岳-青薙ぎ--無名峰-P1-P2-P3基部
-P3頂稜-P4基部-10:10阿弥陀岳山頂10:20-11:55赤岳山頂12:05-13:15阿弥陀岳山頂13:25-御小屋山尾根-15:55舟山十字路⇒下山

山岳会の正月合宿は、塚越CL,高橋SLの強力メンバーの下、槍ヶ岳横尾尾根~槍ヶ岳登頂を7名でアタックし大成功に終わった。
僕も参加したかったが、今回も家族との調整がつかず参加できなかった。
でも、雪山が恋しくて阿弥陀岳南稜を計画した。
当初は、一人での予定だったが、斎藤君も参加することになりより楽しい山行になった。
阿弥陀岳山頂に着いたとき斎藤君が『冬季の赤岳に登ったことがないので踏んでおきたい』との要望があり、阿弥陀岳山頂まで予定以上に早くついたので赤岳にもアタックした。


5:25 船山十字路出発。
駐車場にはまったく雪がなく、ノーマルタイヤでも来れてしまう感じだ。今年は異常である。









南稜尾根の途中からやっと雪が出てくる。













P1,P2が見えてくる。

木々には、海老の尻尾が・・・
凍傷の指が少し痛い。
山岳会のみんなからプレゼントされたブラックダイヤモンドの高級手袋が指と手を守ってくれる。









天気がどんどんよくなり、空の青と氷のついた枝だがきれいだった。

P3の核心部、雪が中途半端についていてちょっと緊張感がある。
お互い、フリーソロで登る。











天気の回復とともに富士山も現れました。

10:10 阿弥陀岳登頂
僕たちよりも先に阿弥陀岳南稜を一人で登ってきた山ガールに撮ってもらいました。
彼女は、その後、お小屋尾根から下山して行きました。








予定よりも早く阿弥陀岳に到着できたので赤岳にもアタック開始。




11:55 赤岳登頂。
正直、めちゃ疲れた!
ここまでほとんど休憩なし。






13:25
阿弥陀岳に戻り、御小屋尾根を下山。


 



夏にも御小屋尾根下山したが、この季節は雪の恩恵を受け、夏よりも楽に下れるのではないかと思っていたが、今年は雪が少なく返って雪が悪影響となった。

15:55
船山十字路に到着。
充実感のある楽しく素敵な登山ができました。
















2015/12/19-20 南八ヶ岳縦走(硫黄岳~赤岳~阿弥陀岳)

日付 2015/12/19-20 天候 晴れ 参加 武藤(CL)、吉野、渡邉、安波(投稿)


【行動時間】
1日目:美濃戸(8:10)-赤岳鉱泉(10:00)-硫黄岳(12:00)-横岳・奥ノ院(13:50)-赤岳展望荘(15:00)
2日目:赤岳展望荘(7:40)-赤岳(8:10)-中岳-阿弥陀岳(10:00)ー行者小屋(11:20)-美濃戸(13:00)


~Christmasは八ヶ岳で...~
某雑誌の特集に、似たような記事があったような・・・なかなかシュール。実践しようじゃないの!
今回は初心者雪山ということで参加。南八ヶ岳縦走に行ってきました。あれ?実際初心者はあたしだけ・・・(^^;あたしのためのような山行で申し訳ありません。先輩3人+初心者1人、なんとも贅沢な山行ですm(__)m


【1日目】

美濃戸まで車で。出発!


赤岳鉱泉から15分。雪がない・・・


硫黄岳稜線手前にて
これが冬山ってやつ!?ヤミツキになりそうです(**;


明日登頂する予定の赤岳。
横岳~阿弥陀岳の縦走路がよく見える!モチベーションも↑↑↑
しかしこんなに歩けるのかな・・・自分もよくやるよな・・・と内心思う(^^;


硫黄岳(2760m)


アイス組とばったり!ここは街角か(笑)再会の一コマをパシャッと!
小同心クラック登攀後、横岳→硫黄岳へ下山中の茅ヶ崎パーティーと。
横岳手前、鎖が出てくる前にストックをピッケルへ変更。慣れないあたしはマネをしながらピッケルを右へ左へ持ち変える。。。


横岳(2829m)


ナイス!ザックの色!
鎖場も続くので、ここは左手に鎖、右はピッケルをきかせて。しっかり立てるので、特に不安な感じもなく通過。


赤岳展望荘にてクリスマス会
どこのお宅ですか?って感じの写真になってしまいました(^^;シャンパンで乾杯☆これが山小屋だからすごい!炬燵にホットカーペット、お湯も使える!おとぅちゃんは炬燵でお昼寝(笑)


SUNSET
阿弥陀方面へ日が沈む。風が強くてさむい寒い。。。でも見たい!ほぼほぼ一人で鑑賞。一日を振り返る。

【2日目】

SUNRISE
この瞬間、何とも言えない。感動を分かち合ったのは・・・知らないおじ様でした(^^;
「太陽ってすごいですね・・・」「うん・・・」


赤岳と赤岳展望荘
ナイス立地。冬季は何日も閉じ込められてしまうこともあるそうな。


赤岳(2899m)


中岳のコルにて
2週間前には展望ゼロ。富士山見えたのね~!登ってきて急にこの景色がひらけたら!たまらんな~。えりちゃん、こんな感じだったよ!
阿弥陀への登りは結構悪い。はしご&岩&雪です。ムトウさん曰く、八ヶ岳の一般道で一番悪いかも?とのこと。


阿弥陀岳(2805m)


横岳~赤岳の縦走路をバックに


北岳
今年は目指せ北岳バットレス!!!


御小屋尾根方面。通年腰ラッセルとのことだが雪はない。
阿弥陀岳から中岳のコルまで下れそうという判断で、行者小屋経由の下山へ変更!ガイド登山?と思しき方々はロープを出していました。阿弥陀北陵から登頂するパーティーも!このロケーションでのクライミング、うらやましい!そしてアルパインへの思いはさらに強くなるのでした。。。


コルからの下り、散々転んでしまい反省・・・いい場所でムトウさんに滑落停止のプチレクチャーをしていただきました。「滑落停止で止まるような場所は、そもそもまずは転ばない」。。。まずは歩き方からです。

 今回初めての冬山縦走でした。天候にも恵まれ最高でした!はじめてよかった!!!歩き方、ピッケルの扱い方、見よう見まねでやってみてはいるものの、なかなか自分のものにはならず。これからも修行します!今後ともお付き合い下さいませm(__)mご指導ありがとうございました!
 

黄蓮谷左俣(アイスクライミング)

日付 2015/12/26(土)~28(月) 天候  参加 渡邉(CL)(投稿)、塚越、宮崎、穴井
 Photo Commnent

先週状況が悪そうだったから中止になっため再度今回計画し黄蓮谷に挑戦した。
駐車場7:45~刃渡り11:35~六丈沢13:21~14:08七丈小屋


安全祈願して


長い黒戸尾根を上る



六丈沢下降点。石碑が目印です。みなさんお間違えなく!



15~16時頃 小屋に右俣にソロで入った人がやってきた。
話を聞くと踏み抜いてドボンしてしまったそうな。
ザックで浮いたとのこと。
靴下まで凍り付いていて、感覚ないそうでその方の凍傷が心配です。

時間のかかからない左俣を検討していたが、この時点で左俣行きは確実に。
左俣は十分上れたとすれ違った人や小屋であった他の会の方からも聞けました。
次の日に備え早めに寝て
6:15七丈小屋出発

6丈沢は右岸→広い所にでたら左岸→坊主の滝上というのが事前情報で聞いていたが、左岸が意外と悪くロープを出したと他の会の方から情報を得て素直に右岸→坊主下に行くことにした。







坊主の滝8:00
塚越さんリード、その他はタイブロック等で抜ける。



二俣分岐9:00
少しわかりにくい。



9:25 30mチムニー滝
塚越さんフリー、その他は渡邉リードでロープ出して抜けた。



10:30 50m滝各々フリーで慎重に抜けた



10:50 20m滝 右が正解



11:15 60m大滝
塚越さんリードで。










2ピッチ目渡邉リード
修行不足で全員が終わったのは15:00になってしまった・・・
反省・・・





時間切れで最後の滝は巻くことに・・・



あとはラッセル



とにかくラッセル!先頭で頑張るコ○ツのショベルカーのような穴井くん!






稜線に出たのは17:30になってしまい。小屋には18:30ごろに到着。



翌日はのんびり下山
のんびりし過ぎてボケジジイ渡邉は小屋にヘルメットを忘れ6合目から往復することに(^_^;)




7合目まで意外と距離あるので5合目からでもいいようにも感じた。
先で楽するか後で楽するか?
無事黄蓮谷左俣下山しましたが、今回は反省も多く、今後より精進して参ります。