20131015 裏丹沢 大滝新道~蛭ヶ岳~市原新道

 天候  晴れ 参加 (CL)橋元 (CL)岡田 梅田 丸島 鈴木(慎) 伊三雄

写真:https://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums/5934368496353673121?banner=pwa


9月度月例山行



報告:伊三雄
9月の月例山行は、橋本さんと岡田さん担当で今回の計画を進めてくれました。
僕も33年登山をやっていますが、このルートは初めてでした。
計画から地形図の準備や会員への呼び掛けなどご苦労様でした。
7:10に早戸川林道を末端まで詰め、ここで登山準備開始。
7:35出発。円山木沢へのアイスクライミングでは、何回もここまでは入っているが、ここから蛭ヶ岳を目指すのは初めてで、結構楽しい。
途中、廃屋になった立派な小屋があったり、渡渉があったりで飽きることがない。

大滝までの赤布や道案内もしっかりついていて、迷うことなく大滝までゆくことができる。
大滝は、70m~80m近くあり迫力があり美しい。

大滝を高巻くと、本日の第一目標の大滝新道である。
入口には、お皿があり大滝新道入口とあった。

ここでみんなで地形図とコンパスを出して自分たちの目指す尾根の方向を確認し、コンパスを合わせる。(地形図とコンパスを使うのが初めての人もいたので使い方について説明する。)

要所要所に赤布があり、迷う心配はないが最初の登りはかなり急登で落石も多く、注意が必要である。
この急登をやり過ごすと尾根はなだらかになる。
ここで地形図とコンパスで現在地の確認と進む方向を確認する。
コンパスの示す方向には、しっかり赤布があり、安心して進むことができる。
 

自然林の中を気持ちよく進んでゆくと秋の気配が感じられる赤や黄色の葉が少しだが出てきた。
気持ち良い汗を流し、時々地形図で方向を確認し、緑色の登山道をゆっくり進んで11:30に稜線の登山道に飛び出す。

ここから1時間、登山道を蛭ヶ岳目指し登る。途中、キキョウが綺麗だったので撮影。


12:30蛭ヶ岳の山頂に到着みんなで握手を交わし、お昼ご飯にする。
食事とトイレを済ませ、山頂で記念撮影をし、13:30蛭ヶ岳山荘の裏から市原新道を下山する。
この尾根は、大滝新道より迷いやすい。
下山前に地形図とコンパスで方向を確認し、直線上にある1352mのピークにコンパスを合わせ出発。
蛭ヶ岳直下は、尾根が広く方向をしっかり示しておかないと市原新道を見失う危険がある。
前もって調べていた通り、市原新道の証である牌が出てきて一安心。

市原新道にも赤布があるが、あちこちにあり、あまり信用できない。
コンパスと地形図を頼りにコンパスで合わせた1352mピークに到着。(14:00)
今度は、雷滝にコンパスを合わせ出発。
雷滝手前には、市原新道入口のお皿があり、予定通り下山したことを確認できました。

15:15雷滝に到着。
雷滝は、水量が多く大滝よりも迫力があるように僕には思える。


雷滝からは、沢沿いの登山道をくだり、雷平で行きに通った道に合流するのでひたすら来た道を戻る。16:30明るいうちになんとか車までたどり着き終了。
今回の月例山行は、僕以外の5名が初めての蛭ヶ岳登頂であったことと地形図とコンパスを使っての登山ができ、充実感のある楽しい山行でした。
 
 

報告:鈴木(慎)
出発前に全員で地図とコンパスの使い方を伊三雄さんの講習を受ける。

その後出発し、しばらく林道を進んでいくと渡るのが心配な橋などスリリングな道が続く。
そしてついに渡渉が必要になり裸足になったが、他のメンバーはシグマに履き替えたり、
伊三雄さんはビニール袋を靴の上から履くという技?を使い進んでいった。
川の水はやはり冷たく、素早く渡り進んでいった。
3回ほど渡渉をして大滝までたどり着き、その迫力に圧倒されながらその場を後にした。
その後は急登があり滑らぬよう苦労しながら進んでいくとなだらかな道が続き、地図とコンパスで場所を確認しながら進んだ。

そしてようやく登山道にたどり着き、ホットしたところで昼食の提案があったが水島会長の一声で
蛭ヶ岳の山頂で昼食に決まり、そのまま進むことになった。
登山道をそのまま進み山頂に到着後、待望の昼食をとり休憩後下山となった。

下山時の道もまたはっきりとした登山道ではなかったので地図とコンパスを確認しながら進んでいたが、予定のルートから外れていたため登り返したこともあった。地図を見るタイミングやコンパスの使い方について知らないと迷う恐れがあると痛感した。

雷滝に到着しその水量に圧倒されしばらくマイナスイオンを浴びてから出発した。
そこからは沢沿いの道を進み途中4回ほど渡渉が必要な個所があったが岩と岩を飛んだり伊三雄さんのビニール袋を借りたりしてなんとか靴を脱がずに進むことかできた。後は来た道を戻り無事に車までたどり着いた。

迷ったら遅くなるかもと言われていたので心配していたが明るいうちにたどり着くことができた。
今回の山行では目標にひとつであった蛭ヶ岳に登れたことと地図とコンパスの使い方を実践的な勉強ができとても充実したものでした。



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